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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

亀の湯、開店。

  1. 2021/01/17(日) 15:32:02_
  2. リアル亀
  3. _ tb:0
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亀池が凍った。
池といってもベランダに作った亀用の水槽なのだが、
ある朝、びしっと氷がはっていたのだ。
三匹の亀たちにスケート靴を
買ってやらねばなるまい。

うちの亀たちは、家の中に寝室(水槽)があり、
ベランダに亀池がある(池といっても、木枠を作って、
厚手のビニールシートをはっただけ)。
朝になったら寝室から池に出すのが日課。
冬は日が高くなる10時ごろから、午後3時ごろまでだ。
寒いからと家の中に置くと、
暖かすぎるのか退屈するのか、暴れてしまうのだ。
水槽の天上を破って、落っこちかけるときもある。

DSC_2003 - 小

ミニラ、おい、落ちるぞ! 
「一階」は、キメラの寝室

おいおい、だいじょうぶか?
夏の終わりからエサを食べていないんだぞ、
エネルギー切れるぞ。
これって、生理学的にマズイんじゃないか? 

そう思って、寒くても外に出している。
寒いところに置いて、
代謝を下げたほうがいいんじじゃないかと思うのだ。
けれども、さすがに凍った水のなかに放
すわけにはいかない。
代謝が下がりすぎて、冬眠しちゃうかもしれない。
うん、冬眠してもいいんだけど、
春になっても目がさめない、
つまり冬眠中に昇天してしまう危険性が高いのだ。

出すべきか、出さざるべきか? 
亀の飼育書など開いても、「冬は室内に入れ、
25度以上に保ち、エサをやりましょう」などど書いてある。
暖かくしても、エサは食べないですよ。
夏の終わりから春まで、
「食べる」という行為を忘れてしまったかのように。
そして、大暴れする。

亀たちの長い冬を、
どうやって乗り切るのが正解なんだろう。
寒くても出すか、
ずっと家の中に置くか。

DSC_2013 -小
この子はキメラ。

逡巡していたら、夫がドヤ顔で「亀、出したで」
えっ、氷水の中に?
聞くと、お湯を大量に沸かして水槽に注ぎ、
氷を溶かしたんだそう。
大きさは畳二畳ほどもあるのに!
「水、けっこうぬくうなったで。“亀の湯”やな」
あ、そう。
幸せな亀たちでありました。


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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

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