金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

遊ぼう、学ぼう

  1. 2017/04/15(土) 18:29:06_
  2. 児童書のぐるり
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7月17日(月)(海の日)、第4回「童話塾 in 東北」(日本児童文芸家協会主催)が
仙台市民活動サポートセンターで開催されます。

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今回は、午前中が三名の人気作家さんによる合評会、
午後がすとうあさえさんの講演会という、めっちゃ充実したプログラム。
ふるってご参加ください。
申し込み締め切りは、合評会5月31日、講演7月15日までです。

こちらは、ただいま開催中の「みんなの絵本展」、四谷三丁目のランプ坂ギャラリー。

      無題

7名の作家さんと8名の画家さんによる、新作の展示です。先輩作家さんやお友達作家さんがたくさん! 
会場は、花盛りのような温かさ。

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絵本って、紙とインクでできていても、あたりを温める力があるんですよ!(ホント)

会場は「四谷ひろば」という施設のなかにあります。
区立小学校の跡地を利用した建物で、
一歩入ると、懐かしさじんじん。
施設内には東京おもちゃ美術館があり、
ベビーカーで遊びに来た親子さんでにぎわっています。
画像は、ミュージアムショップ。木のおもちゃがたーくさん。

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四谷三丁目の駅すぐのところには、
消防博物館があります(入場無料)。
江戸の火消から現代までの消防についての展示があり、
すんごいおもしろいです。写真可です。
消防車好きのお子さんだっだら、
興奮してかけまわりそう。

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  カナジが興奮するのは、江戸火消ですがね↑

春ですからね~。楽しくお出かけください。
「みんなの絵本展」は19日までです。お急ぎください。


落語ーー江戸から昭和、平成につながる空間

  1. 2017/04/09(日) 17:50:01_
  2. あんな本、こんな本、どんな本?
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上野の鈴本演芸場へ、初めて落語を聞きにいきました。

後ろのほうからでも噺家さんの顔の表情がよく見える程度の広さで、
座席ごとに小テーブルがあり、
お弁当やお菓子を食べててもOK。くつろげます。

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昼の部、夜の部、どちらも2800円で、出入り自由です。
昼の部は四時間もあるので、途中から入場しました。
古典落語あり、新作あり、漫才や手品や、三味線の小唄あり、
紙切りもありで、ぜんぜんあきません。眠くもなりません。
どれも見事な「芸」です。
一朝一夕にできるものではないことが、
いいトシのおばさんになった今、ほんまによーく身に沁みます。

そして、じわあっと心地よい、なじみのある空気。なつかしい・・・。
子どものころ、落語や紙切り芸を、テレビでよくやっていました。
それほど熱心に見ていたわけではないのに、
この間(ま)、この声、しぐさ。五感にしっくり入ってました。

聞くのはお江戸の古典落語や、それをアレンジした新作ですが、
よみがえってきたのは昭和の「お茶の間」でした。
思えば、江戸から昭和、歴史のなかではそんなに遠くないんだなあ。

明治、大正、昭和、平成と、
歴史の幅からみたらわずかの歳月なのに嵐のような激動。
それでも変わらないのは人の心。
その機微や笑いの表現には普遍的なものが流れているのしょう。
そこへ、時代時代に合わせて少しの新味を加えてあり、
すんなり身に溶け込むように創られています。
たいした文化です。したたかです。
こういう庶民の文化は、やはり平成でも花開いてほしいものです。

というわけで、落語をモチーフとした児童書です。
  

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『がむしゃら落語』赤羽 じゅんこ・著 きむら よしお ・絵

マジメ人間で友達もあまりいない雄馬、イジワル男子の謀略にはまり、
やったこともない落語を演じるはめに。
しかたなく、たまたま知り合ったぱっとしない若手噺家に教えてもらい
落語の特訓をするものの、この師匠はまるで頼りなく、
また肝心の話のオチが、どこか心にしっくりこない――。
読むうちに、落語の話そのもののユルさや、
噺家さんたちのシャレに満ちた会話がとっても心地よくなってきます。
主人公の生真面目ぶりとのギャップが、むしろスリリング。
さあ、落語はうまくいくのか?とハラハラ。

            無題

『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』安田夏菜・著 宮尾和孝・絵 講談社 

熱血で仕切り屋なのがアダになり、クラスのなかで浮いている圭介。
そこへ、落語家を目指すも挫折して行方知れずになっていたじいちゃんが帰ってきました。
でもじいちゃんはあきらめていません。
今度こそはとアマチュア落語コンクールに出場しますが・・・。
全編大阪弁で語られ、気がつくと作者の術にはまって
気分はすっかり上方落語。
じいちゃんの思いが、胸にじんわり沁みます。
人生、「さんかく」でいいんだよね!

この二作、はからずも落語をモチーフとした児童書の東西合戦のよう。
なんせ、赤羽さんは東京人、安田さんは関西人。
真面目で冷めてて「省エネ」と呼ばれる雄馬と、ムダに熱くて濃い圭介。
江戸と上方。空気の違いはあっても、
人間の弱さや悲しみ、浮世の辛さを、笑いでふっ飛ばすエネルギーはいっしょ。
そして、お二人の作家さんの、落語愛の深さもいっしょ。

寄席、また行ってみようっと。


新年度です。会員募集中です。

  1. 2017/04/04(火) 17:44:29_
  2. 金亀からのお知らせ
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桜ですね。雪柳ですね。新年度ですね。
会員募集のお知らせです。

よみうりカルチャー大宮「童話を書いて楽しもう」
毎月第2木曜日10:00~11:30
JR・東武・ニューシャトル各線 大宮駅西口5分
会場案内はこちら
詳細はこちら

