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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

作家になる魔法はあるのか?

  1. 2021/01/31(日) 15:59:05_
  2. 金亀からのお知らせ
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  4. _ comment:0
日本児童文芸家協会より、
『児童文学塾 ~作家になる魔法はあるのか?~』が
発売になりました!

img_9690.jpg
 
児童文学とはなにか、どう書くのか、
デビューにどうつなげるかなどを、
総勢46人の作家さんたちが、自身の体験を踏まえて
丁寧に語っています。
総論から始まり、絵本・幼年童話・紙芝居・
ファンタジー・エンターテイメント・
詩・童謡・ノンフィクションと、ジャンルを網羅し、
さらに「デビューを目指して!」
「誌上ミニ添削講座」まで収めた、
まさにお役に立つ一冊です。

でもね、表紙には「少しでも参考になればうれしいです」ですって。
なんと控えめな・・・。
そうだよね、「これを読めばだれでも童話作家になれる!」
なんて詐欺めいたこととは無縁の、
謙虚ひとすじの協会ですから。

わたしは、「誌上ミニ添削講座」のなかの
一編を書かせていただきました。
ひとの作品について「ああせいこうせい」だなんて、
恥ずかしくも申し訳ないことではありますが。

定価1,500円+税 
児童文芸家協会までお申し込みください。
ホームページに注文フォームがあるほか、
http://www.jidoubungei.jp/bungakujuku.html
メール(edit@jidoubungei.jp)ファックス(03-3262-8739)でも
受け付けています。
今なら送料無料ですよ~~~。

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サンドイッチの憂鬱

  1. 2021/01/24(日) 15:50:43_
  2. 金亀のひとりごと
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子どものころ、外食といったら
都内のデパートの大食堂だった。
お子様ランチを卒業したわたしが、
次に凝ったのが、サンドイッチ。
イギリス式の薄いパンのサンドイッチは、
近所のパン屋さんのアンパンやらジャムパン、クリームパンにはない、
「とうきょう」の味だった。
特に好きだったのがハムサンド。今でもやっぱり大好物だ。

だから、わたしは怒っている。
まず、ハムサンドがない!
昨今、スーパーやコンビニはもちろん、
自家製造のパン屋さんでも
ハムサンドになかなかお目にかかれない。
見かけるのは、ハム卵サンドとか、
ハムチーズサンドばかりだ。
わたしゃ、ハムばっかりみっしり詰まった
サンドイッチが食べたいの!
たまーに、ハムだけのハムサンドを見かけても、
ハムにぜんぜん味がなかったりする。
ハムは原価高いからかなあ。

それから、まんなかばっかりに具が厚すぎる!
外から見えるところだけ、どばんと具が入っていて、
なかにはまるごとのゆで卵やら、
まるごとの皮むきミカンがはさまっていたりする。
そりゃ「映える」だろうけど、食べるのは技術がいるだろな。

前にも書いたが、わたしは牛乳、卵黄、小麦粉に
軽いアレルギーがあるので、
パンや麺類もできるだけ控えている。
パンを食べるのは、月に2,3回かな。
だから、パンを食べようと決めたら、
最高においしく食べたい。
ハムサンドとか、
すみっこまでハムが詰まっているハムサンドとか、
味の濃いしっかりしたハムのハムサンドとか(以下省略)。
なのに、パン屋さんはいつもわたしを裏切る。
パンとハムを買ってきて、自分で作るしかない。

でもね、すごいパン屋さんを見つけました!
ときがわ町という緑の多い町の
「こぶたのしっぽ」という店。
車で1時間ちょっとのところにある。
緊急事態宣言下だけれど、食料品を買いに行くんだから、
いいよねえ。

絶品、自家製コンビーフサンド。

DSC_2021 - コピー小

このボリューム感。
下のほうに千キャベツをしのばせてあり、
それがさわやかでとってもいい仕事をしている。
塩分も脂肪分も、市販のコーンビーフよりかなり控えめで、
お肉の甘味がたっぷり!
じゃなかったら、この量のコンビーフはキツイだろう。

え? ハムサンドじゃないだろって?
「まんなかばっかり具がドバン」だろって?
そ、そうなのですが、これ、うますぎるんです。
すべて許せてしまう、この味の前には。

この店は、ソーセージ・ハムとパンの店。

DSC_2020.jpg

ハム職人のお兄さんとパン職人の弟さん、
お二人のチカラが合わさって、
丁寧に丁寧に作られたハム、ソーセージ、パン。

ブログ用
(画像はお店のFacebookからお借りしました)

