さよなら夏野菜
暑すぎた。長すぎた。
この夏の気温・湿度は「災害級」ということばがぴったり。
昨日からようやく、クーラーなしですごせるようになった。
七月からの暑さと屋内のクーラーの冷気との温度差で、
腰は痛む、胃腸は弱る。
そんな日々でも、食材はたまっていく。
二つの生協と有機野菜の宅配(ポラン広場)をやっているので、
食材が届いてしまうのだ。
お肉類や干物は冷凍で届くからいいのだが、
野菜はどんどん食べなければならない。
体調悪くても料理を作り続ける羽目になる。
注文しなければいいんだけどね(自業自得)。
でも、野菜をたくさん食べたおかげで、
なんとか夏を乗り切った気もするな。
野菜は、できるだけ旬のものを買う。
トマトや胡瓜や茄子って、
やっぱり寒い時期にはおいしくない。
味や栄養価がイマイチなのは当然だけど、
仮においしいとしても、
体が受け入れ体制になっていない。
やっぱり暑い時期に体が夏野菜を求め、
野菜はそれに応えてくれるという、
天の配剤に感謝。
天気予報で気温が下がる時期を考えて、
先週は「夏野菜サヨナラ料理」週間だった。
友人に教えたもらった、ピーマンの丸焼き。

丸ごと蒸し焼きにして、おかかしょうゆをかけて。
クタッとなるまで焼くと、ピーマンの苦みが消えて甘い!
種も食べられる。
なすのミートソースグラタン。

(わたしは牛乳タンパクのアレルギーなので、
チーズは残念ながら載せられないの。
だから、味も見た目もさびしい・・・)
そして大好きなラタトゥイユ。

トマト、茄子、ズッキーニ、玉葱、いんげん、パプリカなど
鍋一杯の夏野菜を煮込み、冷やして食べるのは夏の醍醐味だ。
ああ、野菜が好きでよかった。

これらの料理は、来夏までお預けだ。
暑いのは大きらいだか、
「そろそろ焼き茄子が食べられる」
「ラタトゥイユの季節になるぞ」と思えば、
胃袋から先に夏を迎え入れることができるのだ。
さて、秋にもおいしいものがたくさん。
今年の秋刀魚はどうでしょうね~。
この夏の気温・湿度は「災害級」ということばがぴったり。
昨日からようやく、クーラーなしですごせるようになった。
七月からの暑さと屋内のクーラーの冷気との温度差で、
腰は痛む、胃腸は弱る。
そんな日々でも、食材はたまっていく。
二つの生協と有機野菜の宅配(ポラン広場)をやっているので、
食材が届いてしまうのだ。
お肉類や干物は冷凍で届くからいいのだが、
野菜はどんどん食べなければならない。
体調悪くても料理を作り続ける羽目になる。
注文しなければいいんだけどね(自業自得)。
でも、野菜をたくさん食べたおかげで、
なんとか夏を乗り切った気もするな。
野菜は、できるだけ旬のものを買う。
トマトや胡瓜や茄子って、
やっぱり寒い時期にはおいしくない。
味や栄養価がイマイチなのは当然だけど、
仮においしいとしても、
体が受け入れ体制になっていない。
やっぱり暑い時期に体が夏野菜を求め、
野菜はそれに応えてくれるという、
天の配剤に感謝。
天気予報で気温が下がる時期を考えて、
先週は「夏野菜サヨナラ料理」週間だった。
友人に教えたもらった、ピーマンの丸焼き。

