FC2ブログ

金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

剣とビーナス

  1. 2019/06/22(土) 15:05:39_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
またまた行ってきました、埼玉県民のパワースポット、さきたま古墳公園。

9基もの大型古墳を有する、全国有数の古墳群です。
造られたのは、5世紀末から7世紀にかけてのこと。

DSC_0714.jpg
 稲荷山古墳

この古墳群は、世界遺産登録の申請中なのですが、
埋葬されたのは誰なのかいまだ特定できず、なかなか登録に至らないようです。

そのなかの一つ、稲荷山古墳からは、当時は珍しかった鉄剣が出土されています。
(「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」。

DSC_0141.jpg
さきたま史跡の博物館に展示してある金錯銘鉄剣。接写でなければ撮影可。

持ち主は、雄略天皇の家臣といわれています。
雄略天皇といえば、万葉集の巻一(一)、つまり巻頭を飾る歌である、
『こもよ みこ持ち ふくしもよ みぶくし持ち・・・』のナンパ歌で有名な大王ですね。

5世紀後半にはすでに、
大王の権力が九州から東国まで及んでいて、
ガイドボランティアさんに聞いてみると、
稲作も、すでにこのあたりに広まっていたと考えられるそうです。

稲作!・・・わたしはゴハン大好きで、米がないと生きていけないのですが
稲作が中央集権国家体制の大きな柱であり、
せっかく作った米を租税でごっそり持っていかれたなんて、イヤだなあ。

縄文時代はいいなあ。
飢えは病気は当然あったとしても、
租税がなく、貧富の差の少ない暮らしだったことでしょう。
そして、戦争はほとんどゼロ!

縄文人は、さきたま古墳の時代は、まだ弥生人と共存していたのでしょうね。
中央集権国家が強固なものになるにつれて、縄文人は迫害され追いやられ、
あるいは弥生人と同化されていったことでしょう。
縄文人と弥生人、大王や豪族ではなく、庶民の、名もなき人々は、
どんな思いで同じ空の下で暮らしていたのでしょうか。
川の向こうは「のっぺり顔」の村だ、争いを起こすな!という感じだったのか、
「のっぺり顔」の村へ、商売(物々交換)しに行こう、という感じか、
きっとその両方だったことでしょう。

そんなことをほわほわ考えていたら、
友人から小さな包みが送られてきました。
開けてみたら、カチャポンのカプセルが。
長野県の名物をそろえたカチャポンのようです。
わくわくしながら開けると
(いつもこのカプセルのセロテープをはがすのが、めちゃもどかしい)
わ! 「縄文のビーナス」!

DSC_0167.jpg

これ、欲しかったんだよお!
長野県茅野市から出土した縄文時代中期の土偶で、妊婦さんの像です。
この大らかさ。豊かさ。

縄文のスターが、フィギュアのケースに三体も!

「ハート形土偶」と「遮光器土偶」

 DSC_0170.jpg

友人は、「金ちゃんの好きな土偶ちゃんが出ますように!」と
念じながら、ガチャのハンドルを回してくれたそう。
ここ数日の、わたしの「縄文回帰」が通じたのかしら?

スポンサーサイト


<<高畠の素敵な二日間 | BLOG TOP | 昭和の父>>

comment

 
 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

« 2019 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR