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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

海無人、海の上に眠る

  1. 2019/03/24(日) 17:06:57_
  2. 金亀のひとりごと
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海無人(うみなしんちゅ)は、海無し県に住む人、特に埼玉県人をディスる語。
な~んて、今わたしが造った言葉だが。

その海無人であるわたし、海の上で眠りたい欲にかられ、
「太平洋ワンナイトクルーズと函館・小樽・札幌・登別 二泊三日」のツアーへと
繰り出した。
初日は仙台まで新幹線で行き、仙台港から
フェリー「ニューきたかみ」に夕刻乗船、翌日昼ごろに北海道の苫小牧へ着く。
時速約40キロで15時間の船旅だ。
この船は1月に就航が始まったばかりの新しい船で、まだぴっかぴか。
船内は宇宙船をイメージしてデザインされたそうで、
確かにこれまでの無味乾燥なフェリーのイメージとぜんぜん違う。
展望ロビーはプロジェクションマッピングで彩られ(写真撮るの忘れた!)
ラウンジにはグランドピアノもある(自動演奏はないみたい)
 
        1船

                    2船
               キッズスペース

船室はツイン、シングル、四人用、ペット同伴用まである。
大きな船室に雑魚寝という昭和のイメージは遠い。

六時ごろ乗船し、ビュッフェレストランで食事をしているうちに、出航。
暗い港にときめくなあ。曇っていて星が見えないのが残念。

食事を終えてロビーに出ると、乗船前に買い込んだお弁当や、カップ麺を食べている人も。
こういうのも旅っぽくていいな。

トイレの入口に珍しいものを発見。

   3船

気分が悪くなったときに使うものだ。初めて見た。
切羽つまっていると、トイレの個室にたどりつくのがたいへんだもんね。

あちこち見て回るうちに、ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん と船がゆれだした。
むむむ・・・そこはかとなく気分があやしい。
船酔い? まいったな。とりあえず持参の薬を飲んでおく。
本格的に気分が悪くなる前にお風呂に入ろうと、展望大浴場へ。
ささっとあったまって、早々に部屋にもどり、ベッドに丸まる。
ゆあーん ゆよーん。
この状態で朝までガマンするのかな? これじゃ朝食も食えないぞ・・・。
そのうちに、なんとなく体が慣れてきた。
揺れるたびに、うわー、ヤダー、止まれーとかいちいち過敏になってはダメなんだ。
ゆあーん、こっちーだよーん、ゆよーん、あっちだよーん、という感じで、
揺れを受け入れるといいらしい。
そのうちに、うとうと眠れた。夜半には揺れはおさまっていた。

翌朝は快晴。大浴場か甲板から朝日を見るつもりだったか、
寝坊して間に合わず部屋の窓から。
     4船

そこそこ眠って気分は良く、朝食もちゃんと食べられた。よかった。
でも、なぜか何時になっても、とろんとろんと眠く、だるい。
プールに浸かったあとみたい。
なんでやろ? 船旅初心者はみんなこうなのかな? 

やがて、苫小牧港に到着。
海無人は、「海の上で寝るのはおもしろかったぜい!」と強がりをいいながら
ツアーバスに乗り替え、
慣れ親しんだエンジンの振動に身を任せたのでありました。

自分へのおみやげは、小樽のガラス製品やさんを巡って見つけた
《もやし》、実物大! このツヤとひげ根はどうよ? うっかりラーメンに放り込んじゃいそう。

          9小樽

三日目は、函館新北斗から新幹線に。
駅前のポストに、妖怪っぽいものを発見!
「ずーしーほっきー」、北海道北斗市のゆるキャラだそうだ。

      16新函館北斗ずーしーほっきー
                            17.jpg
                                                ふむふむ、後ろ姿はたしかにホッキ貝。

北斗市の特産品ホッキ貝を使った、握り寿司のキャラクターだそうだ。
おなかのシャリがなんや内蔵っぽいし、
うつろな目の笑顔がかなりビミョーだが、
そのヘンさがウリ、らしい。
こういうキャラを産む北斗市民って・・・なんてすてき。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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