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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

忘れっぽいけれど、覚えておこう

  1. 2020/12/27(日) 16:58:31_
  2. 金亀のひとりごと
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忘れっぽくなったなあ。
なにか取りに行くものがあってとなりの部屋にいくと、
何しに来たのか忘れている。
シャンプーしたあと、リンスしたよな、それともまだだっけ? と迷う。
買い物のメモを作りスーパーへ行き、
そのメモのしまい場所がわからなくなる。
ポケットだっけ? バックの中?

けれども、忘れるのは悪いことばかりじゃない。
年末になるたびにそう思う。
年賀状を書き、大掃除をして、お節を何品か作る、
そんなことを毎年毎年やっていて、
もうイヤ!となりそうだけれど、一年たつと、
その忙しさやしんどさを忘れている。
忘れるからこそ、やれるんだな。覚えていたら、
はなっからやろうと思わない。
(もっと早くから少しずつやろう、とはならないのがワタシ)

しかし、年賀状作成には大いに困った。
やり方をすっかり忘れている!
せっかく漫画家さんに描いてもらった特注のイラストを、
縮小してデザインする方法がわからない。
去年はどうやったんだっけ?
PCをいくらいじっても、埒が明かない。
しかたなく駅前のショッピングセンターに走り、
カラーコピー機で縮小した。
すると思い出した、そうだった、去年も同じくわからなくて、
コピーしたんだ!

次に、年賀状の本文を作成してプリントし、
コピーしてきたイラストを貼り付ける。
へへ、手作業(笑ってくれ)。それをスキャンして、PDFにする。
やれやれ、原稿ができた。さあこれをハガキに印刷、というところで、
また途方にくれた。
原稿はA4サイズだ、どうやって縮小するんだっけ? 
再びコピー機に走るしかないか?
ググってみた。ふむふむ、システムダイアログを使う、とな? 
思い出したぜ、去年もここでつっかえて、ググッたじゃないか! 
こうして、忘却と検索の綱渡りで印刷を終えた。

さて、あと数日の「今年」。
このコロナイヤーは、今後どう記憶されていくのだろう。
覚えておくぞ。検査数を抑えるというトンデモな施策から始まって、
滑稽なアベノマスクやら、第一波がおさまったときに
当然やっておくべき第二波、第三波への備えを怠っていたことや、
首相の「会食」などなど、
覚えてお~く~ぞ~~。

これはクリスマスのロースト。
焼く二日前に塩と少しの砂糖をすりこみ、
前日に玉葱とにんにくとセロリをおろしたものに漬け込むのが、
我が家流。
いつもはフツーにオーブンで焼きますが、
今年はタジン鍋でやってみました。
つけ汁に水を100CCほど加えて蓋をし加熱、15分ほどで火が通りました。
速い!
野菜もいっしょに蒸せるので、簡単です。 

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チキンは焼き色をつけるために、
さらに魚焼き用のグリルで焼いたけれど、
全体がこんがりキツネ色になる前に、
肉の厚い部分が焦げてきちゃった。

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タジン鍋からもっと早めに降ろして、グリルに乗せるといいかも。
・・・というのも、どこかに書いておかないと、
来年には忘れちゃうんだろうな。

味は上々、蒸したのでお肉がふっくら。

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文章から響く音楽

  1. 2020/12/20(日) 16:13:08_
  2. あんな本、こんな本、どんな本?
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
クリスマスが近づくと、キリスト教信者ではないけれど、
レクイエムやグレゴリオ聖歌が聞きたくなる。
レクイエムの中で一番好きなのはフォーレ作曲のもの。
荒地に迷い込んで、神の国をすぐそばに感じるような、
ふしぎな世界に連れて行ってくれる。
「キリエ」や「ピエ・イエス」いいなあ!

音楽を、文章で表現するのは、当然ながら難しい。
楽器の音色や、アンサンブルやオーケストラの和音を、文
章ではどう表すかは、作者の腕のみせどころ。
マンガだったら、楽器や演奏者の姿をうまく描けば、
音色となって聞こえてくることもあるのだけど。
(やっぱり『のだめカンタービレ』の画力はすごい。
交響曲が誌面から立ち上がってくる。
いや、画力の問題だけではなく、音楽への理解力かな)

今年読んだ、音楽が聞こえてきた物語をご紹介。
『その声は、長い旅をした』中澤晶子・著
 ささめやゆき・絵 国土社

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少年合唱団のメンバーである開、
衝撃的な声の持ち主、新入団員・翔平。
この二人の耳に、謎の美声が聞こえてくる。
その声の持ち主は、1500年代後半に、「天正少年使節」として
命がけで海を渡ったコタロウという少年だった。
音楽の力は時代を越える。そのことを、
美しく強く、あこがれをいざなって感じさせてくれる物語。
読んでいる間、わたしはたしかに天正時代を生きることができた。


