金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

道なき道を

  1. 2016/03/20(日) 10:39:25_
  2. 金亀のひとりごと
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道なき道を進むのが好き。
な~んてカッコいいこと書いたが、
なんのことはない、道路ではない場所を通るのが好きなだけだ。

空き地、駐車場、ガードレールのすきま。
こんなトコを抜けたり、

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今や希少となった「原っぱ」を歩いたり。

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たぶん、実生活では冒険のできないタイプだからだろう。

昨秋に鳥取砂丘へ行った。
想像以上に「異空間」「違う星」だった。
もっと茫漠とした寂しい風景かと思っていたが、
砂の色が明るいせいもあり、
わーいわーい、よその惑星に瞬間移動、と妙にハイになった。

観光客が目指すのは、「馬の背」という砂の丘だ。
登り口が決められているわけではないが、
みな右はしのちょっとなだらかなところを登っていく。
無数の足で踏み固められ、歩きやすそうだ。

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その左は、勾配が少しきつい。登る人はいない。
だが、いくつかの足あとが点々と残ってはいる。

筋肉も身体能力も謙遜なしでゼロに近いオバサンでありながら、
わたしは勾配のきついところを登ってみたくなった。
なーに、滑り落ちたって、砂まみれになるだけだ。

わたしは一人、決然と登り始めた(なんて大げさなもんではないのだが)
息が切れ、汗が吹き出たあたりで、頂上についた。
やった! ほんとうのところ、たいしてきつくはなかったな。

さて降りようと、下を見ると、やや! さっきまで
だれもここを登っていなかったのに、
ぞろぞろぞろぞろ、えらい大人数がやってくる。

あんなオバサンが登れるのだから、だいじょうぶなのだろう、
そうふんだ人たちが、いっせいに登り始めたらしい。
えへへ。えっへん。
ちょっといい気分。
先導したぞ。

「馬の背」の向こうは海。

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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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