金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

美しすぎるホームページ。それは児童文芸家協会です

  1. 2016/01/27(水) 15:40:10_
  2. 児童書のぐるり
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な、なんだこの美しさ、見やすさは?

児童文芸家協会のホームページが、リニューアルされました。
制作したのは、この協会の理事であり広報委員長である、間部香代ちゃん。
ご本業の作家活動や雑貨やさん「マッシュノート」経営のかたわら、
おそらく何十時間も費やしたことでしょう。
もう、拝んじゃう!

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ご覧ください、この上質でハイセンス、しかも温かな画像を。
しっとりとした「手ざわり」を感じませんか?
添えられた文章の一文一文にも、心がこもっています。

ほしい情報に簡単にたどり着けるし、何より、見ていて楽しい! 

ど、ど、どーしよう、このHP見た人が、
児童文芸家協会事務局は銀座の、いやパリの一等地のオフィスにあると
思いこんでしまったら・・・!

そんなことよりも、この協会の役員のはしくれのカナジ、
ほつれた服のすそをホッチキスで止めて外出したり、
左右ばらばらの靴で歩いたりして、
笑われないように気をつけます。

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「はずれ雪」の日に

  1. 2016/01/24(日) 17:13:51_
  2. あんな本、こんな本、どんな本?
  3. _ tb:0
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「はずれ雪」。
今、言葉を創りました。
週末、首都圏でも雪になるかもといわれていたのに、はずれ。
晴天の日曜日です。あ~~~あ。残念。
わたしは雪が大好きなのです。
雪害に遭われる方や通勤する方には申し訳ないですが。
雪が降るたびに防寒ブーツで散歩に出て、
雪だまりにダイブする、ヘンなおばさんです。

わたしの住む埼玉県は、雪は一冬に多くて3回くらいまでしか降りません。
子どものころはいつも雪を待っていました。
冬の朝、ぐずぐず布団のなかにいると、
母の呼び声「雪降ってるよ!」
「わーい!」と跳ね起きて窓辺へいったところが、真っ赤な嘘。
いや、地面が茶色だから真っ茶色な嘘ですね。

雪が降ると、一日中心が躍りました。
別世界が現れた不思議に見惚れました。
ふと、大人は雪が降っても喜ばないことに気がつき、
心底、恐ろしくなりました。
「わたしも大人になったら、雪がうれしくなくなる日がくるのかな。
そんなのいやあっ」
心配は無用、今でもちゃんと雪が大好きです。

雪の気配を感じると、こんな本を開きたくなります。
「海のむこう」土山優 文 小泉るみ子 絵 新日本出版社


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 北国の自然と暮らしが、なつかしく美しく描かれています。
 雪のにおい。氷の花。冬空に光るいなずま。
 五感がすくすくと覚醒されます。
 主人公の少女の、はずむ息づかいが聞こえてくるようです。

「小さいきょうだい」リンドグレーン著 岩波書店『ちいさいきょうだい』収 

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  「むかしむかし、びんぼうがひどかったころ」で始まる四話のオムニバス、古典名作。
  表題作の「小さいきょうだい」は、孤児となり心の冷たいお百姓にひきとられ、
  働かされてばかりの兄妹の物語。
  飢えと寒さに倒れかけた兄妹は、雪の上に赤い小鳥がいるのを見つけます。
  あとをついていくと、常春のミナミノハラが現れ・・・。
  美しく叙情的な文章、北欧ファンタジーの源流をたどることができます。
  よけいなことかもしれませんが、スウエーデンが高福祉国家を選択した礎を感じます。

「吹雪の夜」 ロバート・ウェストール著 徳間書店『真夜中の電話』収

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  突然の吹雪に巻きこまれ、命の危険にさらされた若い恋人たちの物語。
  吹雪のようす、寒さの描写がものすごくリアルで、バーチャル凍死しそう。
  ラストの幸福感に芯からあったまります。
  冴えないと思っていた少女へ、少年が突然抱く恋心。
  その青春のモヤモヤ感、高揚感ホテリ感も素晴らしい。


雪降れ~~~!



