金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

それでも冬が好き

  1. 2018/01/14(日) 18:44:35_
  2. 金亀のひとりごと
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寒いよー。

ただでさえ気温が低いこの冬、
我が家はさらに寒いことになってる。
秋に、集合住宅の三階から、同じ集合住宅の一階に引っ越したのだ。
いやはや、一階がこんなに寒いとは。
これまで住んでいた三階は、日当たりがよくあったかだった。
南側のリビングにいるときは、早朝の二時間くらい暖房入れれば、あとは
一日中暖房なしでいられたのだ。
今は、「えっ、朝晩暖房つけなくちゃいられないなんて!」とびっくりする始末。

困ったことに春が待ち遠しい。
いや、別に困らなくてもいいんだけどね。
わたしはずうっと、「冬好き、寒いのが好き」でこの30年過ごしてきたので、
寒いのがキライでは自分のアイデンティティとやらがぐらつく。

そう、寒いときに寒いところへ旅行するのも好きだった。
真冬に、信州やスイス、はてはアラスカに行ったりしていたのだ。
極寒の地に生きる野生動物が好き。
グリーク(ノルウエー)やシベリウス(フィンランド)などの、寒い国の作曲家の音楽も好き。
雪が降ると、子どものころからずっと、テンション上がりまくる。

それが今ではどうよ。朝、布団から出るのにも気合がいる。

それでも、朝の散歩だけは続いている(えらい? ←この程度でほめるな)。
寒いときの楽しみは、富士山と霜柱。

富士山


15分くらい歩くと、住宅街のすきまに小さな富士山が見えるスポットがあるのだ。
晴天の真冬しか見えない、レア富士山だ。
富士山を見ると、ハイになるのは日本人のDNAかなあ。
小さな畑には、シャリっとふめる霜柱もある。


     白菜

 つながれた白菜たち。つないでないと、逃げ出すのかな?

さっさかウオーキングすると、冷たい空気が、気持ちよくなってくる。
やっぱし冬っていいな。シチュー煮たりするの、好きだし。

冬が好きでいられた自分に、ほっ。
わたしは、冬が好きな自分を、けっこう気に入っていたんだな。

そう気がついた、この冬の寒さでありました。

寒くてもアロエのつぼみが大きく育ってきました。 
    アロエ





明けましておめでとうございます。

  1. 2018/01/04(木) 18:04:47_
  2. 金亀のひとりごと
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ちょっと遅くなりましたが、みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も「金亀苑」をのぞいていただけるとうれしゅうございます。

我が家のお正月は、長年家族四人で祝ってきまして、
この先10年たとうと20年たとうと、
顔ぶれはかわらないのではないだろーかという
不安が募っておりましたが・・・
なんと、今年は六人!
二人の息子が、それぞれのパートナーを伴ってお節に参加してくれたのです。

    手

「こんな日が来ようとは・・・(涙)」
「奇跡は二度ある」
――このセリフ、ここ一年で何度つぶやいたことか。

息子たちのパートナー選び
(というか、息子を選んでくださった娘さんたち)は、もう最高!
息子たちそれぞれの足りないところを補ってくれる、
絶妙のコンビネーション。
ベターハーフとはよくいったものです。
とびきりうれしいお正月となりました。

しめ飾り大好き。
おめでた続きの我が家なので、神様に感謝して、
ちょっと高い目のものを買いました。

            しめか去り
 例年、リース型のものが多いのですが、
今年は伝統的な形にしてみました。
やっぱり、いいなあ。

今や中国で作られたしめ飾りも多いようですが、
日本の神様の目印になるよう、
毎年国産のものを選んでいます。
年神様、降りてきてくださったかな?


備えあれば憂いあり

  1. 2017/12/30(土) 15:49:58_
  2. 金亀のひとりごと
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年末なので、ちょっとくらい丁寧にお掃除をと思い、
ブラシなど出そうと洗面台下の物入れを開けたら、出るわ出るわ。

       掃除1
                          掃除2


洗剤や掃除グッズがいーーっぱい。
オレンジオイルやカビ防止剤、重曹、各種お掃除シート、
窓ふきグッズ、網戸用ブラシなどなど、未使用だったり一回二回使っただけだったり、
10年以上も昔のものまでザクザク。
カナジが掃除をさぼっていた動かぬ証拠だ。

洗剤やグッズのほとんどが、生協の宅配のカタログで注文したものだ。
注文するときは、「よしっ、これを使ってピカピカにしちゃろ」などと、
いっぱしの主婦の片鱗をチラ見せするのだが、
その掃除意欲は、グッズが配達された時点で満たされてしまう。
かくて、洗剤は空しく古くなっていく・・・。

備えあれば憂いあり。

これって、参考書や問題集を買っただけで安心する受験生や、
美容グッズをどっさり買い込む女性心理、みんな共通なんだろうな。
だったら、まあわたしだけがダメ人間ってわけでもないか。

と、そういうふうに中途半端に安心するから、ダメなんですわ。

と、そういうふうにぐちゃぐちゃ考察して、さらに掃除から逃げているわけね。
さっさと掃除せんかい!
・・・いやいや、これから伊達巻作るしー。

そんなこんなですが、みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。


言葉から解放される時間

  1. 2017/12/24(日) 17:40:13_
  2. 金亀のひとりごと
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サンクトペテルブルグ室内合奏団のクリスマスコンサートに行きました。

