金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

そのたびにうっとり。

  1. 2017/05/28(日) 15:14:39_
  2. 金亀のひとりごと
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ふ、譜読みが終わったあ・・・。

これまでもこのブログに書いているのですが、
ドヘタなのに、ドビュッシーのピアノ曲「月の光」に挑戦しています。
先日ようやく、その譜読みが終わりました。
始めたのは、なんと2014年の秋!
その間、体調くずしたり足を怪我したりで休んでいた時期もあるので、
たぶん正味2年くらいでしょうか。

優しくカンチガイしないでいただきたいのですが、
楽譜を最後までさらい終わったというだけで、
きちんと弾けるようになったわけではありませんよ~。
もう、ひどいもんです。つかえつかえです。
後ろのほうを集中的に練習すると、
前のほうがわかんなくなったりします(ここ、笑うトコやで)。
でも、最後まで行きつけたという満足感は、なかなかのもの。

美しくファンタジックで奥深い和音の連なり。
聞いても聞いても、弾いても弾いても、飽きるということがありません。
聞くたびに、弾くたびに、うっとり。
ドビュッシーさま、ありがとう! 世紀と国を越えた出会いに感謝です。

弾くたびにうっとり、って考えてみたらすごいこと。
わたしがあんまりヘタで「飽きる余裕がない」のは確かですが、
やはり曲の力でしょう。

見るたびにうっとり、というのもあります。
女子力僅少、のカナジにとって、数少ない「女子」趣味、
バレエコミックです。山岸涼子の画力は最高。

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食べるたびにうっとり! というのが、これ。
ぬか漬け。(自分で作っていて、うっとり? 笑うトコやで)

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塩加減と乳酸発酵の微妙な酸味、野菜の甘み、豊かなビタミン、ミネラル。
精米時のカスであるぬかを使うとは、なんという知恵とエコでしょうね。
小さいころから大好きで、「ぬかみそ臭い」の意味、わかんなかった。
だって、すごくいい匂いと思っていたもの。

死ぬ前に何を食べたいか、と問われれば、迷いなく
胡瓜のぬか漬けと白いごはん、と答えるでしょう。
そのときバレエマンガが手元にあって、
さらに「月の光」が流れていたら、いうことありません。


永谷園さん、ありがとう!

  1. 2017/05/21(日) 16:20:16_
  2. 金亀のひとりごと
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一昨日は日本児童文芸家協会の総会・懇親会の日。
 
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実はこの日、カナジは朝からヘタレていました。
(ま、よくある仕事上のことです)

ヘタレたまま四つの会議と懇親会をかけまわり、
家にたどり着くと玄関でのびてしまった。
でも、慰めてくれる天使の手があったのです。
当たったあ~~~!
歌川広重の「東海道五十三次カード」、フルセット。

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永谷園のお茶漬け海苔のパッケージについている応募券を集めて
送ったのです。
実は、三回目の応募。
こんなにお茶漬け海苔がたまってしもたわ。

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この懸賞、わたしが子どもの頃にもやっていて、
小学生のときクラスの男子が当てて、自慢げに学校に持ってきていました。
当時、浮世絵にはたいして興味がなかったはずなのに、
めっちゃうらやましかったのをおぼえています。
ああ~。大人っていいなあ。お茶漬海苔を自由に買えるっていいなあ。

こちらは、水木しげる翁・絵の「妖怪道五十三次」。一筆箋です。

 DSC_1112.jpg

オリジナルはこっち。
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広重といえば、普通は初代をさしますが、
二代目もいるんです。
二代目広重は、その絵が明治期にヨーロッパに輸出する茶箱のラベルに使用されたため、
「茶箱広重」と呼ばれました。
そんな絵師を描いたコミック、『茶箱広重』

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天才漫画家、一ノ関圭氏の見事な作品です。


神様のハグを

  1. 2017/05/06(土) 16:50:25_
  2. 金亀のひとりごと
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欧米の習慣にあこがれる年頃はとうに過ぎているが、
うらやましいと思うものがある。
ハグだ。
心のこもったハグを、さりげなくやれたらいいなと思う。

だれかを抱きしめる。抱きしめられる。
ハグとはちょっと違うけれども、
親であれば、我が子を日に何度も抱く。
しかし、成長とともに時間も回数も減っていき、
ハグの習慣のない日本では、
子どもを抱きしめる「最後の日」もやってくる。

わたしが最後に息子たちを抱きしめたときのことは、
よく覚えている。
こちっとした肩の固さと細さを、
若葉が育つときの匂いと熱を、
五感で覚えている。
こんなことさせてくれるのは、
もしかしたらこれで最後かもしれないと思ったから。
そして、その通りになったから。

何歳のときで、どんなシチュエーションだったか。それは内緒。
時々思い出して楽しむ、とっておきのオヤツだもの。

昨日、我が家の次男の結婚式だった。
 
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庭園内を神殿へ
お父様と
(エスコートしているのは、お父様)
 
披露宴が終わり、上気した息子を、
できるならハグしたかった。
そして、生涯の伴侶となった匂い立つように美しいAちゃんを、
ありがとうの思いをこめてハグしたかった。

若夫婦よ、幸多かれ。
世界中のあらゆる神様が君たちをハグしてくれるよう、祈ろう。.



