fc2ブログ

金亀苑 金治直美ブログ

児童書を追いかける日々

埼玉で鱧料理なのだ

  1. 2022/08/07(日) 16:36:38_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
コロナ第七波で、遠出するのは気が引ける。
このさい、日頃食べたいと思っていても
手が出せなかった料理を、
贅沢して食べちゃうことにした。
それは、鱧(はも)。
関東人のわたしは、3,4回、
京都や大阪で湯引きをちょこっと
食べたことがあるだけだ。

京都や大阪では、鱧は夏を代表する味。
京都では暑い季節に長いものを食べると精力が付くとして、
スーパーでも鱧の湯引きが売られているらしい。
大阪市の天神祭でも鱧料理は欠かせないそうだ。
関東では、まず見ないなあ。
消費量も関東は関西の十分の一程度だって。

というわけで、近所の和食の名店に鱧のコースを予約した。
(わたしが住んでいるのはけっこうな田舎だけれど、
名店があるのだ!)

この日の鱧は、淡路島産。
今、一番おいしいとのこと。

まず、八寸(鱧の肝の山椒煮、鱧の子の卵閉じ、
とうもろこしの摺り流し)と鱧の棒寿司。

   八寸と棒寿司

鱧の大葉はさみ揚げ

鱧の湯引きのお吸い物
(松茸入り! さすがに国産は間に合わず、
ブータン産やて! でも香りはすごくよかった)

お造り(鱧の湯引き、まぐろ、金目鯛)、

 お造り

そして鱧しゃぶ!

鱧しゃぶ 具材
 鱧しゃぶ 

鱧の骨と昆布の出汁にくぐらせると、くるんと丸まりながら花が開くよう。

最後は、土鍋で炊いた鱧と松茸の炊き込みご飯、

 炊き込みごはん
 
赤出し、デザートに西瓜ゼリー。

う~~ん、堪能しました。
身のプリプリ感と、ほのかな上品な甘み。
たま~に歯で感じる小骨が、
「生命をいただいている」感を呼び起こしてくれる。
そう、小骨。鱧料理といえば、
この小骨の骨切りなしには成り立たない。
ジャッ、ジャッと数ミリ間隔で白い身ごと
骨を断ち切っていく腕は、
熟練の板前さんならでは。(テレビで見ただけ!)
ヘタな人だと、身がぐちゃぐちゃになってしまんだろうな。
シロートの手の出せない領域だろう。

昔の人は、こんなことしてまでよく鱧を食べようとするなあ。
いつから食べているんやろ、と調べたら、
なんと縄文時代からだそうだ。
縄文人、グルメやね。
骨切りができるような包丁はもちろん無いから、
石器で骨ごと身を叩いて、
魚団子にして、煮込みにしていたのかな。
縄文式鱧料理、食べてみたいなあ。

さて、この日の鱧づくし、おしかったのは確かだか、
実はちょっと・・・最後の方は・・・厭きた。小さな声で
それって鱧のせいではなく、
蟹づくしでも松茸づくしでも、
わたしは最後のほうでは厭きちゃうような気がする。
なんてワガママなおばさんなんだ!




スポンサーサイト




階段の怪談が生まれそう

  1. 2022/08/01(月) 15:58:08_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
先日、珍しい駅を探訪しました。
JR東日本・上越線の土合(どあい)駅。
群馬県のみなかみ町にあります。
ここは鉄道ファンにはちょいと有名な駅でして。

上りホームは、普通にのどか。
上り線ホーム

 けれども下り線のホームは、駅舎の70メートルも下、
地中深くにあるのです。
というのは、新清水トンネル内にできたホームだから。
ホームへ降りるには、エレベーターやら
エスカレーターなんてものはございません。

下り線ホームへの入口
    地下ホームへの入口

自分の足が頼りの階段のみ。462段あり、
休みなしに降りでも10分ほどかかります!
バリアフリーという言葉は、この駅には存在しません。
「日本一のモグラ駅」といわれ、
「関東の駅百選」認定駅の1つだそうです。
この駅を訪れる人のほとんどが、
この地下ホームを見に来た観光客で、
しかも電車ではなく車で来ているようです。
無人駅で、勝手に改札抜けて勝手にホームへ降りていいみたい。

階段内は薄暗く、地下水が沁み出ていたりして、階段の怪談が生まれそうです。

怪談、いや階段

着いたー! ホームがちゃんとある! あたりまえですが。

   下り線ホーム。涼しい

なんや異世界に連れていかれちゃうの?
みたいな感覚でした。
超涼しい!

で、戻るには当然、ひたすら階段登り。

怪談登り

登る人をはげますためか、ところどころに段数の表示があります。

 階段の数

 ちょとt見えにくいですが、ここで390段目。

息が上がって、足が重い~。
いくつかベンチが置かれていて、ありがたや。

  途中にあるベンチ

なんとか地上に戻ってきて、駅舎内のカフェで休憩。
駅茶「mogura」。(喫茶moguraではなく、駅茶)

駅茶入口

この駅、かつては有人で駅務室があり、
そこを改装したカフェです。
(カフェは、もちろん有人です)
切符売り場がそのまま店のカウンターになっています。

駅茶内

                      駅茶内2

鉄道ファンはもちろん、そうじゃない人もゆったり楽しめますよ。
ゆっくりと丁寧に淹れてくれたアイスコーヒーは、
香りが高くてめっちゃおいしかった。

     黒板アート

     店内の黒板アート。近所の人が描きに来てくださるそう。見事!

この駅、一日平均乗車人数は20人前後だそうで。
その人たち、あの462段を登って、帰宅するんだろうか・・・。

興味ある方は、ぜひどうぞ!





