金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

亀の食欲が気がかりという平和について

  1. 2017/06/04(日) 21:10:55_
  2. リアル亀
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うちの娘のキメラの食欲がない。
我が家の三亀のうちの一匹だ。

例年、五月下旬から半月くらいは産卵期のため(ただし、無精卵)
ほぼ絶食状態となる。
でも、今年はちょっとは食べていて、おなかに卵がいるのやらいないのやら。

トシからいったら、そろそろ卵は打ち止めとなるのかもしれない。
なんせ、御年25歳のおばさん亀だ。
しかし、一昨年、13個もの卵がおなかに詰まってしまい、
都内の医者に駆け込んだことがあるので、
慎重に様子を見なければならない。

試しにピンセットでエサを口に持っていくと、
あーんと口を開けた(この甘ったれめ!)。
よしよし、食べたか。
ところが、「ペッ」。
はきだしたな~!(怒)
何度やっても、「あーん」「ペッ」。
やっぱり食欲ないのかな? それとも喉が痛いとか?
試しに、オヤツ用の糸ミミズをやってみると・・・ばくばく食べてやんの。
単に、いつもの配合飼料に飽きたということか。
爬虫類でも食べ飽きるんだなあ。

キメラ
アタシのハナシ~?

このあいだ、エサそっくりのフンが水に浮いていた。
キメラったら、それをパクリと口に入れてしまったのだ(汚い話でスミマセン)。
そしたら、大あわてで、ペッペッ。はきだして、前足で口をぬぐっていたっけ。
うん、味覚は正常。でも、視力が弱いのかもしれないね。
そういえばキメラは、水中に浮くエサに食いつくのがヘタだ。
首をひょいと伸ばした先が、エサから1センチほどずれ、
食いそこねることが多い。

亀にも、もちろん個性があり能力差がある。
確実にいえることは、
この子は自然界ではエサが取れずに死んでいくだろう、ということ。
だからといって、人間の保護下でよかったね、とはいえない。
飼い亀が野生より幸せと思うのは、人間の傲りってものでしょう。
せめて、居心地よくしてあげるのが、人間の務めやね。

おなかを見せてひなたぼっこ。

       DSC_1131 onaka


ウソウソ!
亀は絶対に自らひっくり返ったりしません。
なんかのはずみで、うっかりひっくり返ることがあるだけです。
大きな陸亀だと、甲羅の厚みで元に戻れずに、飢え死にしちゃうこともあるそう。

これは、おなかの甲羅を撮るために、わたしがひっくり返しました。
だって、おなか側ってオシャレなんだもーん。
ごめんね、キメラ。協力ありがとう。

ま、平和な我が家です。

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亀の春、ベランダの春

  1. 2016/03/06(日) 15:33:30_
  2. リアル亀
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啓蟄のころは、亀の季節のスタートです。

うちの三匹の亀さんは、冬眠させないで、
暖かなへやのなかで冬を越します。
11月から3月上旬まで、エサはいっさい食べません。
よく生きているなあ、だいじょうぶかい?

桃の節句のころになると、わたしが水槽に近づくと、
ゴトゴト寄ってくるようになります。

「おや、おなかすいてきた? ゴハンいる?」
「いる!」・・・とはいわないけれど、物言いたげな顔をします。
それが春のサインです。

エサを「あーん」とさしだすと、「あーん」。
おお、食べた。この冬も無事に越せました。

                  00050001_convert_20160306152514.jpg


ベランダでは、大好きなムスカリが顔を出しました。

               DSC_0233_convert_20160306152038.jpg

数年前、土を入れたまま放置していた植木鉢から、
ある日突然顔を出した乙女です。
もともとは小鳥の落し物でしょうか。
飾りっ気ゼロでまるっきりかわいくない我が家に、
ひと時、可憐な鮮やかさをそっと差し出してくれます。


亀の鬱憤

  1. 2015/08/23(日) 17:53:55_
  2. リアル亀
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 うちの三匹の亀、ほんまに仲悪い。
 水槽に仕切りを作って個室にしてあるのだが、
 水替え&掃除のときは、仕切り板を持ち上げるので、
 このときだけは、他家に訪問できる。
たまには、顔を合わせてもいいかと思ってのことなのだが。

 それぞれが、他亀を見つけること3秒。駆け寄ること2秒。
 オスのガメラやミニラが、メスのキメラに言い寄ること、1秒。
 キメラに振られたオス同士が、ケンカを始めるまでに3秒。
 だれだ、亀がノロいって決め付けたのは?

 先日の水替えのときのバトルはひどかった。
ガメラが、ミニラの首すじに喰らいついたのだ。
ふつうは首をひっこめるから、
こんなにがっつり喰いつかれることはないのだが、
ガメラのスピードが勝っていたようだ。

あわてて、二匹を左右の手でつかみ、引き離そうとしたが、
がちがちに喰いこんでいて、離れない。ガメラよ、おまえスッポンだったのか!
無理にひっぱると、ミニラの首の皮に穴があきそうだ。
ホースの水をビューッとぶっかけたら、ようやく離れてくれた。
まるで猫のケンカだわ。

仕切り板を戻し、三匹を個室へ入れて、やれやれ。
と思ったら、おもしろいものを見た。
ミニラが、ガバッと口を開けては、
水槽に入れてある小石の角に、何度も食いついている!
よっぽど悔しかったのだろう、石で鬱憤をはらそうとしているらしい。
その姿は、中途半端なケンカのあとに
壁や塀をドカドカ蹴っ飛ばす人間そっくり。