春、そして皮

  1. 2017/04/23(日) 14:26:30_
  2. 金亀のひとりごと
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春といえば、筍? 蛍烏賊? タラの芽や蕗の薹?
わたしはだんぜん、新じゃがです。

毎年この季節に作るのは、細切り肉じゃが。
皮つきのまま太めの千切りにした新じゃがを、熱湯でさっと湯がきザルに上げておきます。
中華鍋で豚バラ肉の細切りと生姜を炒め、
酒、みりん、醤油を入れて煮立ったところへ、先ほどの新じゃがを入れて、
ざっくざっくまぜながら味をしみこませます。
青葱(うちでは根深葱の青いところですが)の細切りを加え、
新じゃがのしゃきしゃきの歯ごたえが活きているうちに火を止めます。

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写真ではおいしそうに見えませんが、おいしいんです。

コンビーフと新じゃがの簡単ピラフ
皮つきのまま大き目の角切りにした新じゃがと、
コンビーフ、それに塩を適当に入れて炊飯器で炊くだけ。
新じゃがが、べちゃっとならないように、思いっきり大きく切ることと、
炊飯器の快速炊きコースで短時間に炊くのがコツ。

DSC_1011.jpg

写真ではおいしそうに見えませんが(以下同文)

どっちも皮がいい仕事をしてくれます。
ちょっと土くさい香がたまりません。新じゃがならでは。

皮といえば、鮭の皮はおいしいよね。
おひとり様女子の酒飲みコミック、『ワカコ酒』にも
鮭の皮がでてきます。隣客が焼き鮭の皮を侮るのにむすっとしたり、
鮭の皮だけの揚げ物(100円!)にほっこりしたり。

『ワカコ酒』新久千瑛・著 徳間書店

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鱈子を料理に使うとき、中身をしごきだしたあとの
ピラピラの薄皮もおいしいよね。まな板の前でそのままぺろん。
これだけは、料理する人の職権ですな(なんとささやか・・・)。

大根の皮の醤油漬けや、オレンジピールやレモンピールもおいしいよね。
知人から、庭でとれた大きなレモンをいただいたので、
レモンピールの砂糖煮を作り、チョコがけしました。

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写真では・・・(以下同文)

外界から身を守るためのマントだもの、
薄くてもしわんでも、皮には味や栄養がぎゅっと詰まっています。

わたしの面の皮はどうだろう。いい味出せるといいな。



ダメになると広がる

  1. 2017/04/02(日) 16:11:08_
  2. 金亀のひとりごと
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お茶が大好きで、煎茶、ほうじ茶、紅茶、ジャスミン茶と、
とっかえひっかえ一日に何杯も飲む。
けれども、数か月前に危機が訪れた。
カフェインのある煎茶や紅茶をどばどば飲むと、
当たり前かもしれないが、胃の調子が悪くなるのだ。
そこで、楽しむようになったのが、ハーブティだ。
前々から好きだったが、毎日というほどではなく、
ティバックを少量買ってきたり、たまにカフェで見つけて飲む程度だった。
今は、朝食後のお茶を我慢して、11時ごろに一人ハーブティ。リフレッシュするなあ。

ハーブティって、ほんまにおいしい。
ブレンドしたもの、ストレートのもの、どっちもいい。
ストレートのものは、今のところレモンマートルが気に入っている。

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煎茶や紅茶だとお菓子をつまみたくなるのだが、
ハーブティはスイーツ不要。ただただ、その香りを楽しむ。

このあいだ、信州のおみやげで蕎麦茶をいただいた。

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これもおいしい! 香ばしくてほっこりする。しかも、ノンカフェイン。
お蕎麦屋さんで出されるサービスの蕎麦茶より、ずっと濃い(当たり前か)
テイバックは、温泉に浸かったオサルさん。

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            キモチいいね~~。

胃弱ゆえに見つけた、ハーブティや蕎麦茶の味わいだ。

モンゴルに旅行したとき、おいしいお茶に巡り合った。
スーティ・チャイという。ミルクティなのだが、紅茶ではない。
なんという名かわからない、新鮮な草の香いっぱいの茶葉をたっぷりの牛乳で煮だし、
そこに砂糖ではなく塩を入れる。
これがうまい! ミルク臭さがまったくなく、食事のときはスープ代わりになる。
ウランバートルのスーパーで、
茶葉ががさがさいっぱいつまった袋を買って帰り、家で楽しんでいたが、
あっというまにカラになってしまった。
ネットで探したけれど、どうしても手に入らない。
しかたなく、普通のロイヤルミルクティに塩を入れて飲んでいた。
それはそれでまずくはないが、モンゴルのお茶とは違うなあ。

そのうちに、牛乳にアレルギーが発覚、ミルクティどころではなくなった。
そこでわたしの食生活に新登場したのが、豆乳だ。
思いついて、豆乳と紅茶で作ってみた。
むむむ、近い! でも、草の味が足りないぞ。
いろいろ試すうちに、見つけたよ。
豆乳+ほうじ茶+レモンマートルティ+塩。
うまーい! (本場のスーティ・チャイと似ているような、いないような、です)
牛乳アレルギーがあったがために見つけた、代用スーティ・チャイだ。

興味ある方は、お試しあれ。
レモンマートルティ無しで、ほうじ茶だけでもいけます。

ダメになると広がるんだなあ。



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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