茗荷あれこれ
茗荷をどっさりいただいた。
友人が、庭に自生しているものを摘んで送ってくれたのだ。
炎天下、この量を摘むだけでも汗の量が推し量れるというもの。
_convert_20140819153348.jpg)
茗荷好きだ。それは死んだ父譲りかもしれない。
酒飲みであった父は、夏になると、
ざく切りにした茗荷にしょうゆをかけたものをつまみに、
ウイスキーを飲んでいた。
サントリーレッドが広まった時代で、
大型のタンブラーになみなみ注いだウイスキーを、ストレートでやっていた。
わたしは、だまって茗荷をつまみ食いする。
無口な父は何もいわないが、母にはよく、
「子どものくせにこんなものよく食べられるね」といわれたっけ。
ひりひりといがらっぽいような味は、たしかに子ども向きではないが、
クセになる刺激だった。
さぞ飲兵衛になるかと親たちから心配されていたが、残念ながら下戸に育った。
なのに居酒屋メニューが好きなのは、このあたりにルーツがありそうだ。
これだけたくさんの茗荷があると、料理の主役に抜擢できる。
まず、ゴーヤを茗荷に換えた、茗荷チャンプルー(ゴーヤとちがって、色が地味)
_convert_20140819153519.jpg)
茗荷の天ぷら。_convert_20140819153611.jpg)
茗荷どっさりぶっかけ蕎麦(海苔や大葉の雑な切り方に、わたしらしさが!)
_convert_20140819153702.jpg)
そして梅酢漬けと味噌漬けに。
有機栽培の梅酢で作る梅酢漬けは、
甘みを加えないのでまろやかとはちょっと遠い味だが、
これがやっぱり、クセになる苦酸っぱさで、ご飯が止まらない危険食品となる。
_convert_20140819153146.jpg)
かくして、毎年食欲不振に縁のない夏を過ごせるのは、
茗荷を送ってくれる友人あればこそ。ありがたいことです。
そういえば、20年ほど前にわたしがバイトでランチを作っていた
児童書専門店兼小さな喫茶店は、文京区の茗荷谷にあったっけ。
「ピッピ」という店で、ここのスタッフだったことは、
今もわたしの誇りだ。
当時の仲間には、絵本作家の早川純子さん、田中清代さん、
なかむらしんいちろうさんなども。
ピッピのみなさん、お元気ですか?
友人が、庭に自生しているものを摘んで送ってくれたのだ。
炎天下、この量を摘むだけでも汗の量が推し量れるというもの。
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茗荷好きだ。それは死んだ父譲りかもしれない。
酒飲みであった父は、夏になると、
ざく切りにした茗荷にしょうゆをかけたものをつまみに、
ウイスキーを飲んでいた。
サントリーレッドが広まった時代で、
大型のタンブラーになみなみ注いだウイスキーを、ストレートでやっていた。
わたしは、だまって茗荷をつまみ食いする。
無口な父は何もいわないが、母にはよく、
「子どものくせにこんなものよく食べられるね」といわれたっけ。
ひりひりといがらっぽいような味は、たしかに子ども向きではないが、
クセになる刺激だった。
さぞ飲兵衛になるかと親たちから心配されていたが、残念ながら下戸に育った。
なのに居酒屋メニューが好きなのは、このあたりにルーツがありそうだ。
これだけたくさんの茗荷があると、料理の主役に抜擢できる。
まず、ゴーヤを茗荷に換えた、茗荷チャンプルー(ゴーヤとちがって、色が地味)
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茗荷の天ぷら。
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茗荷どっさりぶっかけ蕎麦(海苔や大葉の雑な切り方に、わたしらしさが!)
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そして梅酢漬けと味噌漬けに。
有機栽培の梅酢で作る梅酢漬けは、
甘みを加えないのでまろやかとはちょっと遠い味だが、
これがやっぱり、クセになる苦酸っぱさで、ご飯が止まらない危険食品となる。
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かくして、毎年食欲不振に縁のない夏を過ごせるのは、
茗荷を送ってくれる友人あればこそ。ありがたいことです。
そういえば、20年ほど前にわたしがバイトでランチを作っていた
児童書専門店兼小さな喫茶店は、文京区の茗荷谷にあったっけ。
「ピッピ」という店で、ここのスタッフだったことは、
今もわたしの誇りだ。
当時の仲間には、絵本作家の早川純子さん、田中清代さん、
なかむらしんいちろうさんなども。
ピッピのみなさん、お元気ですか?
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