金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

子どもたちによる読み語り、いいね!

  1. 2015/11/01(日) 17:33:06_
  2. 読み語りは楽しいな
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
今日は、ちょいとおもしろいイベントがあった。
地元図書館での「小・中学生による読み聞かせ」だ。
小・中学生が絵本や紙芝居の読み方を練習し、
図書館の来館者の前で発表するというもの。
演者となる子どもたちは、事前の募集により集まってくる。
今年で10回目くらいになるらしい。

読み方の指南役は、市内の読み語りボランティアサークルの会員だ。
わたしも、そういったサークルの一員なので、
図書館司書さんの呼びかけにより、参上した。

練習は一週間前。マンツーマンで、絵本の持ち方から
ページのめくり方、声の出し方、読むスピード、感情の込め方などを、
先輩ヅラしてレクチャーしてきた。

今日がその発表の日だ。
集まったギャラリーは三十人ほど(読み手である子どもたちのパパママもたくさん)
わたしが担当したのは、中学一年生のお嬢さん。
よく通るきれいな声で、お客さんたちにしっかり目線を向けながら、
上手に読んでくれました!
どのお子さんも例外なく、下を向かない、声がよく出る、そして噛まない。
子どもって、つっかえるのが当たり前だろうにね。たいしたもんです。
本が好きなんでしょうね。

演者は、全部で9人。
読むものは、自分で選んで持参する。
「ぐりとぐら」「ペレのあたらしいふく」「おまたせクッキー」
「めっきらもっきらどおんどん」「どんくまさん」「そらいろのたね」など、
どれも、読みつがれている名作絵本だ。
子どもたち、小さいころに読んでもらった絵本を選んだのだろう。
絵本は、二代、三代と受け継がれていく。いいなあ。
何十年も愛されるものを産みだしていく絵本作家さんって、
なんて素敵なお仕事だろう。

しかしながら、危機感がひしひしと。
指南役のボランティアたち、
高齢化が著しいのだ(もちろんわたしも含めて)。
後継者がいないぞ。10年後がコワイ。
若い人たちは、仕事でいっぱいいっぱいなのだろう。
ママもパパも子育てと仕事を両立し、
さらにこういった地域活動にほんのちょっとでも
加われるような、ゆとりのある社会になったらいいのになあ。


「おまたせクッキー」パット・ハッチンス作・絵 偕成社
               51TD5WH323L__AA160_.jpg
 これ、実は、もんのすごくスリリングで、ドキドキするおはなしなんですよ! ホント。

「ペレのあたらしいふく」エルサ・ベスコフ作・絵 福音館
                    515W0yY3ZiL__AA160_.jpg
自分の力で、なにかを得ること。今の子どもたちにはとっても新鮮でしょうね。
でもって、得るのはモノだけじゃないんだってわかります。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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