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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

わたしのマトリョーシカ

  1. 2018/01/21(日) 18:57:24_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
マトリョーシカという、ロシアの民芸品のお人形がある。
大きいお人形のなかに、一回り小さいお人形、
さらにその中にもう一回り小さいお人形、と入れ子になっているものだ。

息子たちを見ていると、このお人形を思い出す。
似ているわけじゃないのよ。
「入れ子」だからなんだ。

現在の「成人男性」のなかには、
ういういしい会社員一年生の姿がすっぽりかくれていて、
ときおり顔を出す。
その下には大学生が、その下には高校生が・・・というように、
数えきれない「息子」が、マトリョーシカのように入れ子になっていて、
おりにふれて顔を出すのだ。

昨日は、長男の結婚式。

チャペル


こんな姿が見られるなんて・・・。

式

新居に引っ越す前の晩の夕食に、
長男の好物をそろえた。
鶏むね肉で作るウインナシュニッツェル風のフライ、
マッシュルームのクリームスープ、
マカロニサラダ。
ウマイウマイと、びっくりするほどたくさん食べてくれて、
うれしかったよ。

その姿のなかに、豚肉たっぷりの豚汁を
「うますぎる~」とごきげんですすっていた中学生の君が、
さらにそのなかには、大人用のカレー皿で二杯のカレーを平らげて
おなかをさする小学生の君が、
さらに、マカロニサラダのマカロニの穴にお箸をつっこんで
弟といっしょにはしゃいでいた幼稚園児の君が、重なっている。

何百何千というマトリョーシカたち。
おそらく、子どもを育てた人類はみな、男も女も、
こんなふうにマトリョーシカを胸に抱いているのだろう。

それは、長い長い子育て期間を人類に課した神からの、ごほうびかもしれないね。

結婚おめでとう。

緊張で固くなっていた君と、ういういしく愛らしいNちゃんの姿が、。
わたしの一番新しいマトリョーシカ。
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comment

  1. 2018/01/22(月) 20:55:30 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
マカロニ箸は結構大きくなってからもやってた気がする😅

Re: タイトルなし

  1. 2018/01/28(日) 17:40:21 |
  2. URL |
  3. 金G亀美
  4. [ 編集 ]
小学生になってもやってたよなあ。
 
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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