丸ごと蒸し焼きにして、おかかしょうゆをかけて。
クタッとなるまで焼くと、ピーマンの苦みが消えて甘い!
種も食べられる。
なすのミートソースグラタン。

(わたしは牛乳タンパクのアレルギーなので、
チーズは残念ながら載せられないの。
だから、味も見た目もさびしい・・・)
そして大好きなラタトゥイユ。

トマト、茄子、ズッキーニ、玉葱、いんげん、パプリカなど
鍋一杯の夏野菜を煮込み、冷やして食べるのは夏の醍醐味だ。
ああ、野菜が好きでよかった。

これらの料理は、来夏までお預けだ。
暑いのは大きらいだか、
「そろそろ焼き茄子が食べられる」
「ラタトゥイユの季節になるぞ」と思えば、
胃袋から先に夏を迎え入れることができるのだ。
さて、秋にもおいしいものがたくさん。
今年の秋刀魚はどうでしょうね~。
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糟糠のポメちゃん
ふだん、文字を書くことって、ほとんどない。
もともと字がヘタすぎて、
自分の書いたものもが判読できない。
だから、パソコンは必須だ。
それから、ポメラ。
「ポケット・メモ・ライター」のことだ。
昔のワープロ専用機をコンパクトにして、
持ち運びできるようにしたもの、という感じ。
フタをパカッと開くだけで起動する、しかも1秒で。
「メモ書き用」だもんね。
プリンタに接続もできない。
これでだだだーっと作成した文書を、
パソコンに移してまとめたり、推敲したり、
印刷したりするわけだ。
そして最大の【長所】は、通信機能がないこと!
仕事をしながらついついSNS見ちゃう、
というのなくなる。助かる~。
電源は単3の乾電池2本という昭和感で、
それもいい。

小さくて黒いコです。
パソコンのキーボードと比べると、こんなにカワイイ。
さて、使い始めて9年目。
このところ、電池の減りが異様に早い気がする。
そろそろ寿命かなあ。
ある日突然、動かなくなり、
その日書いた原稿が取り出せない!
という事態になる前に、
新しいものを用意したほうがよさそうだ。
メーカーの「キングジム」のホームページを見たら、
新機種として「ポメラDM200」と
「ポメラDM250」が出ていた。
むむ、機能が増えている。
げげ、その分重たくなっている。
わたしの「ポメラDM100」は400グラムほど。
それが、620グラムになっている。
しかも、充電式だ。
起動時間は、6秒くらいかかるらしい。
軽いのがいいのに。
1秒起動がいいのに。
乾電池式がいいのに。
どこでも買える乾電池なら、
交換してすぐぱっと使えるもんね。
でも、しかたないか。
むざむざ旧式を買うことはないよなあ。
で、えいやっと買いました。
・・・「ポメラDM100」、
そう、旧式です。
「乾電池式」と「軽さ」「1秒起動」を重視しちゃった。
アホかも?
でもいいんだ。
古き良き「ポメラDM100」、
わたしはこのコを愛してる。
で、問題が。
旧ポメラ、まだ動いています。
新ポメラ、まだ動かしていません。
旧ポメちゃんが動いているうちに、
新ポメちゃんに移行するのは、
糟糠の妻を捨てて二度目の妻に走るようで、
後生が悪くてふんぎりがつかない。
かといって、先に書いたように、
突然動かなくなって、
その日に書いた原稿が
取り出せなくなるのがコワイ。
パソ子やスマホだと、あきらかに動きがとろくなり、
あっちこっちいうこと聞かなくなったので、
完全にダメになる前に、
早々に機種変更の決心ついたんやけど。
ポメちゃんは、機能が素朴すぎて、
あまり老化がわかんないのよ。
電池の減りが早い、というだけしか。
ポメちゃん、いつまで生きられるのだろう?
ポメラがどういう経過をたどって、
「天寿をまっとう」するのか、だれか知りませんか?
左が糟糠のポメちゃん。

