金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

東北復興応援旅行② 海の恵みにありがとう

  1. 2016/11/06(日) 16:23:28_
  2. 金亀のひとりごと
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今回の東北復興応援は、現地に泊まって食べての支援です(なんかすんません)。
しっかりどっさり食べてきました。
しかしっ! お料理が運ばれてきたとたん箸をつけ、
さんざん食べ散らかしてから「あっ、写真撮ってない!」
これをえんえんと繰り返したため、料理画像はほとんどナシ。
グルメリポーターには絶対なれないな。

ちょっとリッチに鮑の踊り焼や、気仙沼名物のフカヒレ姿煮。
珍しいものは、マンボウの酢の物、大タコの吸盤の黄身酢かけ、
メカジキのハーモニカ煮(ハーモニカというのは、中骨付きの身のようです。うまい!)、
サメの味噌焼き、それから「もうかの星」。

もうかの星

これは、モウカザメというサメの心臓のお刺身。酢味噌でいただきます。
心臓のことを、このあたりの言葉でホシというそうです。
真っ赤な血の色、食べたらパワー出そう。
臭みは全然なく、知らずに食べたらふつうのお刺身と思うでしょう。
半分以上食べてからあわてて撮影したので、ちょっとしか残っていないの。

魚介の養殖場を、気仙沼大島で漁船に乗せてもらい見学してきました。
          気仙沼大島港で漁船に乗る

船べりに引き上げて見せてくれたのは、袋状の網。
ここに、海流に乗ってそよいできた帆立の卵が入り込んで、
稚貝になるのだそうです。
帆立の卵を着床させるネット
大きくなってきたら袋を変え、4~5年かけて大きく育てます。

その帆立の殻を養殖に使うのは、牡蠣。
海中に沈めた帆立の殻に牡蠣の卵がくっついて、育っていくんですって。
        牡蠣
   牡蠣たちは、帆立殻の座布団の上。

さらに、その牡蠣殻を使って育てるのが、ホヤ。ホヤの底にも、牡蠣殻のザブトンが。
        ホヤ

海から引き揚げたばかりの帆立とホヤを、
漁師さんがその場でさばいてくれました。(帆立の画像は、いっしょに旅したはなさん撮影)
まさしく、濃厚な海の味です。

      活き帆立。海が凝縮
                            ホヤ (2)


帆立、牡蠣、ホヤ、これらは養殖といっても、
海水を漂っている卵が自然にくっついてくるわけですし、
エサをやるわけでもありません。
育てるには、ものすごい手間と時間がかかっていますが、
あくまでもゆりかごは「海」、貝たちのゴハンも「海のなかのもの」。
おいしいわけです。
養殖といっても、天然ものとの境目はあまりないのではないかな。

早朝、気仙沼港での水揚げを見学しました。
旬の戻り鰹、水揚げしたらその場で大きさを選別(はなさん撮影)
       戻り鰹の水揚げ。その場で大きさを選別

ごろんごろん並ぶ鮪。
           気仙沼港のマグロ

「海の恵み」という言葉が、するりと胸に落ちます。
自然の営みに、「ありがとう!」
ほんとうにおいしいものは、海と太陽と土から生まれてくるのですね。

気仙沼も三陸も、津波の惨禍に遭いましたが、養殖や漁業は見事に復活しつつあります。

      気仙沼大島の朝日
    気仙沼大島の朝日(はなさん撮影)

 海猫使いのおばば、カナジ。実は右手にかっぱえびせん
     海猫(はなさん撮影)
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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