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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

秋が来たのはいいけれど・・・

  1. 2018/10/28(日) 14:44:28_
  2. リアル亀
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秋だな~。亀のキメラがエサを食べなくなった。

     DSC_0415.jpg
  エサをやっても知らん顔のキメラ

うちの亀たちの食欲は、もしかしてかなりヘンかもしれない。
男子のガメラ、ミニラは、本格的に食べだすのが4月くらいで、
それから夏至をピークにきっちり食欲が落ち、
8月にはもうほとんど食べない。
つまり、食べる期間は四か月ほど。

変温動物だから、気温が下がれば食べなくなるのは当たりまえだが、
8月の一番暑い盛りに、ろくに食べないって、どうよ?

女子のキメラは、産卵が終わらないと、食欲が出ない。
トシのせいで産卵時期はどんどんずれていき、今年は6月も終わるかというころだった。
それから、大急ぎでガツガツ食べ、10月の終わりには「食べ止め」だ。
こちらも、ちゃんと食べるのは4か月間くらい。

その後、秋が深まり冬が訪れても、三匹とも冬眠するでもなく
水槽のなかを平然とゴトゴト歩き回っている。
見なれているとはいえ不思議な光景だ。

  DSC_0416.jpg
     「食べ止め」してすでにに二か月、なのに水槽の底に小砂利をしかないと
     ガタンガタンとうるさい、元気なガメラ

女子も男子も、食欲のある4か月くらいのあいだで、
一年分の栄養分をためこんでいるってことか。
そんなことができるのだろうか。
数年前までは、もうちょっと食べる期間が長かったのだが。
育ち盛りには、夏は一日二回、エサやりしていたし。

亀の飼育法などを読み、またネットで検索してみると、
「寒くなったら水槽をヒーターなどで温め、食欲が落ちないようにしてください」
などど書いてある。一年中お食事をなさる亀サマもいてはるということか。

おい、だいじょうぶか、亀たちよ。
春まで、無事に生き延びるんだぞ。

先週、今シースン初めて、散歩道から富士山が見えた。

空地には、コキアが! 近所の人が植えたのかな?

    DSC_0375.jpg

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屋久島の森でうろうろ考えた

  1. 2018/10/21(日) 15:08:48_
  2. 金亀のひとりごと
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前々回のブログの続きを今ごろUP。
鹿児島と屋久島の、女子三人旅だ。
鹿児島の指宿温泉に一泊したあと、フェリーで屋久島に向う。
屋久島環境文化センターで、屋久島の自然についてちょこっとお勉強したあと、
いよいよ山の中へ。
といっても、縄文杉まで歩くツアーではなく、
初心者でも歩ける白谷雲水峡を二時間歩くだけだ。

お天気は雨・・・。
ああ~~、国際的雨女で、
雨の少ないモンゴルをどしゃぶりにさせた実績を持つカナジのせいかと
しょんぼりしてたら、
いやいや、屋久島の降水量はハンパなくて、
「月のうち35日は雨」、山や森林の降水量は、東京の7倍ほどにもなるらしい。
ちょっと安心。
安心したって雨は止まず、けっこうなどしゃぶりのなか、
カッパ着こんで、レンタルのトレッキングシューズに身を固め、
ガイドさんのあとをついて、森林のなかによちよち踏み込んだ。

日本は山そのものを、神としてあがめる信仰があったが、
ここ屋久島も、もちろん山は神さま。
しかも、森は生命力全開。このなかで、人間は「異物」でしかないな。
リュックの上にカッパを着込んでしまったし、
カメラやスマホを手に持ったまま歩くのは、たいへん危ないので、
この間写真は撮れず。
写真撮るのに気を取られたら、
雨の森ですべって一発骨折だももんね。

写真は、翌日歩いたヤクスギランドにて。

この森は、どれだけの生命を宿しているのだろう。

③20

樹齢3000年という紀元杉。今にも語りだしそう。

③26

足腰に自信があるなら、縄文杉まで歩いてみたかったな。

それにしても、伐採された跡のある屋久杉の多いこと。
よく、「手つかずの自然」という表現があるけれど、
そんなものは、もしや日本にはないのかしれない。
屋久島の自然は、かなり昔から木材として切り出されていたそうだ。
記録にある一番古いものは、1560年。杉、ヒノキ材が鹿児島に運ばれたらしい。
その後、江戸時代は、かなりさかんに伐採されていた。
当時、島の人々は貧しく、杉材を年貢にするしかなかった事情もあるんのだろう。

それでも、神の山に入り神の木である杉を切ることには、
涙を流したことだろう。
こんな看板もあった。

③10

「げじべえ」という妖怪もいるらしい。

③34

森の精で、大木や老木などに住み着いているそうだ。
森で炭焼きをする島民に、イジワルしていたんだって。
杉の伐採で、一番困ったのが、げじべえだろうなあ。
自然保護と経済活性化は、いつの時代もせめぎ合いだ。

伐採された切り株に、杉花粉が着床して、伸びてきた杉。
「切株更新」というそうだ。

③14

切られても、新しい杉のゆりかごになったんだね。よかった。

屋久島では、お魚がおいしい。
鯖や飛び魚が名物で、焼き鯖と飛び魚の姿揚げがおいしかった。

ランチの、屋久杉膳。食器はすべて屋久杉で作られている。

  ②9

めずらしい「亀の手」の味噌汁。

③37夕食の亀の手

実は、貝でありました。これ、ダシが出てうまーい。


つばさ賞で羽ばたいて!