二台並べると、糟糠ポメちゃんのディスプレイの
色がヘンなふうにうつってしまいました。
たしかに実物は、新しいコよりもちょっと暗い感めではありますが。
どちらも最大の明るさに設定してあるのですがね。
やっぱトシなんかなあ。
写真に撮ると、トシの差がくっきりしちゃったってこと?
もともと字がヘタすぎて、
自分の書いたものもが判読できない。
だから、パソコンは必須だ。
それから、ポメラ。
「ポケット・メモ・ライター」のことだ。
昔のワープロ専用機をコンパクトにして、
持ち運びできるようにしたもの、という感じ。
フタをパカッと開くだけで起動する、しかも1秒で。
「メモ書き用」だもんね。
プリンタに接続もできない。
これでだだだーっと作成した文書を、
パソコンに移してまとめたり、推敲したり、
印刷したりするわけだ。
そして最大の【長所】は、通信機能がないこと!
仕事をしながらついついSNS見ちゃう、
というのなくなる。助かる~。
電源は単3の乾電池2本という昭和感で、
それもいい。

小さくて黒いコです。
パソコンのキーボードと比べると、こんなにカワイイ。
さて、使い始めて9年目。
このところ、電池の減りが異様に早い気がする。
そろそろ寿命かなあ。
ある日突然、動かなくなり、
その日書いた原稿が取り出せない!
という事態になる前に、
新しいものを用意したほうがよさそうだ。
メーカーの「キングジム」のホームページを見たら、
新機種として「ポメラDM200」と
「ポメラDM250」が出ていた。
むむ、機能が増えている。
げげ、その分重たくなっている。
わたしの「ポメラDM100」は400グラムほど。
それが、620グラムになっている。
しかも、充電式だ。
起動時間は、6秒くらいかかるらしい。
軽いのがいいのに。
1秒起動がいいのに。
乾電池式がいいのに。
どこでも買える乾電池なら、
交換してすぐぱっと使えるもんね。
でも、しかたないか。
むざむざ旧式を買うことはないよなあ。
で、えいやっと買いました。
・・・「ポメラDM100」、
そう、旧式です。
「乾電池式」と「軽さ」「1秒起動」を重視しちゃった。
アホかも?
でもいいんだ。
古き良き「ポメラDM100」、
わたしはこのコを愛してる。
で、問題が。
旧ポメラ、まだ動いています。
新ポメラ、まだ動かしていません。
旧ポメちゃんが動いているうちに、
新ポメちゃんに移行するのは、
糟糠の妻を捨てて二度目の妻に走るようで、
後生が悪くてふんぎりがつかない。
かといって、先に書いたように、
突然動かなくなって、
その日に書いた原稿が
取り出せなくなるのがコワイ。
パソ子やスマホだと、あきらかに動きがとろくなり、
あっちこっちいうこと聞かなくなったので、
完全にダメになる前に、
早々に機種変更の決心ついたんやけど。
ポメちゃんは、機能が素朴すぎて、
あまり老化がわかんないのよ。
電池の減りが早い、というだけしか。
ポメちゃん、いつまで生きられるのだろう?
ポメラがどういう経過をたどって、
「天寿をまっとう」するのか、だれか知りませんか?
左が糟糠のポメちゃん。

二台並べると、糟糠ポメちゃんのディスプレイの
色がヘンなふうにうつってしまいました。
たしかに実物は、新しいコよりもちょっと暗い感めではありますが。
どちらも最大の明るさに設定してあるのですがね。
やっぱトシなんかなあ。
写真に撮ると、トシの差がくっきりしちゃったってこと?
トロッコ列車に乗ってぼんやり
前回書いた、松本で友人(たまさん)と
コンサートと美術館をたっぷり楽しんだ一日の、
その続きです。
その晩は駅近のホテルに泊まり、
翌日は、富山県までびゅーんと足を延ばしました。
目的は、「黒部峡谷トロッコ列車」です。
一度乗ってみたかったんだあ。
松本から、篠ノ井線で長野へ。
長野から北陸新幹線で50分で、もう黒部宇奈月温泉駅。
便利になりました。
隣接の新黒部駅から富山地方鉄道に乗り換えて、
宇奈月温泉駅へ。

