金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

「子どもたちの未来のために」と「子ども創作コンクール」

  1. 2015/11/22(日) 17:21:26_
  2. 児童書のぐるり
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「フォーラム・子どもたちの未来のために」のトークイベントに参加してきました。

この会は、絵本学会、絵本作家・画家の会、童話著作者の会、
日本国際児童図書評議会、日本児童図書出版協会、日本児童文学者協会、
日本ペンクラブ「子どもの本」委員会を構成団体となって開かれています。

神楽坂の出版クラブ会館は、270人の大入り満員。
第一部のスピーチは、スタジオジブリの高畑勲監督、
「安保関連法に反対するママの会」の代表の方、「SEALDs」の山田さん。
若いお二人の率直な発言に、オバサン、うるっときてしまいました。
山田さんのスピーチ、
「自分の体は、自分のものだけではありません。卵子を通して、
二代後にまで連なっています……」まだ20歳の山田さんなのに、
もう次の、そして次の次の世代を見据えています。
目の前の経済しか考えず武器を輸出し原発を動かそうとする大人たちよ、
恥を知れ!

「安保関連法に反対するママの会」のスピーチ原稿は、
このフォーラムのブログに掲載されています。
《だれの子どももころさせない》が世界中の合言葉になりますように。

第二部のリレートークは、あさのあつこさん(作家)、
伊勢英子さん(絵本作家)、那須正幹さん(作家)、長谷川義史さん(絵本作家)、
村上康成さん(絵本作家)、柳田邦男さん(評論家)という、
これ以上は望めないくらいの豪華メンバーでした。

それにしても、「安保関連法に反対するママの会」や
「SEALDs」のみなさんのような若い人に、
とんだ苦労を負わせてしまったわたしたち中高年。
なんの心配もなく子育てや勉強に励んで、
未来に輝かしい希望を持ってもらいたいのにね。申し訳なさでいっぱいです。

翌日は、「おはなしエンジェル子ども創作コンクール」の授賞式で、
前日に引き続き神楽坂へ

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このクンクールは、日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、
公文教育研究会、くもん出版が共催している子どもの創作コンクールです。
わたしは、選考委員のはしくれで出席してきました。

授賞式には、緊張と喜びでピカピカした子どもたちと、
それを見守るご家族の方の誇らしさに満ちたお顔がたくさん。

このコンクールが始まった当初は、環境問題や平和などを盛り込んだ、
道徳的な応募作が多かったそうですが、今はバラエティに富んでいます。
受賞作品は、われわれ書き手がびびりまくるような、
楽しくてわくわくするもの、う~~んとうなるものばかり。

ふと、恐いことを考えてしまいましたよ。
「戦争をやめて、平和を取りもどしたどうぶつ村のおはなしを書いて
コンクールに応募しようとした子がいました。
親がそれを見つけて真っ青になり、
『こんなこと書いちゃダメ! PTA治安維持委員に見つかったらたいへん!』と、
取りあげてしまいました……」
そんな時代に戻りませんように。

愛用の市内買い物用バッグです。

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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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