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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

ミイラさん、こんにちは

  1. 2020/01/12(日) 15:52:12_
  2. 金亀のひとりごと
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東京・上野の科学博物館で開催されている、
「ミイラ――『永遠の命』を求めて」を見てきた。

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世界各地の43体のミイラを展示、ミイラの歴史やその民族の文化、
死生観などが紹介されている。

ミイラいえば、なんといってもエジプトが有名だが、
南北アメリカ、中国、オセアニア、ヨーロッパ、そして日本など、
世界各地で残されている。
人工的に作られたもの、そして、遺体が偶然ミイラ化した自然ミイラもある、

復活を目指して、体を保存するために作られたミイラ、
亡くなった方々、つまり先祖を長らく崇拝するためのミイラ。
そして、なんと学術的な関心により、
自らミイラとなった江戸時代・日本の本草学者(博物学者)までいてはる!

この数百年から数千年前に亡くなった方たちを前に、
不思議な感覚にとらわれた。
どんな暮らしをしていたのだろう。
死ぬのは恐かった? でもミイラになれるなら我慢できる、と思っていた?
実際にミイラになれて、うれしい? 
それとも、本心はそっとしておいてほしかった? 
何百年何千年を経て、
こんな大勢のわけのわからん人たちに囲まれ見つめられ、どんな気分?

今回驚いたのは、子どものミイラがたくさんあったこと。
幼くして死んだ我が子をミイラにする親の思いは、どんなものだろう。
生贄として村の人々に殺された子どものミイラもある。
我が子を差し出した親たちは、どんな涙を流したのだろう。

ミイラさん方を前に、数世紀の時を遡り、
死ぬこと生きることに厳粛に思いを馳せた、冬の午後。

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博物館をあとにすると、すでに夕闇。

今回のおみやげは、ガチャでゲットしたエジプトのネコのミイラ。約7センチ。
 
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こちらは、以前に「エジプト展」で買ったミイラの棺。約5センチ。
  DSC_0849.jpg
 
フタがあけられるようになっていて、ちゃんとミイラの姿を拝めるの。
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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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