新黒部駅。日本の美しい風景やなあ。
富山地方鉄道
宇奈月温泉が、トロッコ列車の発着地です。
トロッコ列車は、もちろん本来は貨車。
黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用鉄道でした。
それを整備して観光用に転用したのですね。
片道1時間20分です。
客車は、ベンチシートの普通車両と、

背もたれのある座席のリラックスス客車があり、

寄る年波のわたしは迷わずそちらに乗りました(530円増し)。
トロッコは、がったんがったん走ります。
ゆっくり揺れながら渓谷を走ります。


全開の窓から渓谷の涼風が吹き抜ける・・はずですが、
この夏の暑さは黒部といえども見逃してくれず、
風が生ぬるいじゃん!
とはいうものの、のんびりのんびり列車に揺られているのは、
わたしにとってリラックス効果100%です。
おや? ヨーロッパの古城? ワープしたか?
と思ったら。

宇奈月ダム湖の湖岸に建つ「新柳原発電所」だそう。

終点の欅平まで行き、たまさんと二人、
足湯につかって、のんびり、ぼんやり。
河原に下りて、またのんびり、ぼんやり。
帰りのトロッコでも、うとうと、ぼんやり。
ぼうっとするって、なんて気持ちいいのでしょうね。
「何もしない」をする、という心地よさ。
鉄道旅はいいねえ。
ぼうっとしてても、目的地につく幸せ。
その晩は宇奈月温泉の旅館に泊まり、
翌日はさらに金沢まで足をのばすという、弾丸旅行でした。
この旅も、いっぱい列車に乗れてよかったなあ(そこかい!)
それにしても、たまさんとのおしゃべりの半分は、
食べ物ネタだったような・・・。
あれがおいしい、この料理はこうやって手抜きできる、
なんてしゃべっているのも、リラックス効果、大です。
地鉄宇奈月温泉駅を出たところにあった、
「酒ガチャ」。

おちょこをガチャで買い、専用コインを買い、
そのコインを酒のサーバーに入れると、
おちょこ一杯分が出てくるようです。
何種類も飲み比べできるわけですね。
わたしは下戸なので残念。
コンサートと美術館をたっぷり楽しんだ一日の、
その続きです。
その晩は駅近のホテルに泊まり、
翌日は、富山県までびゅーんと足を延ばしました。
目的は、「黒部峡谷トロッコ列車」です。
一度乗ってみたかったんだあ。
松本から、篠ノ井線で長野へ。
長野から北陸新幹線で50分で、もう黒部宇奈月温泉駅。
便利になりました。
隣接の新黒部駅から富山地方鉄道に乗り換えて、
宇奈月温泉駅へ。

新黒部駅。日本の美しい風景やなあ。

宇奈月温泉が、トロッコ列車の発着地です。
トロッコ列車は、もちろん本来は貨車。
黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用鉄道でした。
それを整備して観光用に転用したのですね。
片道1時間20分です。
客車は、ベンチシートの普通車両と、

背もたれのある座席のリラックスス客車があり、

寄る年波のわたしは迷わずそちらに乗りました(530円増し)。
トロッコは、がったんがったん走ります。
ゆっくり揺れながら渓谷を走ります。


全開の窓から渓谷の涼風が吹き抜ける・・はずですが、
この夏の暑さは黒部といえども見逃してくれず、
風が生ぬるいじゃん!
とはいうものの、のんびりのんびり列車に揺られているのは、
わたしにとってリラックス効果100%です。
おや? ヨーロッパの古城? ワープしたか?
と思ったら。