          プログラム

会場は、上野の東京文化会館。レトロな雰囲気で好き。

     上野


プログラムは、三大アヴェ・マリア(バッハ/グノー、カッチーニ、シューベルト)に、
アンコールではモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」もあり、
ヘンデルの「オンブラ・マイフ」や
モーツアルトの「ハレルヤ」などなど、クリスマスムードがたっぷり。
室内楽は、オーケストラよりもゆったりと、しみじみと聞けていいな。
大好きな「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲には、泣けたなあ。

家のなかでは、CDをかけても、必ずなにかしている。
仕事だったり、料理だったり。
けれども、コンサートでは音だけに集中できる、というか、しなくては!
(高いオカネ払っているんだから、一音も逃すまいぞ、というさもしい根性も働く)

なにもせず、なにも考えず、感じるだけ。
ただただ、プロフェッショナルが心を込めて創りあげた音に浸る。

けれども、これってけっこう難しいのですよね。
人間は、常に言葉を使って、しゃべっているか、なにか考えているか、
胸のなかでつぶやいているもの。

ちらっと、明日書く予定の文章が頭によぎるけど、あわてて振り払う。
明日のゴミは、なにゴミだっけ? あわてて振り払う。
明日の朝ごはんのおかず、あったっけ? あわてて振り払う。
考えない、考えない。なーんにも。

この日の音楽は、ほんとうに美しく、心を揺さぶられ、
「考えない」時間を楽しめました。

日々、言葉と格闘しているので、
言葉から解放されるのは貴重です。
言葉なしには生きることはできないけれど、
言葉のいらない時間を、たまには創らなくてはね。

こちらは、会場前の広場を、リードにつながれてお散歩ちゅうのうさぎさん。
  
                  usagisann.jpg


あまりのつやつや感に、きゅんとなると同時に、言葉で「かわいい!」と紡ぎ、
さらに「ビロードのうさぎ」を思い出しました。

マージェリィ・W. ビアンコ (著)‎ 酒井 駒子 (イラスト, 翻訳) ブロンズ新社
 うさぎ

言葉なしに「きゅん」だけを持続するのって、難しいや。


クリスマス絵本で、極寒の国へ

  1. 2017/12/17(日) 17:53:14_
  2. 読み語りは楽しいな
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クリスマス絵本で、極寒の国へ
 
市内の放課後児童クラブで、絵本の読み語りボランティアをしています。
12月は、やっぱり一冊くらいは、クリスマスの絵本をプログラムに入れたいところ。

で、今回読んだのは、これ。

『サンタクロースのおてつだい』
ロリ・エベルト 著 ペール・ブライハーゲン 写真 ポプラ社

サンタ

写真絵本です。
でも科学絵本やノンフィクションではなく、ファンタジー。
フィンランドを舞台に、小鳥や馬やトナカイの助けを借りてサンタさんに会いに行き、
プレゼントの配達のお手伝いをする、という内容です。
ストーリー自体は、目新しいものではありません。
でも、動物たちと主人公の少女のあまりに自然なたたずまい、
雪原の美しさに、ほ~~~~っと息を飲むほど。

読み始める前に、子どもたちに、ちょっとよけいなことをいいました。
「これね、絵じゃなくて写真なの」
すると、食いつき方が違う! 
「写真? じゃあ、ほんもの?」
「ぬいぐるみじゃないの?」
「ううん、ほんものだよ」

ほんとうに、ほんものの動物写真です。
本文の画像を載せられないが残念!
どうやって撮って構成したのかな?
サンタさんのそりが空を飛ぶところなども、ものすごく自然です。

この絵本、読むと10分くらいかかってしまう長いもので、ちょっと心配でした。
ストーリーテーリングでは、10分15分のお話でも、
こどもたちはちゃんと聞いて楽しんでくれます。
でも、絵本の場合、10分だと飽きてしまうことも。
じっと絵を見つづけるのが、くたびれるのかもしれません。 
絵本はもともと、大勢を相手に読み語るものではないからでしょう。
自分で読んだり、一対一で読んでもらうときはだいじょうぶ。
だから、大勢に読み語るときは、お話のおもしろさはもちろんですが、
絵に魅力がないと集中力がもたないのです。

この美しい写真絵本に、子どもたちはたっぷり浸ってくれたようでした。
写真の力ですね。

わたしが特に好きなのは、美しい雪原、そして「ジャコウウシ」。サンタさんへの道案内役で登場します。

ジャコウウシ
(写真は、ツアー会社の「生涯感動」さんHPからお借りしました)

ジャコウウシは、アラスカや北欧やカナダ北部のツンドラ地帯に住む大型のウシ科の動物で、
冬眠しません。極寒の北極圏で群れで生きています。

敵に襲われたり、強風で寒さが厳しい時には、オトナが円陣を組み、
その中に子どもたちを入れて守るそうです。
マイナス50度の雪嵐に円陣を組んで立ち向かう、ジャコウウシ・・・泣けません?
体毛や呼吸器官は、おそらく地球上でもっとも寒さに適応しているのではないかな。
10年ちょっと前にアラスカに行ったときに、その存在を知り、大好きになりました。

寒さが駆け足でやってきた今年の冬、
おこたで、寒い国の絵本を手にとってみては? プレゼントにもお勧めです。




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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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