おいおい、眼の老い
自分が映っている映像を見る機会があった。
それは最高におめでたい宴で、笑顔なのだが――
目が、目が、ちゃんと開いていない?!
セルフイメージよりも、格段に目が細い。まぶたがどよんと重たい。
ああ、なんという邪悪な目つき!
実は「眼瞼下垂」が始まっているのだ。
もともと、まぶたの皮が余っている?のか、
10代のころから、まぶたがぐちゃぐちゃにたたまれている状態で、
二重まぶたどころか、四重とか五重になっていた。
それが、年とともに、全体に重たげに下がってきたらしい。
加えて、ここ一年くらい、ドライアイがひどい。
半年くらい前から眼科で処方してもらった薬をつけているのだが、
どうもあまり変化がない。目玉は常にカラッカラ、
貧血気味でもあるので、名実ともに血も涙もないオンナだ。
眼瞼下垂にドライアイでは、
ぱっちり目を開けた状態をキープするのが、えらく辛い。
目つきはまさに極悪非道。
若いころ、世の中や人生を恨んでいる年配の人って、
多いんだな、と思っていた。
すれ違うおじいさんやおばあさんのなかに、
不愉快そうに顔をしかめ、あたりをにらみつけている人が何人もいた。
わたしの母もそうだった。
不機嫌さをあらわにした目つきで、よくだるそうにソファにもたれていたっけ。
不機嫌でも恨んでいるのでもなかったのだ。
だれにでもやってくる眼の老いだった。
若いころにはわからなかったことが、わかってくる。
年を重ねるのも、いいことがる。そう強がっておこう。
6月終わりころに八日間のイギリス旅行に行ってきた。
帰ってきたら、なんだか世界が変わっていた。
ぐんにゃり溶けている。梅雨のせいか?
じゃなくて、視界がぼやけているのだ。
片目ずつ開けてみる。あれあれ、右目がかすんでいる。
もともと左右とも軽い近視なのだが、右目だけ度が急激に進んだのか?
それとも、脳の病気の前兆?
眼科に飛んでいき、あれこれ検査してもらったが、目立つ所見はないという。
しばらく様子見ということで、帰ってきた。
旅行疲れが癒えたら、戻るだろうか。
一縷の望みを抱いてすごす。
あー、目が疲れる。遠くも近くも見えにくい。
遠近両用もシニアグラスも、眼鏡が全部合わないので、
PCもスマホも、テレビも本も新聞もダメだ。
必要最低限のPC作業を、休み休みやるのがやっと。
頭痛はするし、肩は凝る。
数日後、眼科を再診した。やっぱり目立つ所見はないという。
視力が戻ることはないでしょう、といわれた。
あきらめて、その足で新しい眼鏡を作りにいった。
矯正できるんだもの、幸運と思わなくてはね。
眼鏡ができたら、写真を整理してイギリス旅日記を書こう。
友人が、眼にいいというブルーベリーブレンドのハーブティを
送ってくれました。

さわやかな甘さです。ハーブティ、大好き。
中国には、眼病を治してくれる眼の女神さまがおわします。
「眼光娘娘」(がんこうにゃんにゃん)さま。
鬼才・諸星大二郎のコミック『諸怪志異』に、
強く優しくイケてる御姿で登場します。

残念ながら表紙には描かれていないので、画像をUPできませんが・・・。
コミック中の画像を拝んでおこうかな。
それは最高におめでたい宴で、笑顔なのだが――
目が、目が、ちゃんと開いていない?!
セルフイメージよりも、格段に目が細い。まぶたがどよんと重たい。
ああ、なんという邪悪な目つき!
実は「眼瞼下垂」が始まっているのだ。
もともと、まぶたの皮が余っている?のか、
10代のころから、まぶたがぐちゃぐちゃにたたまれている状態で、
二重まぶたどころか、四重とか五重になっていた。
それが、年とともに、全体に重たげに下がってきたらしい。
加えて、ここ一年くらい、ドライアイがひどい。
半年くらい前から眼科で処方してもらった薬をつけているのだが、
どうもあまり変化がない。目玉は常にカラッカラ、
貧血気味でもあるので、名実ともに血も涙もないオンナだ。
眼瞼下垂にドライアイでは、
ぱっちり目を開けた状態をキープするのが、えらく辛い。
目つきはまさに極悪非道。
若いころ、世の中や人生を恨んでいる年配の人って、
多いんだな、と思っていた。
すれ違うおじいさんやおばあさんのなかに、
不愉快そうに顔をしかめ、あたりをにらみつけている人が何人もいた。
わたしの母もそうだった。
不機嫌さをあらわにした目つきで、よくだるそうにソファにもたれていたっけ。
不機嫌でも恨んでいるのでもなかったのだ。
だれにでもやってくる眼の老いだった。
若いころにはわからなかったことが、わかってくる。
年を重ねるのも、いいことがる。そう強がっておこう。
6月終わりころに八日間のイギリス旅行に行ってきた。
帰ってきたら、なんだか世界が変わっていた。
ぐんにゃり溶けている。梅雨のせいか?
じゃなくて、視界がぼやけているのだ。
片目ずつ開けてみる。あれあれ、右目がかすんでいる。
もともと左右とも軽い近視なのだが、右目だけ度が急激に進んだのか?
それとも、脳の病気の前兆?
眼科に飛んでいき、あれこれ検査してもらったが、目立つ所見はないという。
しばらく様子見ということで、帰ってきた。
旅行疲れが癒えたら、戻るだろうか。
一縷の望みを抱いてすごす。
あー、目が疲れる。遠くも近くも見えにくい。
遠近両用もシニアグラスも、眼鏡が全部合わないので、
PCもスマホも、テレビも本も新聞もダメだ。
必要最低限のPC作業を、休み休みやるのがやっと。
頭痛はするし、肩は凝る。
数日後、眼科を再診した。やっぱり目立つ所見はないという。
視力が戻ることはないでしょう、といわれた。
あきらめて、その足で新しい眼鏡を作りにいった。
矯正できるんだもの、幸運と思わなくてはね。
眼鏡ができたら、写真を整理してイギリス旅日記を書こう。
友人が、眼にいいというブルーベリーブレンドのハーブティを
送ってくれました。

さわやかな甘さです。ハーブティ、大好き。
中国には、眼病を治してくれる眼の女神さまがおわします。
「眼光娘娘」(がんこうにゃんにゃん)さま。
鬼才・諸星大二郎のコミック『諸怪志異』に、
強く優しくイケてる御姿で登場します。

残念ながら表紙には描かれていないので、画像をUPできませんが・・・。
コミック中の画像を拝んでおこうかな。
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