金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

楽しんで、上野散歩!

  1. 2017/04/30(日) 14:26:11_
  2. 児童書のぐるり
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日本最大の児童書の祭典、「上野の森 親子フェスタ」が、
5月3日~5日、上野公園で開かれます。
五万冊の児童書を読者謝恩価格で販売、講演会や対談も随時開催。
わたしの所属する日本児童文芸家協会では、
4日に15名の作家さんによるサインセールや読み語りを行います。
五月の青空の下で、子どもの本三昧の一日を、お楽しみください。

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さて、上野公園周辺には、注目のスポットや穴場もたーくさんあります。
わたしが好きな「上野」をちらっとご紹介。

まず、JR上野駅の地下ホーム(13番~16番線)。
上野始発・終着の在来線のホームです。
ここは、東北新幹線ができるまでは、
東北の玄関口といわれたホームです。
ちょうど、NHK朝ドラ「ひよっこ」でも出てきましたが、
東北方面の若者の集団就職列車が着くホームでした。

始発・終点ホームだから、はじっこがあります。

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わたし、プチ乗り鉄でして、この場所大好きなんですわ。

地下ホームの入り口付近にあるのは、石川啄木の歌碑。

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「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
この「停車場」とは、上野駅のことです。

公園口に出てすぐ、東京文化会館があります。
クラシックの殿堂、コンサートやバレエ・オペラ公演が毎日のように開かれています。
ホール内やロビーは重厚でクラシカル。

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ホール内に入れなくても、ロビーやギフトショップをのぞくだけで楽しいですよ。
五線譜のついたグッズやオルゴールなど、音楽関連のグッズがあります。

公園内には十を請える美術館、博物館が
わたしが好きなのは、国立科学博物館。
常設展の、こんな動物たちをぼんやりながめているだけでも、
人間も動物の一種にすぎないんよなあと、心がひろびろ~とします。(写真、OKでした)

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ツノのある動物が好き。

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それにしても、ツノに囲まれると癒されるって・・・?

上野散歩、どうぞ楽しんでください。


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春、そして皮

  1. 2017/04/23(日) 14:26:30_
  2. 金亀のひとりごと
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春といえば、筍? 蛍烏賊? タラの芽や蕗の薹?
わたしはだんぜん、新じゃがです。

毎年この季節に作るのは、細切り肉じゃが。
皮つきのまま太めの千切りにした新じゃがを、熱湯でさっと湯がきザルに上げておきます。
中華鍋で豚バラ肉の細切りと生姜を炒め、
酒、みりん、醤油を入れて煮立ったところへ、先ほどの新じゃがを入れて、
ざっくざっくまぜながら味をしみこませます。
青葱(うちでは根深葱の青いところですが)の細切りを加え、
新じゃがのしゃきしゃきの歯ごたえが活きているうちに火を止めます。

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写真ではおいしそうに見えませんが、おいしいんです。

コンビーフと新じゃがの簡単ピラフ
皮つきのまま大き目の角切りにした新じゃがと、
コンビーフ、それに塩を適当に入れて炊飯器で炊くだけ。
新じゃがが、べちゃっとならないように、思いっきり大きく切ることと、
炊飯器の快速炊きコースで短時間に炊くのがコツ。

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写真ではおいしそうに見えませんが(以下同文)

どっちも皮がいい仕事をしてくれます。
ちょっと土くさい香がたまりません。新じゃがならでは。

皮といえば、鮭の皮はおいしいよね。
おひとり様女子の酒飲みコミック、『ワカコ酒』にも
鮭の皮がでてきます。隣客が焼き鮭の皮を侮るのにむすっとしたり、
鮭の皮だけの揚げ物(100円!)にほっこりしたり。

『ワカコ酒』新久千瑛・著 徳間書店

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鱈子を料理に使うとき、中身をしごきだしたあとの
ピラピラの薄皮もおいしいよね。まな板の前でそのままぺろん。
これだけは、料理する人の職権ですな(なんとささやか・・・)。

大根の皮の醤油漬けや、オレンジピールやレモンピールもおいしいよね。
知人から、庭でとれた大きなレモンをいただいたので、
レモンピールの砂糖煮を作り、チョコがけしました。

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写真では・・・(以下同文)