ここのお肉加工品はどれをとっても、
脂肪が少なくてお肉の赤身のおいしさを感じる。
日本の大手メーカーのソーセージって、
脂肪入れすぎじゃないのかなあ。

注文されてから作るホットドッグもあり、こちらも絶品。

130458638_1859824257498060_6897479395965625933_o (1) - コピー 小

パンは、ソーセージのボリュームに負けないセミハードタイプです。




亀の湯、開店。

  1. 2021/01/17(日) 15:32:02_
  2. リアル亀
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
亀池が凍った。
池といってもベランダに作った亀用の水槽なのだが、
ある朝、びしっと氷がはっていたのだ。
三匹の亀たちにスケート靴を
買ってやらねばなるまい。

うちの亀たちは、家の中に寝室(水槽)があり、
ベランダに亀池がある(池といっても、木枠を作って、
厚手のビニールシートをはっただけ)。
朝になったら寝室から池に出すのが日課。
冬は日が高くなる10時ごろから、午後3時ごろまでだ。
寒いからと家の中に置くと、
暖かすぎるのか退屈するのか、暴れてしまうのだ。
水槽の天上を破って、落っこちかけるときもある。

DSC_2003 - 小

ミニラ、おい、落ちるぞ! 
「一階」は、キメラの寝室

おいおい、だいじょうぶか?
夏の終わりからエサを食べていないんだぞ、
エネルギー切れるぞ。
これって、生理学的にマズイんじゃないか? 

そう思って、寒くても外に出している。
寒いところに置いて、
代謝を下げたほうがいいんじじゃないかと思うのだ。
けれども、さすがに凍った水のなかに放
すわけにはいかない。
代謝が下がりすぎて、冬眠しちゃうかもしれない。
うん、冬眠してもいいんだけど、
春になっても目がさめない、
つまり冬眠中に昇天してしまう危険性が高いのだ。

出すべきか、出さざるべきか? 
亀の飼育書など開いても、「冬は室内に入れ、
25度以上に保ち、エサをやりましょう」などど書いてある。
暖かくしても、エサは食べないですよ。
夏の終わりから春まで、
「食べる」という行為を忘れてしまったかのように。
そして、大暴れする。

亀たちの長い冬を、
どうやって乗り切るのが正解なんだろう。
寒くても出すか、
ずっと家の中に置くか。

DSC_2013 -小
この子はキメラ。

逡巡していたら、夫がドヤ顔で「亀、出したで」
えっ、氷水の中に?
聞くと、お湯を大量に沸かして水槽に注ぎ、
氷を溶かしたんだそう。
大きさは畳二畳ほどもあるのに!
「水、けっこうぬくうなったで。“亀の湯”やな」
あ、そう。
幸せな亀たちでありました。




絵本のチカラ

  1. 2021/01/10(日) 15:05:58_
  2. 読み語りは楽しいな
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
新年となりましたが、
先が見えない2021年ですねえ。
元日から新型コロナ感染者数鰻登りで、
ついに緊急事態宣言。
我が家では、ギリギリのタイミングで
二組の息子夫婦と孫ちゃん三人、
みんな集まれたのは、ラッキーだったと思わなくてはね。

一番上のえむちゃん、来月で三歳。
日々猛烈なスピードで、ことばを習得中です。

寝んねの前に絵本を読んであげたときのことです。
本は、お気に入りの『ピヨピヨ スーパーマーケット』。
工藤ノリコ・作 佼成出版社

トマト小 (2)

スーパーが舞台なので、
当然野菜売り場の絵もあります。
そのページを開いていたら、えむちゃんが急に
「トマトのえほんは?」といいだしたのです。

トマトの絵本といえば、うちにあるのは『トマトさん』。
田中清代・作 福音館書店

トマト小 (1)

たしかに、読んであげたことはあるけれど、
そのときはあまりお気に召さなかったようで、
反応はなく、
「こっちー」と、すぐ別の絵本を指さしたのです。
しかも、読んであげたのは夏のこと、
実に五か月も前です。

あの『トマトさん』のこと? 覚えていたの?
半信半疑でとりだして読んであげると、
今度はじーーーっと見入り聞き入り、
「もういっかい」のリクエスト。
やっぱり、この絵本のことだったようです。

覚えていたんだ! そして、気に入ってくれたんだ!
えへー、うれしいなあ。

いえね、わたしは孫自慢をしたいわけじゃあございません。
いいたいのは、
幼児の記憶力はたいしたもんだということと、
絵本の力ってすごいなあということであって、
ええ、孫自慢ってわけじゃあ・・・。

地元のおはなしボランティアサークルで読み語りをやって、
30年ほどにもなります。
たくさんの子どもたちに読み語って、
幾度も、「おっ、キターーー!」と
手ごたえを感じるときがありました。
子どもたちがじーっと食い入るように
聞き入っているとき、
騒いでいた子どもが、絵本の前で静かになったとき、
「もう一回読んで」「この次もこれ読んで」と
リクエストされたとき。
読み語りへの最大のご褒美です。

