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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

キメラ、お疲れー。

  1. 2018/07/15(日) 12:14:58_
  2. リアル亀
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
食欲がすごい。産褥期だ。

えへ、これ、亀のはなし。
26歳のメスのキメラさん、今年もなんとか卵を産んで、
現在体力回復のために、ガツガツエサを食いまくっている。

彼女は8歳くらいから卵を産み始めた。
産卵は、五月下旬から6月中旬にかけて。
三回くらいに分けて、5,6個ずつ産んでいたろうか。
無精卵なので孵らない。オスも飼っているけれど、
キメラさんはオトコ嫌いで寄せ付けないから、いつも無精卵だ。

 卵
 これは、10年くらい前に産んだ卵の画像。クサガメの卵って、こんな感じです。

20歳近くになってから、さすがにトシらしくて、
卵の数が減ってきた。
ここ数年は、全部で6,7個という感じ。
産む時期もずれてきて、今年は6月の終わりだった。
産卵期の二か月くらい、エサをほとんど食べない。
しかも、秋冬の間、いっさいエサを食べず、
3月ごろからちょっとだけ食べはじめるが、
あんまり食欲はない。
つまり、前年の11月くらいから6月終わりまで、
ろくにエサを食べていないことになる。
それなのに、産卵前は興奮状態になるらしく、
ガタンゴトン大暴れしてしまう。
早く産み終わらないと、さすがに飢えてしまうだろう。
毎年この時期は気をもむ。

一昨年はたいへんだった。
甲羅のなかに卵がいっぱいつまって産みたくても産めなかったようで、
都内の医者に行って「陣痛促進剤」のような注射をしてもらって、
なんとか「普通分娩」にこぎつけた。
卵が出てこなかったら、
帝王切開――亀の場合は甲羅を割っての手術になるところだった。

「産む性」というのは、なんと苦労が多いのだろう。
「亀ごと」ながら、この不公平さが理不尽なものに思えてくる。

ヒトだって、産む性の苦労は同じ。
なのに、日本人のオス、特に中高年のオッサンの、
ママやプレママや乳幼児への理解と支援の、なんと少ないことか。
待機児童の数や男性の育休取得数をみれば、一目瞭然だろう。
「ぼーっと生きてんじゃねえ!」と
うちの二匹のオス亀にかこつけて、どやしつけたくなる。

さて、今日も長靴はいてモップをにぎり、
大汗かいて、ベランダの大型水槽の水替えと掃除。
きれいな水になると、老境にさしかかった亀三匹、
うれしそうに目を細めてくれる…と思っておこう。画像は、キメラ。

 DSC_0206.jpg


朝の「お食事処」は、室内の水槽。
食べ終わると、「早く外に出せ~~~、こら~~」とばかりに、
こんなカッコに。画像は、オスのガメラ。

 DSC_0030.jpg
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:大塩七華

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