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金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

冷製と温熱のあいだ

  1. 2020/01/26(日) 14:56:58_
  2. 金亀のひとりごと
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しばらく前に、「無限キャベツ」という料理を知った。
無限にわしわし食べられる、という意味のようだ。
千切りにしたものをレンジ加熱して、調味料を混ぜるという方法もあるが、
わたしがやってみたのは、お湯をかける、というもの。
お湯をかけ回す、ただそれだけ。
しゃっきりとくったりの中間となり、
歯ざわりがすんごく魅力的。まさに「冷製と温熱のあいだ」だ。
中華スープの素が、なぜかよく合う。ツナやしらすをまぜるとよりおいしい。

で、お湯をかけるのにはまった。

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シチューと合わせるので、今回はセロリ、人参、コーンと共に、オリーブオイルと酢、塩、砂糖少々で和えました。
でも、冬キャベツはお湯かけだけではちょっと固かったな。湯通しのほうがよかったかも。

水菜のナムル。
水菜は、茹でるとどんなに短時間であっても、
歯ざわりがゴワゴワになるので、
お湯かけー!
おろしにんにく少々とゴマ油と塩、味付け。
すりごまと韓国海苔と和えた。

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あら、ベストな歯ざわり、ごま油がいい香り。

少し前、温泉旅館に泊まったら、夕食はバイキングだった。
そこに出された「小松菜とハムのサラダ」が、
ふしぎにおいしかった。
小松菜は、生。歯ざわりシャッキリ。
小松菜って、生でも食べられるのね。
うちでやってみたら、
しかし茎の部分がちょいと辛い。

で、これもお湯かけ―!
ただし、茎の部分だけ。
おお! いい歯ごたえで辛味も抜け、旅館で食べた味になった。

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   小松菜とハムって、「出会いに感謝します」というくらいに、
   見事に合う食材やねえ。
   食べる少し前にドレッシングで和えておくと、
   葉っぱの一部にくたっと沁み込んで、
   いいカンジになります。
   お試しを。

野菜が好きでよかった、と思う。
季節を一番味わえるもの。
次は何にお湯をかけようかな?

それにしても、調理法は進化する。
わたしは、栄養士の資格があるのだが(資格だけあってもイミないねえ)
当時学んだ調理法よりも、すごくバラエティに富んでいるのは確かだ。
家庭料理は、手軽にちゃちゃっとできる方法がいいよね!




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知らないで観たから

  1. 2020/01/19(日) 16:09:04_
  2. 金亀のひとりごと
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話題の映画、「パラサイト 半地下の家族」を観た。
そういえば、韓国の映画ってほとんど観たことないな、
おもしろそうだから行ってみよう。
それで大笑いしてこようっと。 
そんなノリだった。
というのは、その前日かなり残念な出来事があり、
どよーんと落ち込んでいたから。
(なぜか同じ日に企画が二つともつぶれたってだけのことです、はい。
よくあることですよね、よくあること・・・うおーん)
 
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 映画は、韓国の格差社会を見事に描いている。
セレブの家の娘の英語の家庭教師に、身分をいつわって入り込んだ貧しい青年。
彼は、自分の妹を美術の家庭教師としてこの家に送り込み、さらに妹は・・・。
 この貧しい一家のしたたかさとスキルの高さに、
前半はくすくす笑ってばかり。
でも。あれれ? まわりの人、笑っていないな。ここ、笑うとこだよねえ。

――そう、私はこの映画を、笑って泣けるコメディと思いこんでいたのだ。
是枝裕和を練り込んだ三谷幸喜映画、という認識だったのだ!

だから、後半のまったく予測外の展開に、
あわわわ、これって、コメディじゃないよ、
コメディじゃない、こんなのアリ? 
うそでしょうそうそ、となった。
終盤にワタシ的には納得の行かない展開があったものの、
ラストはこの上なく劇的で、苦くて苦しく、しばし呆然。
こういう映画、ジャンルはなんというのだろう。
Wikipediaでは、ブラック・コメディとなっているが、
コメディといえるのかなあ。
 
いいや、ジャンル分けって、要らないんだ。 
 〇〇映画、というカテゴライズはじゃまなんだ。
 この映画、笑えるところはたくさんある。
でも、もしわたしがミステリー映画として観ていたら、
いつ酷い展開になるのかと身構えて、
笑えなかったかもしれない。
まわりの観客があまり笑ってなかったのは、
映画情報をちゃんと知っていたせいなのかも。
なにも知らずに観たせいで、むしろどっぷり、
主人公一家の目線で映画の世界に浸れたのかもしれない。

 映画館を出るときは、「チキショー、やられたぜい」という、
気持ちよーく負けた気分になっていた。

「おもしろい」は最強のカンフルだ。 
よーし、これで明日からまたがんばれる。
 


ミイラさん、こんにちは

  1. 2020/01/12(日) 15:52:12_
  2. 金亀のひとりごと
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東京・上野の科学博物館で開催されている、
「ミイラ――『永遠の命』を求めて」を見てきた。

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世界各地の43体のミイラを展示、ミイラの歴史やその民族の文化、
死生観などが紹介されている。

ミイラいえば、なんといってもエジプトが有名だが、
南北アメリカ、中国、オセアニア、ヨーロッパ、そして日本など、
世界各地で残されている。
人工的に作られたもの、そして、遺体が偶然ミイラ化した自然ミイラもある、

復活を目指して、体を保存するために作られたミイラ、
亡くなった方々、つまり先祖を長らく崇拝するためのミイラ。
そして、なんと学術的な関心により、
自らミイラとなった江戸時代・日本の本草学者(博物学者)までいてはる!

