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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

オットのこだわり、ツマのひと手間

  1. 2021/01/02(土) 12:45:20_
  2. 金亀のひとりごと
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明けましておめでとうございます。
世界中がコロナに振り回された2020年でしたね。
正月休みくらいは魔の手をゆるめてほしいな・・と願ったのに、
大晦日の感染者数は過去最多。
この先どうなるのか、
不安を抱えながらのお正月となりました。
 
我が家はお雑煮が大好き。
三が日は朝晩ともお雑煮のこともあるくらい。
うちのお雑煮は、夫の実家の味を引き継いだもので、
関西ですが四角いお餅に醤油ベースのおつゆです。
実家の集落の伝統なのか、実家と親戚一族のものなのか、
よくわかりませんが。
四角い切り餅に醤油味が基本の関東人のわたしは、
大いに助かりました。

で、このお餅が変わっているの。
「うる餅」とか「うるう餅」と呼ばれるもので、
もち米にうるち米を混ぜてつくのです。
その比率は、もち米6にうるち4くらい。
焼くともち米100%のものよりも香ばしく、
お雑煮にすると、びろんびろんになりすぎず、食感がとってもいいのです。  
このお餅、もっと広まってもいいと思うんだけどなあ。

 DSC_1974.jpg

白いつぶつぶが見えますか? 
これが、うるち米。
餅搗きしても、もち米のようにつぶれず、粒が残るのです。
このお餅は、近所の和菓子屋さんに頼み込んで
搗いてもらっています。
数年前までは、夫の実家近くの和菓子屋さんで
搗いたものをはるばる送ってもらっていました。
その和菓子屋さんが閉店することになり、大弱り。
大慌てで、作ってくれるところを探しました。
ここらへんの米屋さん、和菓子屋さんにかたっぱしに電話して、
「コレコレこういうお餅を搗いてくれませんか」。
どこからも「やったことがないので・・」と断られ、
ようやく10件目くらいに「やったことないけれど、
やってみましょう」という和菓子屋さんに行き当たりました。
以来ずっと、その店に頼んでいます。
ありがとう、オカノさん! 

お雑煮の具も独特かも。
関東では三つ葉や小松菜か法蓮草などを
あしらうのが多いかと思いますが、
このお雑煮は、どういういわれか、なにがなんでも「水菜」。
30年ほど前までは、関東では水菜が手に入らなかったので、
これも送ってもらっていました。
夫の実家では、この水菜とうるう餅だけのお雑煮だったそう。
ちょっと寂しいので、
鶏肉と花型の大根・人参を加えるようになりました。

主婦となって初めてのお正月に、
夫から聞いて、なるほど!
と思ったワザがあります。
それは、焼いたお餅にさっと醤油をつけてから、お椀に入れること。
お雑煮のおつゆを、お吸い物の味加減で作ると、
塩分のないお餅をたっぷり食べるには、
ちょっと味が薄く感じられることがあります。
だからといって、おつゆの塩気を多くすると、
やっぱりしょっぱさを感じてしまいます。
そこで、お餅にお醤油をつけてからお椀に入れると、
薄味のおつゆでもぴったりの塩加減になるのです。
あんまり広まっていないひと手間かもしれませんな。
(実はどこのうちでもやってたりして?)

そして、さらにもうひと手間。
水菜は、おつゆを火からおろす直前にさっと加えて
シャキシャキ感を残すようにしていましたが、
これだとビミョーな青くささが残ります。
そこで、水菜に熱湯をかけ回してから、
お餅を入れておつゆを張ったお椀にあしらうようにしてみました。 
うん、いい! 
青くさみは飛び、さわやかで、
シャキシャキ感はちゃんと残っています。
ゆずをしのばせて、完成!
今年もおいしくできました。

お雑煮は、今や地方色が一番感じられる
料理かもしれませんね。

我が家のお節は、ここ10年くらいは、
フレンチレストランから調達してくるようになりました。
わたしは、和食の伝統のお節の何品かを作ります。
今年の元旦は二人きりだったので、二段のお弁当箱に
ほぼ手作りのお節を詰めました(蒲鉾と昆布巻きは市販品)。

DSC_1964小

大根と人参のなますは、長男の作。
わたしは不器用で、こんな細くきれいに切れません。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

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