金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

神の手にどつかれて

  1. 2014/10/19(日) 16:57:43_
  2. 児童書のぐるり
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昨日、神楽坂の出版クラブ会館にて、
日本児童文芸家協会主催「創作コンクールつばさ賞」の授賞式がありました。

    DSCF6002_convert_20141019164748.jpg
    
翼をあげて、ついに受賞されたみなさんの、晴れの日です。
わたしもこの賞の受賞作でデビューした一人ですので、
受賞者のみなさんの喜びと熱い思いと緊張が、
びんびん伝わってきました。

わたしは賞の担当の委員として運営にあたりましたが、
実にたいへんな時間と手間をかけています。
この日を迎えるまでに、
賞の応募要項の見直しから始めて二年近くかかっているのです。
受賞者やご家族の笑顔と、喜びの声が、
その二年分の労力へのご褒美です。

この賞は童謡・詩部門、童話部門、読み物部門の三部門に分かれていて、
それぞれに優秀賞、佳作が選出されますが、
今年は童謡・詩部門、読み物部門ともに、優秀賞なしという結果に終わりました。
残念ですが、この賞のレベルの高さゆえのことです。

授賞式後の「お祝いの会」
DSCF6004_convert_20141019165319.jpg


童話部門の優秀賞は二作、
「花とばしの日」(つげみさお作)と「はじめての握手」(萩原弓佳作)。
両作品とも「児童文芸」10,11月号に全文掲載されています。
この二作、まったく違う作風で、いやー、おもしろいこと!
美しくやさしいファンタジー、心癒される「花とばしの日」、
カワイクナイおもしろさをニヤニヤと楽しむ「はじめての握手」。
優秀賞は、基本的に一作なのですが、
選考委員がどちらか一作にしぼれなかったのが
よくわかります。

新しい才能の持ち主に出会えるのは、幸せなことなのだと思います。
……「オマエもしっかりせい!」「新人さんを見習わんか!」と
創作の神の手に背中をどついてもらえますからね。
喝ーーーーッ!


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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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