児童文学サークル「かざぐるま」
毎月第4木曜日午後1:30~ 
桶川市 さいたま文学館
会場案内はこちら
(カナジは奇数月のみの参加です)


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ダメになると広がる

  1. 2017/04/02(日) 16:11:08_
  2. 金亀のひとりごと
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お茶が大好きで、煎茶、ほうじ茶、紅茶、ジャスミン茶と、
とっかえひっかえ一日に何杯も飲む。
けれども、数か月前に危機が訪れた。
カフェインのある煎茶や紅茶をどばどば飲むと、
当たり前かもしれないが、胃の調子が悪くなるのだ。
そこで、楽しむようになったのが、ハーブティだ。
前々から好きだったが、毎日というほどではなく、
ティバックを少量買ってきたり、たまにカフェで見つけて飲む程度だった。
今は、朝食後のお茶を我慢して、11時ごろに一人ハーブティ。リフレッシュするなあ。

ハーブティって、ほんまにおいしい。
ブレンドしたもの、ストレートのもの、どっちもいい。
ストレートのものは、今のところレモンマートルが気に入っている。

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煎茶や紅茶だとお菓子をつまみたくなるのだが、
ハーブティはスイーツ不要。ただただ、その香りを楽しむ。

このあいだ、信州のおみやげで蕎麦茶をいただいた。

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これもおいしい! 香ばしくてほっこりする。しかも、ノンカフェイン。
お蕎麦屋さんで出されるサービスの蕎麦茶より、ずっと濃い(当たり前か)
テイバックは、温泉に浸かったオサルさん。

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            キモチいいね~~。

胃弱ゆえに見つけた、ハーブティや蕎麦茶の味わいだ。

モンゴルに旅行したとき、おいしいお茶に巡り合った。
スーティ・チャイという。ミルクティなのだが、紅茶ではない。
なんという名かわからない、新鮮な草の香いっぱいの茶葉をたっぷりの牛乳で煮だし、
そこに砂糖ではなく塩を入れる。
これがうまい! ミルク臭さがまったくなく、食事のときはスープ代わりになる。
ウランバートルのスーパーで、
茶葉ががさがさいっぱいつまった袋を買って帰り、家で楽しんでいたが、
あっというまにカラになってしまった。
ネットで探したけれど、どうしても手に入らない。
しかたなく、普通のロイヤルミルクティに塩を入れて飲んでいた。
それはそれでまずくはないが、モンゴルのお茶とは違うなあ。

そのうちに、牛乳にアレルギーが発覚、ミルクティどころではなくなった。
そこでわたしの食生活に新登場したのが、豆乳だ。
思いついて、豆乳と紅茶で作ってみた。
むむむ、近い! でも、草の味が足りないぞ。
いろいろ試すうちに、見つけたよ。
豆乳+ほうじ茶+レモンマートルティ+塩。
うまーい! (本場のスーティ・チャイと似ているような、いないような、です)
牛乳アレルギーがあったがために見つけた、代用スーティ・チャイだ。

興味ある方は、お試しあれ。
レモンマートルティ無しで、ほうじ茶だけでもいけます。

ダメになると広がるんだなあ。


かわいいぞ蒲田くん!

  1. 2017/03/25(土) 20:55:02_
  2. 金亀のひとりごと
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やや、これは!
『シン・ゴジラ』の第二形態のぬいぐるみ!

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か、かわいいぞ。
秋葉原駅ナカのフィギュアショップで。
 
第二形態のゴジラは、蒲田から上陸したから「蒲田くん」と呼ばれているそうだ。
(ちなみに、第三形態は「品川くん」、一番でかい第四形態は「鎌倉さん」)
「蒲田くん」は、人間なら小学生くらいだろうか? 
赤い粘液を漏らしながらずりずりうねうね進む姿を、「キモい」というなかれ。
ズリバイ姿や無表情な大きな目玉がかわいくて、スクリーンに釘付けでしたわ。
蒲田くんファンは多いらしい。
とはいっても、「キモい」ほうが多数派に違いない。

なんでかな? 
わたしはなぜ蒲田くんをかわいいと感じたのか。
亀と暮らして二〇数年。爬虫類的なルックスに慣れているからか?

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         わたし、かわいい? うふ。

それだけじゃない。あのどこか幼さの残る姿にキュンとしたのだ。
第二形態のシン・ゴジラは、人間でいえば小学一年生くらいかな?

子育てをする動物は、大きな目、大きな頭といった幼児体形を
かわいいと感じて、保護したくなる。
そういうふうに脳ができているそうだ。

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     動物界の永遠の幼児、ウーパールーパーのフィギュア。たしかにかわいい。

でも、まだ「動機不十分」な気がする。
かわいいといっても、
ワンニャンや真っ白のヤギの赤ちゃん(友人の作家さん宅に生まれたのだ)を
愛しいと感じるのとは、質が違うもん。

う~~ん。もしかして、体の大きさだろうか?
体の大きな生き物がのそのそ不器用に動く姿が好き?
そうかもしれない。鎧のようなサイやデッコデコの恐竜ってかわいいもんね。

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        ティラノサウルスの、狩りの戦利品のような首(マグネット)。

いやいや、一番大きな動機は、かわいいと感じたい、
その気持ちそのものかもしれない。
人間って、いつでも「かわいい」を求めているのかも。

「かわいい!」と心がきゅんきゅん揺れる、その感覚っていいよね。
「かわいい」がたくさんあるのって、幸せだよね。

・・・などど、愚にもつかぬ考察でした。




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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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