金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

走っているけどアンダンテ

  1. 2017/09/03(日) 15:33:19_
  2. 金亀のひとりごと
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プチ乗り鉄のカナジ、このところ電車旅はご無沙汰で
寂しい思いをしていましたが、
ようやく乗ってきました! 
SLです。埼玉の秩父鉄道のパレオエクスプレス。
東京から一番近いSLなんですよ!

DSC_1586.jpg

パレオというのは、太古の昔、
秩父地方にまだ海があった時代に
生きていた古生物、パレオパラドキシアに由来しているそう。
カバさんみたいな風貌で、のたのたとユーモラスな動物です。
詳しく知りたい方は、埼玉県立自然の博物館HPへどうぞ。
そう、秩父は昔、海でした。古秩父湾という名前もあるそうです。

SLって、想像以上にでっかいです。
黒光りして堂々と、すごくかっこいいです。

機関室の石炭の釜から炎が見えます。
当たり前だけど、ああ、ほんまに燃やしているんや! と興奮。

DSC_1591.jpg

ホームには、煙のにおいが。
あら、なつかしい! 石炭ストーブがあった小学校の教室の匂いです。
朝10時10分、びょぼぼぼ~と雄たけびをあげて
ガッタン、ドッドッドッドドドドドと熊谷駅を出発!

SLは、ゴットンゴットン走ります。
熊谷から三峰口までの約57キロが、2時間40分もかかります。
「エクスプレス」という名が「うふふ」でしょ?
走っているけれど、アンダンテ(歩く速さで)という感じ。
のどかな里山の景色をゆっくり楽しめます。

荒川の渓流
DSC_1609.jpg

この速さは、なんだろ、人間の体に合っている? すごく心地よいのです。
人類が得たスピードって、上は宇宙に行けるほどですが、
あのスピードに日常さらされたら、体はあっというまにおかしくなるでしょうね。

ゴットンゴットン、ああ、くつろぐなあ。駅弁食べて、ちょっと居眠りして。

 車内販売の「SL弁当」1000円。
おかずの一つ一つの味付けがていねいで、おいしかったよ。
DSC_1611.jpg

持っていた本は、一度も開きませんでした。

機械との関係って、身の丈にあったレベルがあるように思えてきます。
思い出すのは、昔の足踏みミシン。
子どものころ母が使っていて、
雑巾とかを縫わせてもらった記憶があります。
その後電動になりましたが、足踏みミシンの「自分でキカイを動かしている感」は、
なかなかよかったな。

DSC_1621.jpg

 三峰口で。 ここで折り返します。

熊谷着、16時18分。
合計5時間のSL体験で、リラクゼーション効果あったみたい。
慢性的な肩こり腰痛が、あれえ、ちょっと楽?
やっぱり人の体にあっているのかな。
今の人類は、あきらかに急ぎすぎなのでしょうね。

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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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