外界から身を守るためのマントだもの、
薄くてもしわんでも、皮には味や栄養がぎゅっと詰まっています。

わたしの面の皮はどうだろう。いい味出せるといいな。



遊ぼう、学ぼう

  1. 2017/04/15(土) 18:29:06_
  2. 児童書のぐるり
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7月17日(月)(海の日)、第4回「童話塾 in 東北」(日本児童文芸家協会主催)が
仙台市民活動サポートセンターで開催されます。

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今回は、午前中が三名の人気作家さんによる合評会、
午後がすとうあさえさんの講演会という、めっちゃ充実したプログラム。
ふるってご参加ください。
申し込み締め切りは、合評会5月31日、講演7月15日までです。

こちらは、ただいま開催中の「みんなの絵本展」、四谷三丁目のランプ坂ギャラリー。

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7名の作家さんと8名の画家さんによる、新作の展示です。先輩作家さんやお友達作家さんがたくさん! 
会場は、花盛りのような温かさ。

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絵本って、紙とインクでできていても、あたりを温める力があるんですよ!(ホント)

会場は「四谷ひろば」という施設のなかにあります。
区立小学校の跡地を利用した建物で、
一歩入ると、懐かしさじんじん。
施設内には東京おもちゃ美術館があり、
ベビーカーで遊びに来た親子さんでにぎわっています。
画像は、ミュージアムショップ。木のおもちゃがたーくさん。

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四谷三丁目の駅すぐのところには、
消防博物館があります(入場無料)。
江戸の火消から現代までの消防についての展示があり、
すんごいおもしろいです。写真可です。
消防車好きのお子さんだっだら、
興奮してかけまわりそう。

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  カナジが興奮するのは、江戸火消ですがね↑

春ですからね~。楽しくお出かけください。
「みんなの絵本展」は19日までです。お急ぎください。


落語ーー江戸から昭和、平成につながる空間

  1. 2017/04/09(日) 17:50:01_
  2. あんな本、こんな本、どんな本?
  3. _ tb:0
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上野の鈴本演芸場へ、初めて落語を聞きにいきました。

後ろのほうからでも噺家さんの顔の表情がよく見える程度の広さで、
座席ごとに小テーブルがあり、
お弁当やお菓子を食べててもOK。くつろげます。

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昼の部、夜の部、どちらも2800円で、出入り自由です。
昼の部は四時間もあるので、途中から入場しました。
古典落語あり、新作あり、漫才や手品や、三味線の小唄あり、
紙切りもありで、ぜんぜんあきません。眠くもなりません。
どれも見事な「芸」です。
一朝一夕にできるものではないことが、
いいトシのおばさんになった今、ほんまによーく身に沁みます。

そして、じわあっと心地よい、なじみのある空気。なつかしい・・・。
子どものころ、落語や紙切り芸を、テレビでよくやっていました。
それほど熱心に見ていたわけではないのに、
この間(ま)、この声、しぐさ。五感にしっくり入ってました。

聞くのはお江戸の古典落語や、それをアレンジした新作ですが、
よみがえってきたのは昭和の「お茶の間」でした。
思えば、江戸から昭和、歴史のなかではそんなに遠くないんだなあ。

明治、大正、昭和、平成と、
歴史の幅からみたらわずかの歳月なのに嵐のような激動。
それでも変わらないのは人の心。
その機微や笑いの表現には普遍的なものが流れているのしょう。
そこへ、時代時代に合わせて少しの新味を加えてあり、
すんなり身に溶け込むように創られています。
たいした文化です。したたかです。
こういう庶民の文化は、やはり平成でも花開いてほしいものです。

というわけで、落語をモチーフとした児童書です。
  

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『がむしゃら落語』赤羽 じゅんこ・著 きむら よしお ・絵

マジメ人間で友達もあまりいない雄馬、イジワル男子の謀略にはまり、
やったこともない落語を演じるはめに。
しかたなく、たまたま知り合ったぱっとしない若手噺家に教えてもらい
落語の特訓をするものの、この師匠はまるで頼りなく、
また肝心の話のオチが、どこか心にしっくりこない――。
読むうちに、落語の話そのもののユルさや、
噺家さんたちのシャレに満ちた会話がとっても心地よくなってきます。
主人公の生真面目ぶりとのギャップが、むしろスリリング。
さあ、落語はうまくいくのか?とハラハラ。

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『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』安田夏菜・著 宮尾和孝・絵 講談社 

熱血で仕切り屋なのがアダになり、クラスのなかで浮いている圭介。
そこへ、落語家を目指すも挫折して行方知れずになっていたじいちゃんが帰ってきました。
でもじいちゃんはあきらめていません。
今度こそはとアマチュア落語コンクールに出場しますが・・・。
全編大阪弁で語られ、気がつくと作者の術にはまって
気分はすっかり上方落語。
じいちゃんの思いが、胸にじんわり沁みます。
人生、「さんかく」でいいんだよね!

