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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

梅雨を乗り切る色

  1. 2018/06/10(日) 17:00:12_
  2. 金亀のひとりごと
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好きだと気がついたのは、いつのころだろう・・・な~んて、
幼馴染への恋心じゃなくて、紫陽花のこと。

ネズミの額ほどの庭に、一輪だけ紫陽花が咲いた。
ピンクがかった青、わたしの大好きな色合いだ。

あじさい

紫陽花って、なんて梅雨に似合うんだろうと感じたのは
二十歳を過ぎたころだろうか。
小さな花の集まりは、どれだけ大きくなろうとも
清楚さを失わず、どんよりした梅雨空に映えること映えること。
ああ、わたしは紫陽花が好きだなあと気づいたとき、
胸に小さなペンダントをかけたような気がした。
というのは、わたしは完璧な花より団子派。
花が好きだと意識したことって、皆無だったのだ。
こんな情緒欠落人間のわたしでも、好きな花があった。それがうれしかった。

「好きな花」にこのごろ加わったのが、ドクダミ。
あの白い十字架が、はっとするほど美しい。

 ドクダミ

    
好きだな、と思うものが歩く道々にあるって、なんという贅沢だろう。

梅雨時の果物も美しい。
メロンを初めて食べた時のことを覚えている(昭和レトロだね~)
学校から帰ると、薄緑色のみずみずしい果物がおやつに出てきた。
プリンスメロン、と母に教えてもらった。
それまで、果物といえばリンゴやミカンや甲州ブドウという、
和モノばかり食べていたわたしは、びっくらこいた。
こ、これは、王女さまの食べ物だ!
そこで、名前を付けた。「メロリン」と。
母に、「メロンあるよー」と呼ばれるたびに、
「これはメロリンなの!」と力説したっけ。
だから、「プリンス」が王子さまと知ったとき、え‘‘~~と思った。
なんでプリンセスメロンにしなかったのか、今もふしぎだ。

これは赤肉系のクインシーメロン。なんてきれい。

 メロン


こちらは、いただいた梅で作った、梅シロップ。お庭の梅だから、完全無農薬だ。

  梅酒

このさわやかさ、日本の夏を乗り切るにふさわしいね。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

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