金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

個人的な問題なのか

  1. 2016/08/07(日) 20:52:49_
  2. 金亀のひとりごと
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怖気をふるう事件が起きてしまった。相模原市の障がい者施設での殺傷事件だ。
この容疑者がほざいている犯罪の動機に、
障がいのある方々やご家族の方が、
どれだけ傷ついたことだろう。

事件の残虐性、悲劇性は別として、
やるせない思いになったことが二つ。

まず、被害者の氏名が、ご遺族の希望により公表されないこと。
公表したくない、知られたくないという思いが、
障がい者への社会の偏見の根強さをはからずも証明してしまった。

もうひとつは、容疑者の父親が教員として勤務していた学校で、
保護者説明会が開かれた、ということ。
この父親は事件後、出勤していないようで、
朝日新聞の記事によると、その保護者会上で、
「息子がとんでもないことをしてしまいました。申し訳ございませんでした」
というコメントが読み上げられたという。

わたしは、目を疑った。容疑者の勤務先で、というならわかる。
でも、その父親の勤務先の保護者会?
校長先生は、なにを、どう説明したのだろうか。

こんな事件が起きるたびに、親がどういう人であったのかという報道がある、
親を引っ張り出すということは、
家庭に、育て方に問題があったと思い込みたい人が多いからなのか。
個人的な問題で片づけて安心したいのか。

そうだ、安心したいんだ。ウチとは関係ない、と。
でも、それではなにも変わらないよねえ。

画像は、事件とは関係ありません。
今日聞きに行ったハープの演奏会。

DSC_0509_convert_20160807204131.jpg

ハープといっても、いろいろな種類があるのですね。

優美な音色が、やるせない気持ちをいやしてくれました。
この演奏会に、友人が出演していました。
彼女は、アイメイト(盲導犬)の協会の会員さんで、
チャリティコンサートにも出演しています。
視覚障がいのある方々も、この事件にどれほど心を痛めたことでしょう。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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