  1. 2018/10/14(日) 16:10:16_
  2. 児童書のぐるり
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昨日は、日本児童文芸家協会主催・創作コンクールつばさ賞の授賞式でした。

DSC_0362.jpg


二年に一度のこのコンクール、受賞作が毎回、出版化になっています。

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今回の受賞者は14名。
どうかどうか、プロデビューされる方が現れますように!

さて、この授賞式でちょっと自慢できるのは、
一次選考通過者にもお声をかけて、
参加していただいていること。
今回も、17名もの方がご参加くださいました。
次回には、壇上にあがれますようにと、祈らずにはいられません。

そのなかには、なんと、詩・童謡部門で8歳の少年が!
すばらしいですね。ずっと書き続けてくれるといいなあ。

もうひとつ、うれしいサプライスが。
橋口さゆ希さんから、祝電をいただきました!
橋口さんは、前回のこのコンクールの優秀賞受賞者であり、
受賞作「わすれんぼっち」は、PHP研究所から出版になっています。

   9784569786889.jpg

橋口さんの祝電、受賞者にお友だちがいらして、その方あてかと思ったら、
「受賞者のみなさまへ」ですって。
「この会場にいらっしゃるのは、みなさんを応援している人ばかりです。
たくさんお話をうかがってください」という内容でした。
なんてありがたいメッセージ、主催者のわたしたちとっても、
とても励みになる祝電でした。

そう、「つばさ賞」は
書きたい人、デビューしたい人を応援するコンクールなんですよ!

出版事情の厳しい昨今ですが、
フレッシュで勢いのある作品を、
編集者さんは求めているはず。

今回生まれた作品たちよ、
羽ばたいて~~!

DSC_0363.jpg
受賞者へのプレゼント、深紅の薔薇。

知覧特攻平和会館でもやもや考えた

  1. 2018/10/07(日) 17:29:54_
  2. 金亀のひとりごと
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先月のことになるが、鹿児島と屋久島に行ってきた。
女子三人旅だ(へへ、今どき、『女子』というのは中高年ばかりなり)。

一日目は、鹿児島泊まり。
鹿児島空港から、「知覧特攻平和会館」に向かう。
ここは、太平洋戦争末期、特攻隊として海に散っていった
二十歳前後の若者たちの遺影、遺品、記録などを
「恒久平和を願って」展示している。

入館して、最初に目にした太平洋戦争についての解説で、「え?」
ものすごい違和感。
「第二次世界大戦において、
欧米列強の植民地とされたアジア諸国を救うために、日本は戦争へと突入・・・」
こんな説明だった。
なにそれ? アジア諸国を救う?
日本がぶん捕る意図は見え見えだったのに?

こんな説明を読んでしまうと、
そのあと何を見ても、心に染みてこない。
写真に残る、出撃前に子犬と遊ぶ少年兵たちの笑顔に、胸を衝かれはするが・・・。

 練習機

      ①1知覧特攻平和会館


若い兵士たちが乗り込んだ戦闘機は、
そのほとんどが整備不良や燃料不足、飛行技術不足で、
目的を達することなく海の藻屑と消えてしまった、と聞いている。
そのことも、館内ではほとんどふれていない。

死んでいった隊員は、「勇士」とされている。
そりゃ、遺族の気持ちを考えたら、勇士、英雄としたくはなるだろうが、
ここははっきりさせたい。
彼らは犠牲者だ。国家に殺された被害者だ。
そこが踏みはずされていると、「恒久平和を願って」と掲げてあっても、
どこか危ういものを感じてしまう。

死んでいった若者の命は、もちろん尊い。
けれども、悲劇性や悲しみが、
国家のために若者を殺す「特攻」という愚策を覆い隠してしまわないか?
あんな史上最悪の、作戦ともいえない残虐行為を、
若者の「尊い思い」の結果として括ってほしくない。

何によらず、若者を死に駆り立てる大人は、みな醜い。

鹿児島のシンボル、開聞岳。
飛び立った若者たちの目にも、この山が映っていただろうか。
 
   ①9

海はどんな時代でも、美しい。
若者たちが「消されて」いった海原に、続いている。

 ①3



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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