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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

不審者に怒鳴られて

  1. 2021/03/14(日) 16:18:15_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
いきなり、路上でどなられた。
車に乗った中高年男性からだ。
車の窓を開けて、
「おい、おまえ、なにやってるんだ!」

そのときわたしは朝のウオーキング中で、
自宅の集合住宅内の道路を歩いていた。 
なにって? 歩いているんだけど? 

「おい、見たんだぞ!」
へ? なにを?
「おまえ、車の横を歩いていただろ!」
車の横を? 歩く? 
そりゃ、道路の右端を歩いているんだから、
通る車の横を歩く形にはなるけど?
「なんのことですか?」
2,3メートル離れているから、
わたしも大声になる。
「見たんだぞ! 
なんで車の横を歩くんだ?!」
 ??? さっぱりわからん。
「なにいってんですか?」
・・・このやりとりを三回くらい、
くりかえしたかな。
こっちの言葉遣いも、ぞんざいになってくる。
「なにいってんの? わかんないよ」
「この間、ドアが開いていたのも、
おまえの仕業か?」
「はあ~~~? なら、交番行く?」
「見たんだからな!」

埒が明かない。
この人、完全に人違いをしているわ。
幸い、車から降りてくる気配はない。
無視して行ってしまおう。
わたしは早足で歩きだした。
不思議と怖くはなかった。
こちらにやましいことが100%無いからかな。
それでも、車から降りて来られたら、
さすがに恐怖を感じただろう。

しかし、車はわたしに付いてくる。
「見たんだからな!」
外の通りに出ても、
道路をふさいで停車し、
「見たんだからな!」
だからあ、何を?
道行く人が、何事かと振り返る。
知らん顔で歩いていくと、
さすがに停車していられなくなったようで、
ブロロロと去っていった。

やれやれ。
朝から気分悪いなあ。

いつもの朝の散歩コースを進むうちに、
ああ~~~! そういうことか! 
気が付きましたよ。

わたしは、道じゃないところを歩くのが大好き。
駐車場とか、建物のすきまとか。
そのせいで、側溝に落ちて
捻挫したこともあるくらい。
それでも懲りずに、
この朝もいつも通りに
ご近所の小さな祠に手を合わせあと、
隣接する駐車場に入り(ここはまだ、
自分の集合住宅の敷地内)、
車の間をすり抜けてきたのだった。
そこが、あの男性の車だったのだろう。
「車の横を歩く」って、このことだったか!
やっとわかったあ!
不審者はわたしだったのかあ。
今の今まで、自分の住まいの
駐車場内を歩くことが
不審な行為だなんて、考えていなかったな。
子どもなら、あら、あの子、
あんなところから出てきたよ、
ですまされるんだろうに、
大人って窮屈だなあ。
にしても、いきなり怒鳴ってこられたんじゃ、わかんないよ~。

そうね、車と車の間を通り抜けるのは、
もう止めとこう。
でも、駐車場内の道路を歩くのは・・・
たぶんやめないだろうな。

DSC_2193.jpg
                 DSC_2196.jpg

画像は、関係ないけれど咲き始めの春の花。
木に咲く小さい花が好きです。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

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