この二作、はからずも落語をモチーフとした児童書の東西合戦のよう。
なんせ、赤羽さんは東京人、安田さんは関西人。
真面目で冷めてて「省エネ」と呼ばれる雄馬と、ムダに熱くて濃い圭介。
江戸と上方。空気の違いはあっても、
人間の弱さや悲しみ、浮世の辛さを、笑いでふっ飛ばすエネルギーはいっしょ。
そして、お二人の作家さんの、落語愛の深さもいっしょ。

寄席、また行ってみようっと。


新年度です。会員募集中です。

  1. 2017/04/04(火) 17:44:29_
  2. 金亀からのお知らせ
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桜ですね。雪柳ですね。新年度ですね。
会員募集のお知らせです。

よみうりカルチャー大宮「童話を書いて楽しもう」
毎月第2木曜日10:00~11:30
JR・東武・ニューシャトル各線 大宮駅西口5分
会場案内はこちら
詳細はこちら

児童文学サークル「かざぐるま」
毎月第4木曜日午後1:30~ 
桶川市 さいたま文学館
会場案内はこちら
(カナジは奇数月のみの参加です)


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ダメになると広がる

  1. 2017/04/02(日) 16:11:08_
  2. 金亀のひとりごと
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お茶が大好きで、煎茶、ほうじ茶、紅茶、ジャスミン茶と、
とっかえひっかえ一日に何杯も飲む。
けれども、数か月前に危機が訪れた。
カフェインのある煎茶や紅茶をどばどば飲むと、
当たり前かもしれないが、胃の調子が悪くなるのだ。
そこで、楽しむようになったのが、ハーブティだ。
前々から好きだったが、毎日というほどではなく、
ティバックを少量買ってきたり、たまにカフェで見つけて飲む程度だった。
今は、朝食後のお茶を我慢して、11時ごろに一人ハーブティ。リフレッシュするなあ。

ハーブティって、ほんまにおいしい。
ブレンドしたもの、ストレートのもの、どっちもいい。
ストレートのものは、今のところレモンマートルが気に入っている。

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煎茶や紅茶だとお菓子をつまみたくなるのだが、
ハーブティはスイーツ不要。ただただ、その香りを楽しむ。

このあいだ、信州のおみやげで蕎麦茶をいただいた。

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これもおいしい! 香ばしくてほっこりする。しかも、ノンカフェイン。
お蕎麦屋さんで出されるサービスの蕎麦茶より、ずっと濃い(当たり前か)
テイバックは、温泉に浸かったオサルさん。

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            キモチいいね~~。

胃弱ゆえに見つけた、ハーブティや蕎麦茶の味わいだ。

モンゴルに旅行したとき、おいしいお茶に巡り合った。
スーティ・チャイという。ミルクティなのだが、紅茶ではない。
なんという名かわからない、新鮮な草の香いっぱいの茶葉をたっぷりの牛乳で煮だし、
そこに砂糖ではなく塩を入れる。
これがうまい! ミルク臭さがまったくなく、食事のときはスープ代わりになる。
ウランバートルのスーパーで、
茶葉ががさがさいっぱいつまった袋を買って帰り、家で楽しんでいたが、
あっというまにカラになってしまった。
ネットで探したけれど、どうしても手に入らない。
しかたなく、普通のロイヤルミルクティに塩を入れて飲んでいた。
それはそれでまずくはないが、モンゴルのお茶とは違うなあ。

そのうちに、牛乳にアレルギーが発覚、ミルクティどころではなくなった。
そこでわたしの食生活に新登場したのが、豆乳だ。
思いついて、豆乳と紅茶で作ってみた。
むむむ、近い! でも、草の味が足りないぞ。
いろいろ試すうちに、見つけたよ。
豆乳+ほうじ茶+レモンマートルティ+塩。
うまーい! (本場のスーティ・チャイと似ているような、いないような、です)
牛乳アレルギーがあったがために見つけた、代用スーティ・チャイだ。

興味ある方は、お試しあれ。
レモンマートルティ無しで、ほうじ茶だけでもいけます。

ダメになると広がるんだなあ。



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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