もう忖度しなくていいのだから

  1. 2022/07/24(日) 16:48:28_
  2. 金亀のひとりごと
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
一週間、ブログをさぼってしまった。
仕事でバタバタしていたのも確かだが、
世の中のほうもバタバタしていて、
あれよあれよという感じで、ついていけなかったな。

安倍氏の襲撃事件と、そこから暴かれてきた
カルト教団とのつながり。
ほかの政治家も関わりがあったことが、
ぽろぽろと明るみに出てきた。
 
コロナ第七波。こっちもあれよあれよと、
感染者数を更新している。
こうなると、ウクライナ問題の報道がぐっと減る。
彼の地の人たちは、無事だろうか。

安倍氏については、ほんとうに残念な死だった。
こんな形で生を終えるなんて、想定外もいいところ。 
もっと生きていてほしかった。
だって、あまりにもたくさんの嘘を抱えていた人だもの。
生きて司法の裁きを受けてほしかった。
最期にカルト教団との関係が明るみにでたのは、
運命の皮肉だろうか。
 
それなのに、国葬? 国家予算を使うんかい! 
もし、安倍氏が病死だったら、どうだろう。
国葬という提案がなされただろうか。
非業の死だからって、国葬にする? 
日本の政治史の汚点になるんじゃないか?

そんなことよりも、安倍氏の功罪について、
しっかり検証してもらいたい。
もう「忖度」しなくていいのだから。

2か月になったえすちゃん。

えすちゃん

この子たちの未来に、
安倍氏がやりたくてたまらなかった「戦争」が、
絶対に影を落としませんように。

えすちゃんおてて

 ぷっくりおてて。この手が、戦争の悲劇で涙をぬぐったり、
 まして武器を持ったり、なんてことが起こりませんように。



ゆっくり読みたい本

  1. 2022/07/11(月) 15:24:55_
  2. あんな本、こんな本、どんな本?
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
ページをめくるのがもどかしいほど、
先へ先へと読み進めたい本がある。
反対に、読み終えるのがもったいないくらい、
ゆっくり浸っていたい本もある。

森埜こみちさんの新作『すこしずつの親友』
(絵・生駒さちこ 講談社)は、後者。

すこしずつの親友

「親友って、どうやったらつくれるの?」
わたしの問いに、伯母さんはこれまでの旅で出会った、
心に残るできごとを話してくれる。
ネパールの少年、オーストリアのウルルのガイド、
インドのバスで乗り合わせた女性たち。
それぞれ心通じ合う一瞬。
伯母さんはそれを、学校で孤独を感じている「わたし」に
そっと差しだす――。

そう、もしかしたらきっちりと記憶にとどめていないだけで、
そんな瞬間は、だれにでもあるのかもしれない。

心が乾いてると感じた時にぴったり。
上質の読書時間をどうぞ。

コミック『となりの妖怪さん』1~4(noho 著 イーストプレス)も、
内容はまるっきり違うが、
ゆっくり浸りたい物語だ。

となりの妖怪さん

その村は、ヒトと妖怪、神さまがフツーにいっしょに生きていて、
でもそれぞれ悩みがあり、種を越えて助け合ったり好きになったり。
やっぱりわかりえないと悲しくなることも。
学校はもちろん「共学」。
カッパの虹(れいん)ちゃんと、
人間のりょうくんの淡い恋や、
猫又となったぶちおの「猫又生」への真剣な思索が尊いなあ。

こんな村に住みたい。
一話一話、ゆっくりじっくり読むと、
あちこちの凝りがじわっとほぐれてくる気がする。

ゆっくり読書、夏の午後にお勧めです。



産まれたよ!

  1. 2022/07/03(日) 16:02:29_
  2. リアル亀
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
産まれました~。は~、よかったあ。

愛亀のキメラが、先日8個の卵を産みました。

卵

キメラ
心なしかドヤ顔のキメラ。

亀は甲羅があるから、卵が胎内で生育してくると、
おなかにいっぱいに詰まってしまって、
食欲がまったくなくなります。
その状態が1か月2か月続くと、
飢えちゃうんやないかと心配で心配で。

昨年は、絶食状態が二か月以上続いたので、
都内の獣医まで行って、「陣痛促進剤」を注射してもらいました。
その日のうちに15個もの卵が生まれ出た、
その顛末にご興味のある方は、こちらをどうぞ

今年もお医者さんに行くことになるのかと心配していたけれど、
自力で産んでくれてよかったよかった。

生まれると、おなかはぺこぺこらしく、エサに突進。
(水槽ごしの下手くそ画像でスミマセン)

キメラ食欲

しかし、去年産んだのは全部で15個。
今年は8個。
あと7個ほど、また産むかもしれないぞ。

キメラは、もう高齢亀なんだけど、元気だなあ。
ちゃんと自力で産んでちょうだいね。

卵は無精卵なので、孵りません。
キメラはオトコ嫌いなのです。
卵は、かわいそうだけど、庭に埋めました。
そこからなにか生えてきたら・・・ホラーやな。




NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY>>


プロフィール

金G亀美

Author:金G亀美
イラスト:大塩七華
かなじ・なおみ 児童書作家 埼玉県在住。
主な著書に『さらば、猫の手』(岩崎書店)
『マタギに育てられたクマ』(佼成出版社)
『ミクロ家出の夜に』(国土社)
『花粉症のない未来のために』
『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)
『知里幸恵物語』(PHP研究所)
『私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー一ノ瀬メイ』
(学研プラス)
『となりの猫又ジュリ』(国土社)
『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)
『読む喜びをすべての人に 
日本点字図書館を創った本間一夫』
(佼成出版社)など。
日本児童文芸家協会会員 
童話サークル「かざぐるま」会員

« 2022 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR