金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

「だるまさんがころんだ」のようにゴーヤが

  1. 2014/07/22(火) 14:33:10_
  2. 金亀のひとりごと
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     ゴーヤのカーテンが、小さなベランダに濃い緑を提供してくれている。

            DSCF5803+(480x640)_convert_20140722141358.jpg

 
     ゴーヤ栽培は、二年前から。「緑のカーテン大百科」(学研教育出版)に、
      ゴーヤにまつわるノンフィクション物語を一話書かせていただいたことをきっかけに始めたものだ。

      五月末に植えた苗は、梅雨にもめげず一か月でネットのてっぺんまで届いた。
     今、五個の実がぷらんぷらんとゆれている。さすが埼玉の暑さはハンパじゃない。

     ゴーヤとお付き合いするたびに思い出すのは、「だるまさんがころんだ」だ。
     鬼が目をつむって後ろを向き、「だるまさんがころんだ」という、あの遊びだ。
     「だるまさんが……」と唱え終わって目を開けるたびに、
      鬼にタッチしにきた仲間がぐっと近づいている。
      その姿は、近づくというよりも一回り二回り大きくなったように見える。
     どきどきする。あと一回の「だるまさんが……」で、 巨人になっているのではないか、と。
     
      ゴーヤも同じだ。 一晩の「だるまさんがころんだ」で、めきめきぐんぐん。
      朝、水やりにいくと、昨日一日での成長ぶりに驚かされる。

     うらやましい! 大人になると、成長するのはおなか回りだけだもの。

      育てるということは、なんと心弾むことだろう。
     赤ちゃんはもちろんのこと、ペットも花も野菜も森林も。
     育っていくものに手を添えたり見守ったりすることは、
     人間の営みのなかで一番美しいことの一つかもしれない。
     その営みを楽しいと感じることは、人類に与えられた贈り物か。

     な~んて理屈っぽく考えたのは、実は植物を育てることが苦手だからなのだ。
       これまで枯らした鉢植えは数知れず。
     月に一度の水やりでOKの観葉植物ぐらいしか、育てられたためしがない。
     
      だから、ゴーヤを植えるときはためらった。水やりは面倒だし、虫が嫌い。
      初心者でも簡単だという作物なのに、失敗したらカッコ悪いなあ、と。
      執筆の参考にという名目がなかったら、土にさわることはなかっただろう。
      
      こんなわたしなのに、ゴーヤちゃん、よくぞ育ってくれました。
      よくぞ楽しませてくれました。

       さて、今年の初ゴーヤ料理はいつにしようか、何を作ろうかと、ただ今思案中。

               DSCF5804+(640x480)_convert_20140722141604.jpg

       チャンプルーもいいけれど、家族に一番好評なのは、
       薄切りにしたゴーヤとひき肉をまとめ、かき揚げ風にしたものです。
       天つゆではなく、生醤油のほうが、苦味とコクに合います。

 

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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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