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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

「ガリガリ」はなかったけれど・・・。

  1. 2018/03/11(日) 16:19:13_
  2. 金亀のひとりごと
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北海道・オホーツク海ぞいを旅した。
な~んて書くと、いっぱしの旅人のようだが、なんのことはない、
旅行社の流氷ウオッチングツアー二泊三日に参加しただけだ。
北国好き、最果て好きのオバサンとしては、流氷を見ることは長年のあこがれだった。
 
ガイドさんの説明によると、流氷の源は、
ロシアのアムール川の水だそうだ。
 その真水がオホーツク海に注ぎ、比重の関係で海水と混じらずに海の表面に広がり、
秋から冬にかけて、凍っていく。
それが海流に乗って、北海道のオホーツク海沿岸にやってくる。
 アムール川は1000キロも先。そこからはるばると旅してきた氷なのか・・・。

 アムール川いえば、こんな絵本がある。小学校中学年以上向き、
「まぼろしのデレン――間宮林蔵の北方探検」 関屋 敏隆 作 福音館 2005年
 
デレン2
 
間宮海峡を発見した間宮林蔵の、1年以上におよぶ北方探検を描いている。
「デレン」というのは、アムール川をさかのぼった中流域で、
夏の二か月間だけ、北方民族による大掛かりな交易の場となっていた町だ。
現在の「ノボイリノフカ」という小さな村のあたりらしい。
間宮林蔵は、樺太アイヌの長のデレン行きに同行し、詳細な絵日記を残した。
この絵本はそれを元に描かれている。
鎖国の時代のこと、国外に出たことが幕府に知れたら罪人だ。
それでも林造は、勇気を出して、というよりも、
好奇心にわくわくしながら、アムール川を旅したんだろうな。

アムール川を旅してきたマミズとマミヤ。どっちもいいなあ。
極寒の地の旅って、どうしてあこがれちゃうのかなあ。
 
 ・・・というわたしの思いは、実はからぶりでありました。
 二日目に網走で、三日目に紋別で、砕氷船に乗り、
ガリガリと勇壮に流氷を切り裂きながら海を進む予定でしたが、
二日間とも、流氷ははるか沖にひっこんだまま。
 船は、ただの遊覧船となり、
そこらへんをちょいと一周しただけで終わりました。
 網走港発着の「おーろら号」の船尾から
        DSC_2009.jpg
う~~ん、氷なんてぜんぜんないわー。

 紋別港発着の「ガリンコ号」の船首側。

       DSC_2019.jpg

ここで氷をガリガリしながら進むはずだったのに~。

 DSC_2027.jpg

停泊中の「ガリンコ号」 白い雪原に映えるなあ。

 三日間のうち、流氷が見えたのは一日目の知床。バスで通り過ぎただけ。

            DSC_1981.jpg


 二日目の早朝の「流氷ウォーク」には、参加できました。
知床のウトロには、着岸した流氷がぎっしり凍りついて、歩けるのです。
専用の防水防寒のドライスーツを貸してくれるので、
海に落ちてもだいじょうぶ。

  流氷

氷の切れ目に、三回ほどドブンとはまってみました。気持ちいいこと!
氷点下の知床の海に、ぷかぷか浮いていられるって、ふしぎです。
この画像は、知床ナチュラリスト協会さんのHPよりお借りしました。
興味のある方は、同HPを開いてみてね。

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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:大塩七華

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