宇奈月ダム湖の湖岸に建つ「新柳原発電所」だそう。

終点の欅平まで行き、たまさんと二人、
足湯につかって、のんびり、ぼんやり。
河原に下りて、またのんびり、ぼんやり。
帰りのトロッコでも、うとうと、ぼんやり。
ぼうっとするって、なんて気持ちいいのでしょうね。
「何もしない」をする、という心地よさ。
鉄道旅はいいねえ。
ぼうっとしてても、目的地につく幸せ。
その晩は宇奈月温泉の旅館に泊まり、
翌日はさらに金沢まで足をのばすという、弾丸旅行でした。
この旅も、いっぱい列車に乗れてよかったなあ(そこかい!)
それにしても、たまさんとのおしゃべりの半分は、
食べ物ネタだったような・・・。
あれがおいしい、この料理はこうやって手抜きできる、
なんてしゃべっているのも、リラックス効果、大です。
地鉄宇奈月温泉駅を出たところにあった、
「酒ガチャ」。

おちょこをガチャで買い、専用コインを買い、
そのコインを酒のサーバーに入れると、
おちょこ一杯分が出てくるようです。
何種類も飲み比べできるわけですね。
わたしは下戸なので残念。
松本でカルチャー
ついに行ってきました!
セイジ・オザワ・松本フェスティバル(OMF)、
(サイトウ・キネン・フェスティバル松本)です。
昔っからあこがれていて、
ようやくコンサートに行けました。
チケットはwebで、発売日の発売開始時刻にポチして、
なんとかゲット。
OMFは、一か月ほどの間に
17もの演奏会やオープニングイベントがあります。
わたしが鑑賞したのは、
「ふれあいコンサート II~SKOブラス・アンサンブル」。
音色が、なんともいえず美しい!
金管楽器なのに柔らかくて、
心地よいシャワーのようです。
会場の松本市音楽文化ホールの
音響もとってもよくて、夢心地でした。

パイプオルガンもある、きれいなホールです。
第一部は、バッハやサン=サーンス、
プレトリウスなどのクラシック、
第二部はガーシュウィンやピアソラ、
バーンスタインなどの
新しめの音楽という構成も新鮮でした。
そして、お客さまとの一体感が素敵。
毎年楽しみにいらしている方もいるのでしょうね、
「またこのステージで会えてうれしい!」
「ね、いいでしょ? この音楽祭」という
心意気を感じました。
街はOMFの青いシンボルカラーで飾られていました。
駅にて。


コンサートは19時からだったので、
昼間は松本市美術館へ。
「映画監督 山崎貴の世界」を観てきました。

「ALWAYS 三丁目の夕日」
「DESTINY 鎌倉ものがたり 」
「STAND BY ME ドラえもん」
11月に上映の「ゴジラ-1.0」
などで知られている監督さんで、
松本市出身だそうです。
絵コンテやデザイン画、実物大のセットや小道具などなど、
映画製作のために作られたものが、
どーんと展示されていました。

会場入り口ではゴジラがお出迎え。
見ていない映画も多いのでどうかなと思いましたが、
おもしろかった!
びっくりしたのは、
映像制作のためにミニチュアの建物などを作成したり、
絵コンテを描いたりしているってこと。
わたしが無知なのでしょうけれども、
実写の映画でも絵コンテを作るとか、
実物大のセットを作る前にミニチュアを作るとか、
知りませんでした。
フィギュア大好きのわたしは大興奮。
そっかー、これが、CGと合わせてあの映像になっていたのか!
例えば、「鎌倉ものがたり」の
黄泉の国(「あの世」にもちゃんと家があるのです)。
「家」のミニチュアと、CGと合わせたのが、パネルの画像です。