コロナ禍でおはなし会が休止して、
もう11か月になります。
孫ちゃんに読み語るのは、うれしいひとときですが、
放課後児童クラブや図書館に来てくれる
子どもたちにも、会いたいなあ。
みんな、絵本やおはなしの楽しさを、
覚えてくれているかなあ。
絵本のチカラが、子どもたちの
胸に残っているといいなあ。



オットのこだわり、ツマのひと手間

  1. 2021/01/02(土) 12:45:20_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
明けましておめでとうございます。
世界中がコロナに振り回された2020年でしたね。
正月休みくらいは魔の手をゆるめてほしいな・・と願ったのに、
大晦日の感染者数は過去最多。
この先どうなるのか、
不安を抱えながらのお正月となりました。
 
我が家はお雑煮が大好き。
三が日は朝晩ともお雑煮のこともあるくらい。
うちのお雑煮は、夫の実家の味を引き継いだもので、
関西ですが四角いお餅に醤油ベースのおつゆです。
実家の集落の伝統なのか、実家と親戚一族のものなのか、
よくわかりませんが。
四角い切り餅に醤油味が基本の関東人のわたしは、
大いに助かりました。

で、このお餅が変わっているの。
「うる餅」とか「うるう餅」と呼ばれるもので、
もち米にうるち米を混ぜてつくのです。
その比率は、もち米6にうるち4くらい。
焼くともち米100%のものよりも香ばしく、
お雑煮にすると、びろんびろんになりすぎず、食感がとってもいいのです。  
このお餅、もっと広まってもいいと思うんだけどなあ。

 DSC_1974.jpg

白いつぶつぶが見えますか? 
これが、うるち米。
餅搗きしても、もち米のようにつぶれず、粒が残るのです。
このお餅は、近所の和菓子屋さんに頼み込んで
搗いてもらっています。
数年前までは、夫の実家近くの和菓子屋さんで
搗いたものをはるばる送ってもらっていました。
その和菓子屋さんが閉店することになり、大弱り。
大慌てで、作ってくれるところを探しました。
ここらへんの米屋さん、和菓子屋さんにかたっぱしに電話して、
「コレコレこういうお餅を搗いてくれませんか」。
どこからも「やったことがないので・・」と断られ、
ようやく10件目くらいに「やったことないけれど、
やってみましょう」という和菓子屋さんに行き当たりました。
以来ずっと、その店に頼んでいます。
ありがとう、オカノさん! 

お雑煮の具も独特かも。
関東では三つ葉や小松菜か法蓮草などを
あしらうのが多いかと思いますが、
このお雑煮は、どういういわれか、なにがなんでも「水菜」。
30年ほど前までは、関東では水菜が手に入らなかったので、
これも送ってもらっていました。
夫の実家では、この水菜とうるう餅だけのお雑煮だったそう。
ちょっと寂しいので、
鶏肉と花型の大根・人参を加えるようになりました。

主婦となって初めてのお正月に、
夫から聞いて、なるほど!
と思ったワザがあります。
それは、焼いたお餅にさっと醤油をつけてから、お椀に入れること。
お雑煮のおつゆを、お吸い物の味加減で作ると、
塩分のないお餅をたっぷり食べるには、
ちょっと味が薄く感じられることがあります。
だからといって、おつゆの塩気を多くすると、
やっぱりしょっぱさを感じてしまいます。
そこで、お餅にお醤油をつけてからお椀に入れると、
薄味のおつゆでもぴったりの塩加減になるのです。
あんまり広まっていないひと手間かもしれませんな。
(実はどこのうちでもやってたりして?)

そして、さらにもうひと手間。
水菜は、おつゆを火からおろす直前にさっと加えて
シャキシャキ感を残すようにしていましたが、
これだとビミョーな青くささが残ります。
そこで、水菜に熱湯をかけ回してから、
お餅を入れておつゆを張ったお椀にあしらうようにしてみました。 
うん、いい! 
青くさみは飛び、さわやかで、
シャキシャキ感はちゃんと残っています。
ゆずをしのばせて、完成!
今年もおいしくできました。

お雑煮は、今や地方色が一番感じられる
料理かもしれませんね。

我が家のお節は、ここ10年くらいは、
フレンチレストランから調達してくるようになりました。
わたしは、和食の伝統のお節の何品かを作ります。
今年の元旦は二人きりだったので、二段のお弁当箱に
ほぼ手作りのお節を詰めました(蒲鉾と昆布巻きは市販品)。

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大根と人参のなますは、長男の作。
わたしは不器用で、こんな細くきれいに切れません。



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

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