この数百年から数千年前に亡くなった方たちを前に、
不思議な感覚にとらわれた。
どんな暮らしをしていたのだろう。
死ぬのは恐かった? でもミイラになれるなら我慢できる、と思っていた?
実際にミイラになれて、うれしい? 
それとも、本心はそっとしておいてほしかった? 
何百年何千年を経て、
こんな大勢のわけのわからん人たちに囲まれ見つめられ、どんな気分?

今回驚いたのは、子どものミイラがたくさんあったこと。
幼くして死んだ我が子をミイラにする親の思いは、どんなものだろう。
生贄として村の人々に殺された子どものミイラもある。
我が子を差し出した親たちは、どんな涙を流したのだろう。

ミイラさん方を前に、数世紀の時を遡り、
死ぬこと生きることに厳粛に思いを馳せた、冬の午後。

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博物館をあとにすると、すでに夕闇。

今回のおみやげは、ガチャでゲットしたエジプトのネコのミイラ。約7センチ。
 
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こちらは、以前に「エジプト展」で買ったミイラの棺。約5センチ。
  DSC_0849.jpg
 
フタがあけられるようになっていて、ちゃんとミイラの姿を拝めるの。
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似てようが似てまいが

  1. 2020/01/04(土) 15:28:15_
  2. 金亀のひとりごと
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ああ、これがお正月というものなんだな~というお正月を、
ここ数年送っている。
二人の息子がそれぞれ家庭を持ち、孫を連れて会いにきてくれるからだ。

四足のスリッパ並べて待つだけで、うれしい気分に。
 
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女の子のえむちゃんは、パパの子ども時代にそっくり。
じいじの子ども時代にもそっくりらしい。

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  お正月なので、キモノに袴姿で(ほんまは、一続きのベビー服)
  まだ二歳前ですが、「キラキラ星」を両手で弾けます(大ウソです)

男の子のえいちくんは、ママのパパに似ているようだ。
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  あやすといつでもにっこり。ほほえみ王子です。

で、どちらも、わたしには似ていないの。

でも、それを残念に思ったことは、まるでない。
二人の息子たちだって、わたしには似なかった。
「息子さん、お母さん似ですね」といわれたことは、
これまで長男に関しては、わずか1,2回、次男は皆無だ。

だから、顔や性格がわたしによく似た子どもや孫って、想像つかない。
そんな子が誕生したら、
むしろ戸惑ってしまうかもしれない。
「ああ、かわいそうに! わたしの顔なんかに似ちゃって」と。
大きくなったらなったで、性格的にぶつかりどころが共通なわけだから、
婆と孫とで本気でけんかしちゃうかもしれない。
そのあげく「あの子は、なんでこんなヘンな性格なの!
・・・あ、わたしのせいか」ということになるんだろうな。
そして、PL法(製造物責任法)だわな、と苦笑いするんだろうな。

孫・子が自分似だとうれしいというのは、
男性に多い気がするのは、思いこみだろうか。
男性は、自分の子だという確証が得にくいから、
似ていると「種の保存の本能」レベルでほっとするのかもしれない、などと思う。
同じ理由で、自分の「血」が続いていくことへのこだわりも、強いのではないかな。
まあ、そんな考察はどうでもいい。
似てようが似てまいが、育っていく幼いものは愛しい。

でもね~。孫ちゃんたちが大きくなって、
フィギュア好きになって情報交換できたり、
妖怪図鑑をクリスマスプレゼントにおねだりされたり、
「恐竜博に連れてって~」などとせがまれたりしたら・・・。
やっぱりうれしいだろうな。へへ。



オタクのじかん。

  1. 2019/12/15(日) 16:58:43_
  2. 金亀のひとりごと
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今年も、なかなかイイモノに出会えました。
イイモノって――ハイ、フィギュアです。えへ。

「ハンコツサロン」、日本の民芸品を「ハンコツ」にしたシリーズ。
ハンコツ――?
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これは、犬のおもちゃですが、
反対側は――ホネ。
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正面からみると、
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なるほど、ハンコツだあ!

こちらは、飛騨地方の民芸品、「さるぼぼ」。

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いろいろ考えるものですなあ。

こちらは、歌川広重の「名所江戸百景」の浮世絵を、立体化したもの。

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海洋堂、さすがです。

ダンゴムシ。色はいろいろあります。

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まるまったのをほどくと 

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こうなって、
腹側はさらにリアル!

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チンアナゴ。下にほうについている歯車を回すと、

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三匹のアナゴさんがゆらゆらします。

そして、ゲット! 
国民的アイドルとなった「チコちゃん」。

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この迫力、再現率高し。

こんなんでぼーっと遊んでないで、さっさと仕事やれ~~!




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プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)『ミクロ家出の夜に』(国土社)『花粉症のない未来のために』『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)『知里幸恵物語』(PHP研究所)『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』(学研プラス)『となりの猫又ジュリ』(国土社)『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員
よみうりカルチャー・大宮教室
「童話を書いて楽しもう」講師

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