金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

創作コンクールつばさ賞ってすごい

  1. 2016/10/23(日) 15:47:31_
  2. 新しいインクの匂い
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
昨日は、わたしが所属する日本児童文芸家協会主催の
「創作コンクールつばさ賞」の授賞式でした。
わたしは、運営担当者として一日みっちり働いていました。
授賞者のみなさんの晴れやかな笑顔で、エネルギーチャージです
バタバタして当日の写真を撮りそこねましたが、
協会のHPで詳しくアップされていますので、そちらをご覧ください。

このコンクールは、二年に一回開催され、
新人児童書作家の登竜門となっています。
ここからデビューした人の数は両手両足の指を全部使っても足りません。
わたしもその一人です。

さて、次の本の作者さんも、つばさ賞応募作品の単行本化が出発点です。

「仙台真田氏物語 幸村の遺志を守った娘、阿梅」
堀米薫・作 大矢正和・絵 くもん出版

無題

デビュー作「牛太郎、ぼくもやったるぜ!」以来、

5118kvylg5L__AC_US160_ - コピー

優れた創作やノンフィクション物語を何冊も書いてらっしゃる堀米さん、
今回はなんと時代物語! すごすぎるよ、堀米さん!

真田信繁(雪村)は、大阪城落城のおり、娘の阿梅たちをひそかに逃します。
預けた先は、なんと敵方の武将である、片倉重綱。あの伊達政宗の腹心です。
その幸村の慧眼、
そして阿梅たち弟妹を受け入れた重綱と政宗の心意気と度量の広さに、
ぐっときちゃいました。
阿梅とその弟妹は、仙台で成長し・・・。
これはおもしろい!
どれだけの資料と格闘して、この世界を確立させたことでしょう。
イラストも美しくて、うっとり。

「なかよし おまもり、きいた?」
松井ラフ・作 狩野富貴子・絵 PHP研究所

rafu.png

デビュー作「白い自転車、おいかけて」後の二作目です。

51g0VHi-87L__AC_US160_ - コピー

一年生になったばかりのみくは、
かれんちゃんと一番の仲良しになりたくてたまりません。
でも、かれんちゃんには、まゆちゃんという仲良しさんがいて・・・・
ラフさんの簡潔でありながらほわっと暖い文章。
子どもの息遣いまで感じさせてくれる絵。
小さな女の子の胸の痛みが、その絵と文からそっと立ち上がってきます。
そうそう、あるよね、こういうこと、こういう思い。

ね、つばさ賞って、すごいでしょ? わたしもがんばれ!

スポンサーサイト


<<5年半後の被災地を | BLOG TOP | 「平たい顔族」の魅力>>

comment

 
 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

« 2017 06  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR