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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

かわいくておしゃれで素敵な魔女作家さん、あんびるやすこ先生の講座

  1. 2019/01/20(日) 16:45:36_
  2. 児童書のぐるり
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わたしは、見習い魔女のナーミ。
先輩魔女の物語を夢中になって読んでいたの。
気がついたら日がかげってきたので、カーテンをしめにいき、
ふと鏡に目をやったら、いやあ~~~~~!!
でかい顔のおばさんが鏡のなかに! 
だれこのおばさん? ううん、おばあさん前期かもしれないけど。
えっ、まさかこれわたし? わたし、だれかに呪いをかけられたの?

・・・というできごとがありました。
ミリオンセラー児童書作家さんである
あんびるやすこ先生の、『なんでも魔女商会』のシリーズを読んでいたときのこと。
わたしはマジで、自分が、あんびる先生描く、
きゅっとかわいい女の子の気分でいたのです(笑止)。
で、鏡の前で現実にもどされ、げえっと叫んでしまったわけ。
上質の物語は、女のコと元女のコすべてに魔法をかけてしまうのですね。

そのあんびる先生の講座が、昨日開催されました。
日本児童文芸家協会主催「あんびるやすこ創作講座 あんびる流ミリオンセラーの作り方」。
わたしは、スタッフ。
企画して、あんびる先生と打ち合わせして、当日の準備・・・と忙しいのはたしかですが、
一受講生として出席するよりも、さらに濃~~い勉強をさせていただけるのが、
スタッフのありがたさですね。

会場は、都内神保町の「ブックハウスカフェ」2階ホール、このブックカフェは
児童書専門店であり、人気スポットです。

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会場は、ガチで創作スキルを学びたい人でびっちり満席。

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あんびる先生は、最新作の
『なんでも魔女商会26らくだい記者と白雪のドレス』(岩崎書店)の
創作の手順を中心にお話されました。
 
    無題
          
内容は具体的でものすごく実践的。まあその綿密なこと!
詳しくはいえませんがね(講座に来てくださった人だけのひみつだよ~ん)
まさにプロ中のプロ。
ミリオンセラー作家さんとは、こういうものか、と胸が高鳴るような
背筋がぞくっとするような。

惜しげもなくまるっと創作手法を公開してくださるあんびる先生には、
深く感謝するばかりです。
質問コーナーも、「書き手」の熱意を感じさせていただけるものばかり。
聞きごたえありました。

それにしても、あんびる先生の頭脳って、もしや理系?
あのわかりやすいプロットシートを始めとする創作手順に、
(どんなものかは、講座に来てくださった人だけの秘密だよーん)
科学的な明解さを感じました。

あ~、おもしろかった!

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合評の時間にありがとう

  1. 2018/12/02(日) 16:43:49_
  2. 児童書のぐるり
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昨日は、ドキドキの一日だった。
日本児童文芸家協会主催の「デビューを応援するステップアップ講座」で
受講生の作品の講評を担当しちゃったのだ。
もう一人の講師は、先輩作家の沢田俊子さん。
沢田さんがいてくださるなら、安心安心。

17名の受講生の短編作品は、どれもハイレベルで、
個性を感じさせるものがたくさんあった。
沢田さん評とカナジ評が、食い違っているときがあり、むしろほっとした。
まったく同じでは、講師二人体制の意味がないもんね。

講評していると、
ひとの作品について、よくもぺらぺらと語れるものだぜ、
自分のヘボさを完全に棚にあげて・・・と心の声がチクチクと。
こんなキビシイこと言ってしまって、
すんませんすんませんと、弱気の虫が顔を出す。

それをドンと追い払ってくれるものがある。
「さわらび」そして「若樹」だ。

「さわらび」は、21年間お世話になった児童文学創作サークルで、
デビュー作も、この同人誌掲載の作品が元となっている。
サークルの先輩たちからの批評は、いつもていねいで的を得ていた。
わたしも、先輩たちの作品について、
ぺらぺらと、思いつくかぎり、しゃべりまくっていたっけ。

そんな「さわらび」での修業時代、時おり頭によぎったのが
学生時代に入っていた児童文学サークル「若樹」のことだった。
入会して、初めて作品を書いて(箸にも棒にもかからないシロモノ)、
初めて合評会なるものに参加した。
驚いたなあ。
自分では、書けているつもりだったのに、
本当はあんまりきっちり考えてなくて、
適当に流して書いちゃった箇所を全部、先輩たちにずっぷり指摘されたのだ。
「ここ、意味よくわかんない。なぜ主人公は、こんなこといったの?」
「え・・・なぜって・・・。なんとなく~」
そう、弱いところは、読み手にすぐバレる。必ず見つかってしまう。
合評会ってすごい。
うまくなるためには、ひとに原稿を読んでもらわなくちゃ、ダメなんだ。
・・・と、18歳のわたしの、目からウロコ体験だった。
その思いがあるから、「さわらび」でも、先輩たちにナマイキなことが言えた。
そして、こんなキチンとした講座でも、いっちょまえに講師として
話すことができる。

「若樹」は、大学のサークルだから、卒業とともに離れた。
「さわらび」も、同人誌27号をもって、2014年に幕を閉じた。
真剣で一所懸命、落ち込むこともいっぱいあったけど、
ものすごく楽しかった合評の時間に、心をこめて、ありがとう。

京都在住の沢田さん、こんな素敵なお菓子をおみやげに。
なんと、綿菓子! 綺麗すぎる! もったいなくて食べられないよう。

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主催の委員会のまりちゃんと、事務局のふみちゃんからの、心づくしのお菓子とお茶。

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オシャレすぎるかぶきあげ、
「イタリアントマト&バジル」味と「チェダー&カバンベール」味。
お茶は、ボトルキャップをひねると、お抹茶がボトルの中のミネラルウオーターに落ち、
出来立てのお茶になるというもの。おーいしー!

ハイ、食べ物でモチベーション上がるオンナです。


金魚の金ちゃんになった日

  1. 2018/11/25(日) 14:43:51_
  2. 児童書のぐるり
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先週、「おはなしエンジェル子ども創作コンクール」の授賞式があった。

毎年、選考委員のはしくれとして出席しているが、
今回は重要なお役目を、申し付かった。
幼児・低学年部門の最優秀作品「金ちゃんのおとしもの」の朗読だ。
ハイ、その人選は、わたしが日ごろ「金ちゃん」と呼ばれているから、だけなんですがね。

作品は、可愛がっていた金魚ちゃんの死を
この上なく優しく暖かく描いたもので、じーんときます。
大人には書けないなあ。

朗読のとき、わたしは、赤い金魚ちゃん帽子と、
朱色やオレンジにひらひらするスカーフをつけて、壇上にあがった。
 
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このかわゆい帽子は、選考委員のお仲間のTさんが貸してくれたもの。
むふふ、テンション上がるう! ええ、恥ずかしくなんか、ないっすよ。
むしろ、成り切ることができて、いいカンジ!
調子に乗って、集合写真撮影のときもかぶったまま。

ふと、ハロウィンの渋谷の騒ぎを思い出した。
仮装しちゃうと、「いつもの自分じゃないもんねー」と解放感たっぷりで、
やっぱりテンション上がるんだなろうな。
それが、何万人もあつまるのだから、集団心理も働き、
残念なマナー違反やら犯罪行為まで出てくるわけだ。

「素顔を隠す」、それを逆手にとる心理療法もあるそうだ。
授賞式のあとの懇親会で、選考委員のOさんから聞いた話。
ピエロのマスクをつけた姿で、カウンセリングを受ける。
すると、別の人間であると自分自身を「だます」ことができ、
心の奥に淀んでいた思いを客観視して、はきだすことができるのだそうだ。
そのとき、あのピエロの大きな鼻が役に立つらしい。
仮面をかぶっても、鏡に映さなければ我が姿を見ることできないけれど、
「鼻」は、唯一、鏡なしでも目線を下げればその形がおぼろげにわかるから。
「あ、今、わたしは〇山〇子ではない、ピエロだもんね」という解放感が、
心理療法上、いい効果をもたらすんだって。
なるほどね~。

どうせなら、仮面やコスプレを、いいことに使いたいね!
「金ちゃんのおとしもの」の作者のリンくん、喜んでくれたかな?
 
もしや、ただの「イタいおばさん」だったりして!

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かなわなかった夢でも・・・

  1. 2018/11/18(日) 12:31:42_
  2. 児童書のぐるり
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  4. _ comment:0
昨日は楽しい一日でした。
お友だちのひろいれいこさんの、初出版のお祝い会が開かれたのです。

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デビュー作の『月あかり洋裁店』(絵 よしざわけいこ PHP研究所刊)は
秋にふさわしい、しみじみと美しく、ロマンあふれる作品で、
出席の上野与志さんが名付けた「ロマンティック・ファンタジー」に、
みんな大きくうなずいていました。

この物語で、わたしがうるっときたポイントは、「かなわなかった夢」。
ひろいさんの挨拶。

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「かなわなかった夢も、尊いもの・・・」
うんうん、かなわなかった夢にも、自分の努力と希望が、
つまっているんだもんね。

ああ! あのボツ原稿の山も、無駄ではないんだ。尊いんだ・・・。
ありがとう、ひろいさん! 

出版お祝い会に出席って、ほんとうに楽しいです。
これまでにも書いたけれど、幸せの余波をあびて、
リフレッシュできる日なんです。
明日から、いや、今日からまたがんばろう!

おみやげは、物語にちなんて、うさぎさんの「アイシング・クッキー」。

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困った、かわいすぎて食べられない!


つばさ賞で羽ばたいて!

  1. 2018/10/14(日) 16:10:16_
  2. 児童書のぐるり
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昨日は、日本児童文芸家協会主催・創作コンクールつばさ賞の授賞式でした。

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二年に一度のこのコンクール、受賞作が毎回、出版化になっています。

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今回の受賞者は14名。
どうかどうか、プロデビューされる方が現れますように!

さて、この授賞式でちょっと自慢できるのは、
一次選考通過者にもお声をかけて、
参加していただいていること。
今回も、17名もの方がご参加くださいました。
次回には、壇上にあがれますようにと、祈らずにはいられません。

そのなかには、なんと、詩・童謡部門で8歳の少年が!
すばらしいですね。ずっと書き続けてくれるといいなあ。

もうひとつ、うれしいサプライスが。
橋口さゆ希さんから、祝電をいただきました!
橋口さんは、前回のこのコンクールの優秀賞受賞者であり、
受賞作「わすれんぼっち」は、PHP研究所から出版になっています。

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橋口さんの祝電、受賞者にお友だちがいらして、その方あてかと思ったら、
「受賞者のみなさまへ」ですって。
「この会場にいらっしゃるのは、みなさんを応援している人ばかりです。
たくさんお話をうかがってください」という内容でした。
なんてありがたいメッセージ、主催者のわたしたちとっても、
とても励みになる祝電でした。

そう、「つばさ賞」は
書きたい人、デビューしたい人を応援するコンクールなんですよ!

出版事情の厳しい昨今ですが、
フレッシュで勢いのある作品を、
編集者さんは求めているはず。

今回生まれた作品たちよ、
羽ばたいて~~!

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受賞者へのプレゼント、深紅の薔薇。


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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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