金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

ちょいと江戸まで遠足に

  1. 2014/07/02(水) 17:30:15_
  2. あんな本、こんな本、どんな本?
  3. _ tb:1
  4. _ comment:0
    「一人遠足」してきた。江東区にある「深川江戸資料館」。
    両国の「江戸東京博物館」は名何度も訪れているけれど、
    こちらは初めて。

    江戸時代の終わりごろ(天保年間)の深川の町並を実物大で再現している、
    江戸好きにはたまらない場所だ。


DSCF5768 (640x480)

     ここのすごいところは、写真OKはもちろんのこと、
    その建物に上がりこむのも、家財道具に触れるのもOK,ということ。
    長屋の畳に上がりこんで、うたたねしたくなりやしたぜ。


 DSCF5763 (640x480)


  八百屋の店先
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  棒手振りの貝の剥き身売りの長屋
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     江戸時代がずっと続いていたらいいのに、と考える人は、きっと少なからずいるにちがいない。

     たとえば、こんな本。
 「金春屋ゴメス」西條奈加著 新潮社  
  
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     近未来の日本で、「鎖国下の江戸国」が存続。「日本人」も入国することもできるが、
     あちらはあちらの自治と文明があり、それを少しでも損なっちゃあならねえ決まりだ。
     その「江戸」で、ご政道を揺るがす事件が起きて……。

 
   「ちょっと江戸まで」津田雅美 白泉社
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     こちらは明治のご一新がなくて、ずっと徳川様の時代が続いている、というコミック。
    実際の江戸時代の武家の日常をなぞらえて、お世継ぎをめぐる騒動が語られていきますぜ。

   どちらの作者も、江戸時代がダイダイ、だーい好きなのがすぐわかる。
   もちろん、封建制であった。いろいろな差別は、あたりまえのように存在していた。
   けれども、庶民はおおむね、おおらかに楽しく生きていた。
   
   そして、戦争がなかった。あの時代、泰平の世が二百年以上も続いたという国が、
   世界じゅうでどれだけあるだろうか。

   昨日、集団的自衛権の行使の容認が閣議決定された。戦争への道が開かれつつある。

   なつかしい江戸時代の日本人たちは、これをどう見ているだろう。



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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