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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

知らなかったのは、わたしだけ?

  1. 2019/05/31(金) 15:45:36_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
4月にスマホを買い替えたときに、びっくりしたことがある。
「古いほうのスマホ、通信機能はもうありませんが、
Wi-Fiは使えますよ」
は? 実はわたし、Wi-Fiって使ったことがない(ここ、笑うトコです)
「Wi-Fiっていうと、あの、あの、公共施設とかホテルとか?」
「はい。おうちのパソコンでも、できますよ」
「ええ~~~! 家でWi-Fiができるのですか?」
「はい。あ、もちろん、新しいほうでもできます」

知らなかった! Wi-Fiって、そういうものだったのか!
わたしのスマホは、何か月に一回、通信速度制限というやつに引っかかり、
どんくさスマホに堕ちることがあった。
(理由は簡単、孫のえむちゃんの映像の見過ぎで、ギガ使い果たしたの)
そっか、Wi-Fi使えばよかったんだ。
さっそく必要なことを入力して(実は苦心惨憺)、
待つこと1秒。おお~~、イチョウの葉っぱみたいなマークが立った!
しかも、死んだはずの古スマホで!
わお、新旧二台使って、えむちゃんが見れる、ググることもできる、PCメールのチェックもできる。
これって、知らなかったのは、わたしだけ?

ちょっと前にみたNHKの「フランケンシュタインの誘惑」を思い出した。
第一回目に、死者を蘇らせようとした科学者のことが語られていた。
死体を板のようなものに乗せて固定し、バタンバタンと板を大きく上下に揺すり、
気道から強制的に空気を送り込んで肺を動かし、血流をうながすというもの。
蘇生したように見えたこともあったとか。

・・・こんなの思い出すの、わたしだけ?
機械オンチのわたしにとっては、
Wi-Fiによって古スマホが蘇生したかのような感覚だった、ということなんです。
(ここ、大いに笑うトコです)

ところで、「フランケンシュタイン」は世界的にものすごく有名な「怪物」だが、
その元となった小説を読んだことのある人は、多くないかもしれない。
『フランケンシュタイン』シェリー・著 新潮文庫(ほかに、光文社古典典新訳文庫もあり)
 
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フランケンシュタインという名は、怪物を創り出した科学者の名前であり、
怪物の名前ではないことだけは、知っていた。
けれども、著者は知らなかった。
マッド・サイエンティストみたなオタク中高年男性、と思い込んでいた。
実は、作者はメアリー・シェリーという、執筆当時19歳という若い女性。
しかも、「駆け落ち婚」をして、息子が生まれた直後から書き始め、
脱稿したあとに第二子が生まれている、という女子力に満ちたママさん作家。
出版になったのは1818年だから、日本はまだ江戸時代だ。
そんな時代に、医学の力で合成人間を創るという着想を得て、
生み出された怪物の悲しみと怒りをテーマに据えるなんて。
天才作家と言えるだろう。
興味のある方、読んでみて!

あれー、Wi-Fiからまったく逸れてしまいました。(^^ゞ
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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