『アドリブ』佐藤まどか・著 

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イタリアの小さな町に暮らす少年、ユージは
フルートと出会い、音楽院に入学。
しかし、 当然ながらクラシック音楽界はきびしく、
プロになれるのはひと握り。
音楽とどうむきあったらいいのか、見失いそうになるユージだったが・・・。
著者はイタリア在住の作家さん。そのせいか、フルートの音色はもちろん、
トスカーナの街並みやざわめきまで感じ取れる一冊。

やっぱり音楽はいいなあ! 
クラシックファンのわたしは、どっぷり浸ることができた。
気持ちよく「誌上音楽」に酔ったあとは、さあ、お掃除だ、年賀状書きだ。
こういうときのBGMは、へへ、「ジュリー」です。




うっとり爬虫類

  1. 2020/12/14(月) 15:33:41_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
捻挫した足が問題なく歩けるようになったので、
伊豆の河津にある動物園、「izoo」(イズー)に行ってきました。
コロナ感染拡大下で、ちょっとためらいはありましたが・・・。

ここは、爬虫類・両生類中心の体感型動物園であり、繁殖施設でもあります。
出会える動物は、カメ、ヘビ、トカゲ、ワニなど。
いるわいるわ、なかなか拝めない希少動物がたっくさん!

世界一美しいといわれるホウシャガメ、

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それに劣らずきれいな甲羅の持ち主のビルマホシガメ。

   DSC_1885.jpg

通路を進むと、暗がりに大きなドーム型の影が。
おおっと、お散歩中のケヅメリクガメ! 自由行動なんですね~。
リクガメにエサをやるコーナーや、
ヘビを腕にまいたり小さなワニを持ち上げたりするコーナーもあります。
当然、ヘビさんに巻きつかれてきました~。

リクガメのエサやりコーナーでは、
購入した小松菜をむしゃむしゃ食べてもらえます。
大きなカメさんたちがのそのそ~と寄ってきてくれて、
うっとり幸せ~・・・と思ったら、
エサにありつけなかったカメさんなのか、
わたしのブーツのボアをくわえてむしりとろうとしてる! 

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あらま、こんなん飲み込んだらカラダに悪いよ?
靴ひもを食べられかけたお兄さんもいましたな。
でも、「うわっ」とか「ギャー」とかの声はなく、
「ははは、食べ物じゃないよー」と優しい声。
やっぱりここに来る人たちはカメ好きなんですね。

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 靴ひもを直している人が、ひもを食べられかけた方。

ウーパールーパー 
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ヒロオビフィジーイグアナ 
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かつて一世を風靡したエリマキトカゲ(ふだんはエリをたたんでいます)
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大蛇もたくさんいましたよ。(閲覧注意!)
      
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      ⇓

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アルビノのタイコブラ
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ヒメハブ、
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ガラガラヘビ。
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ああ! ヘビさんたちの体って、なんて美しいでしょう! 神の手を感じちゃいます。

そして、ここには、一度見てみたかったハダカデバネズミもいるんです。
文字通り、体毛のない出っ歯のネズミです。
ところが、地中に住むネズミさんなので、展示室の窓をいくらのぞいても、
姿を見つけられない!
しかたなく、ミュージアムショップのガチャでゲットしました。
紫色のバージョンが出てきたのですが、本物と同じ肌色がよかったなあ。

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そのほかのおみやげは、インドネシアのトカゲの壁掛け。なんだか福をよびそう。

   DSC_1911.jpg

ありきたりですが、動物園の良さは、「生物多様性」を実感できること。
いろいろな地球の仲間が、それぞれの環境でがんばって生きています。
環境破壊生物・人類としては、スミマセンスミマセンという気分になりますがね。 




『謎解きホームルーム』でました!

  1. 2020/12/07(月) 14:51:43_
  2. 金亀からのお知らせ
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オムニバスの新刊出ました!
『謎解きホームルーム』イラスト・純頃 日本児童文芸家協会・編 新星出版社・刊

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ミステリーの物語が、九つ。
著者は、山本省三さん、秋木真さん、ささきかつおさん、ささきありさん、
萩原弓佳さん、光丘真理さん、藤野恵美さん、そしてカナジの8人です。

物語は、クラスの子どもたちが見たり聞いたり体験したりのミステリーを、
担任の車六先生が書きとめてホームルームで発表し、
クラスのみんなで謎解きに挑戦、という形で進みます。

カナジが書かせていただいたのは、「いなくなったカメのコーラ」。
行方不明となったリクガメの話です。コーラという名前、なかなかいいでしょー? 

ちなみに、車六先生のフルネームは、“車六家睦(しゃろくいえむつ)”で、
産休に入った綿荘(わたそう)先生”の代わりにやってきた、とのこと.
ついでにいえば、プロローグ、そして第一話の主人公は、“サキ”。
イギリスの短編ミステリーの小説家さんの名ですね。
いろいろと楽しめるミステリーですよ~~~!



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

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