DSCF5901_convert_20150823174731.jpg
「くそーーーッ、次は負けへんで」


今日は、キメラの甲羅の抜け殻を見つけた。
古い甲羅が、見事にきれいな形で、すっぽり脱ぎ捨ててある。

な~んて、ウソ。それじゃ、マンガだわ。
亀の脱皮は、甲羅の表面の古くなった角質だけが、
一区画?ごとにパランと薄く剥がれ落ちる。

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単3乾電池は、大きさ比較用。

縁起モノです。長寿のお守りです(これもウソ)。
端がちょっと欠けてます。もともとはもうちょっと大きいです。



キメラの一大事②

  1. 2015/07/04(土) 22:00:38_
  2. リアル亀
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愛亀・キメラ嬢、復活しました。

13個もの卵(無精卵)を甲羅内に抱え込んで、
卵詰まりでおなかパンパン、食欲のなかったキメラ、
先週動物病院で注射をしてもらい、12個がその日のうちに出てきた。

しかし、まだ食欲は戻らず、ハラハラしていたのだが、
残る一個を、四日前に自力で産卵。
は~、やれやれ、と思ったのだが、まだ食欲がない。
一口二口しか食べない日々が、もう二か月以上続いている。
おいおい、絶食ダイエットかい? 動きにも、どうもキレがない(亀にもキレはあるのだよ)。

困り果てて、買ってきたのが、レトルトのキャットフード。
実は、亀たちはお刺身やキャットフードが大好きなのだ。
しかし、お刺身でおなかをこわすこともあるし、
キャットフードを食べさせると、
いつもの市販の亀フードを食べなくなるおそれがある。
しかし、非常事態だ、キャットフードで食欲にはずみがつけばいいや。

ところが、その日から、食欲復活。キャットフードは不要になった。
動きにキレが戻った。目力も違う。
シュッとしてキリッとした首の持ち上げ方で、
クリッとしてパチッとした目線でこっちを見てくれる!

もうだいじょうぶとは思ったが、念のため、
動物病院を再診。レントゲンを撮ってもらい、
全身観察してもらった結果、異常ナシでした~。

動物病院へは電車で一時間半、
元気よすぎて、キャリーケースがわりの
ダンボール箱を破壊して身を乗り出し、
それを押さえつけながらの道中でした。

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ちょっと! アタシもうすっかり元気だわよ!
なんでこんなトコに入れられきゃなんないの?

動物病院の受付カウンターにはワニもいました。おもしろいでしょ。

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ささき家のハピちゃんも、元気になりますように!



キメラの一大事

  1. 2015/06/27(土) 18:18:30_
  2. リアル亀
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愛亀キメラ嬢の具合が悪い。
産婦人科系の体調不良だ。

キメラは毎年、5月末から6月いっぱいぐらいにかけて、
2,3回、5、6個ずつ卵を産む(無精卵)。
それが今年は一個も産んでいない。
まあ、23歳という高齢だから卵は打ち止めか――と様子を見ていたが、
食欲もない。
食欲がないなら、やっぱり産卵前なのかな。
毎年、甲羅内が卵でいっぱいになって
1か月くらい食べられなくなるのは通常のことだ。
しかし、今年は「産まない、食べない」がもう二か月近く続いている。
さすがに心配になり、「卵詰まり」かと思い当たる。
キメラの左右の後足の付け根をさぐってみると、
あるある! はっきりと卵とわかるふくらみにふれる。

卵詰まりといえば、最高傑作ファンタジー「獣の奏者」(上橋菜穂子・著)だ。
主人公・エリンの母が飼育係を務めていた「闘蛇」が、
卵詰まりで死んでしまう。その咎を負い、母は……。
(これ以上書くとネタバレ)

                   エリン



えらいこっちゃ! 電車を乗り継いで、
爬虫類を見てくれる都内の動物病院へ。
レントゲンを撮ってもらうと、なんと13個もの卵がびっしり、
甲羅の内側にパンパンに詰まっていた。
「子宮収縮剤を注射しましょう」
人間でいえば、陣痛促進剤だな。

注射してもらって3時間、卵が出た。
さすが、医学の進歩はすごい。
しかし、出たのは12個。残り1個が出てこない。
再びレントゲンを見ると、未成熟で通常の半分もない卵だ。
小さいからといって、放っておけるものでもなく、
やはり出してやらないといけない。
そうしないと体内で腐ってしまうこともあるそうだ。

数時間後に出てくることもある、というので、
ひとまず家に連れ帰る。
「一個残っているとはいえ、さっぱりしたでしょー?
もうごはん、食べられるよね?」
例年だと、卵を産んだあとは、狂ったようにバカ喰いするのだ。

ところが、食べてくれない!
それから5日。
卵はまだ出てこないうえ、食欲もない。2口3口しか食べないの。
「困ったねえ、もう一回、お医者さん行かなくちゃね」
キメラは、力なくうなずいた(と見えた)。

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さて、20センチを越えた亀を箱に入れての電車旅、
まだまだ続きそうです。

動物病院の診察券って、なんかかわいい。

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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師
イラスト:なかむらしんいちろう

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