コピーライターさんのお仕事

  1. 2016/01/16(土) 21:57:12_
  2. 児童書のぐるり
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  4. _ comment:0
昨日、児童文芸家協会事務局で会議がありました。
その終了後、せっかく集まったのだからと、
小さな勉強会、「言葉磨き塾」がありました。
座長は、作家にして詩人、コピーライター、
はたまた原宿の雑貨セレクトショップ「マッシュノート」オーナーの間部香代ちゃん。
俳句もたしなむという言葉の達人です。

名作コピーや、コピーの創作方法を紹介してもらい、なるほど感満載。
例えば、「トンボ鉛筆」の消しゴムの広告。
「人は、書くことと、消すことで、書いている。
(中略)
消し去ることで、この世にほんとうに
生まれてこなければならなかったものが姿をあらわしてくる。(後略)」
(コピーライター 岩崎俊一+岡本欣也/トンボ鉛筆)

小さくて単価の安い消しゴムですが、
こんなふうに書いてもらえて、消しゴムさん、号泣かも。
さらに、「消す」ことにより「書く」ことが際立ってきます。
書き手として衿を正された気分。
書きっぱなしの文章は、「書いた」ことにはならないのね。
ダラダラと長いままの文章は、
内臓脂肪・体脂肪に我が身を埋没させた姿なのね。うげー。

何回書き直してもなかなか仕上がらない自分に、「よし」!
・・・いや、仕上げなくちゃあかんやろー。

コピーライターさんから学ぶべきことは、山ほどありますね。
ありがとう、香代ちゃん!

帰りかけ、あちこちの店の看板やポスターをながめながら歩きました。
むむむ、どれもみーんな工夫されているんだなあ。

駅のホームにこんなパネルが。

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な、なに? バーバースガ? 床屋さんが駅ホームで広告?
じゃない、東京ガスの広告でした。
電気小売自由化で「東京ガスが電気を始めます」という宣伝です。
写真がヘタでボケボケですが、
「スガ」の下に、「あれこれセットでいろいろカット」と書いてあります。

うふふ、コピーとデザインの妙、楽しませてもらいました。
(テレビCMもやっているみたいですが、まだ見ていません)


新しいこと、続けること

  1. 2016/01/10(日) 18:07:30_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
おやおや、うっかりしているうちに、2016年が10日も過ぎてしまいました。
このブログも、めでたく二回目のお正月を迎えることができました。

今年始める新しいこと。
「切り火」です。
時代劇なんかで、出かける亭主におかみさんが
門口でカチカチやる、あれです。

友人が何年もずっと、夫君と娘さんが出かけるときに
カチカチやっていると聞き、
さっそく火打石を購入しました。
まさか売っているとは思いませんでしたが、
神棚・神具店にありました。
火打鎌(そういうネーミングなんですね)と、
アメジスト、ローズクオーツ、水晶の三つの 石のセットです。

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火花は、こんな感じ。
火打ち鎌に石を軽くすべらすようにカチカチやると、
思いのほか簡単に火花がでます。

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おおお~~~~!
肉眼ではパチッと一瞬、微細な火花を捕らえるだけですが、
カメラは立派な火花を収めていました。
火事に気をつけなくてはね。

昨年から継続中のこと。
昨年1月のブログに書いたのですが、
ピアノ曲「月の光」を弾けるようになること。
な、なんと丸一年以上かかって、まだ
譜読みが終わっていない!
というのは、レッスンは月一回で、一か月に進むのは2小節から4小節という情けなさ。
亀の歩みどころじゃありません(実際、亀の足はなかなか速いのです)
去年は、「来年の元日のブログに、『下手ですが弾けるようになりました』と
報告できますように」などと書いたのですが・・・。
道はまだまだ遠いです。
引き続きがんばります。

それにしても、丸一年以上、同じ曲を練習していても飽きないの。
弾くたびに絶妙な和音にほれぼれ。
これほど好きな曲が世の中にあるということを、
ドビュッシー様に感謝するしかありません。
好きなものがあるって、幸せですね。

しかし、いくらなんでも来年の正月には、
『下手ですが弾けるようになりました』と
書きたいものよなあ。



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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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