一人で文字だけを書く、地味~な仕事をしているので、
こういうチームプレイって神業・・・。
「鈴木オート」のミニチュアと
「三丁目の夕日」の絵コンテ。


ファンは必見、特にファンでなくても、がっつり楽しめます。
松本市は草間彌生さんの出身地でもあるので、
美術館の庭や外壁も草間氏一色で楽しい。

セイジ・オザワ・松本フェスティバル(OMF)、
(サイトウ・キネン・フェスティバル松本)です。
昔っからあこがれていて、
ようやくコンサートに行けました。
チケットはwebで、発売日の発売開始時刻にポチして、
なんとかゲット。
OMFは、一か月ほどの間に
17もの演奏会やオープニングイベントがあります。
わたしが鑑賞したのは、
「ふれあいコンサート II~SKOブラス・アンサンブル」。
音色が、なんともいえず美しい!
金管楽器なのに柔らかくて、
心地よいシャワーのようです。
会場の松本市音楽文化ホールの
音響もとってもよくて、夢心地でした。

パイプオルガンもある、きれいなホールです。
第一部は、バッハやサン=サーンス、
プレトリウスなどのクラシック、
第二部はガーシュウィンやピアソラ、
バーンスタインなどの
新しめの音楽という構成も新鮮でした。
そして、お客さまとの一体感が素敵。
毎年楽しみにいらしている方もいるのでしょうね、
「またこのステージで会えてうれしい!」
「ね、いいでしょ? この音楽祭」という
心意気を感じました。
街はOMFの青いシンボルカラーで飾られていました。
駅にて。


コンサートは19時からだったので、
昼間は松本市美術館へ。
「映画監督 山崎貴の世界」を観てきました。

「ALWAYS 三丁目の夕日」
「DESTINY 鎌倉ものがたり 」
「STAND BY ME ドラえもん」
11月に上映の「ゴジラ-1.0」
などで知られている監督さんで、
松本市出身だそうです。
絵コンテやデザイン画、実物大のセットや小道具などなど、
映画製作のために作られたものが、
どーんと展示されていました。

会場入り口ではゴジラがお出迎え。
見ていない映画も多いのでどうかなと思いましたが、
おもしろかった!
びっくりしたのは、
映像制作のためにミニチュアの建物などを作成したり、
絵コンテを描いたりしているってこと。
わたしが無知なのでしょうけれども、
実写の映画でも絵コンテを作るとか、
実物大のセットを作る前にミニチュアを作るとか、
知りませんでした。
フィギュア大好きのわたしは大興奮。
そっかー、これが、CGと合わせてあの映像になっていたのか!
例えば、「鎌倉ものがたり」の
黄泉の国(「あの世」にもちゃんと家があるのです)。
「家」のミニチュアと、CGと合わせたのが、パネルの画像です。


一人で文字だけを書く、地味~な仕事をしているので、
こういうチームプレイって神業・・・。
「鈴木オート」のミニチュアと
「三丁目の夕日」の絵コンテ。


ファンは必見、特にファンでなくても、がっつり楽しめます。
松本市は草間彌生さんの出身地でもあるので、
美術館の庭や外壁も草間氏一色で楽しい。

キーウへ、ノンナと共に
久しぶりのクラシックバレエ鑑賞でした。
「キーウクラシックバレエ
チャイコフスキー 夢の三大バレエ」。
キモチ的にウクライナ支援を兼ねています。
チャイコフスキーの三大バレエとは、
「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」のこと。
それぞれの名場面を見せてくれました。

このバレエ団の母体は、
「キーウ市立アカデミー・オペラ・バレエ青少年劇場」。
「青少年」というだけあって、
若いダンサーが多いようです。
出演者のお名前を見ると、
長澤美絵さんと北口雅人さんという、
二人の日本人ソリストも出演していました。
客演ではなく団員のようです。
せっかくこのバレエ団でソリストになったのに、
ロシアの侵攻を受けてしまった。
キーウにとどまっていたか帰国していたのかは
わかりませんが、母国に舞台に立ててよかったね。
キーウのダンサーのみなさんは、
ミサイル攻撃におびえながら
レッスンを積んでいたことでしょう。
もしや、被害にあったお仲間もいたかもしれません。
ようやく出国して日本にやってきた、
若いダンサーのみなさんの胸中を思うと、
ますますプーチン憎し!
ウクライナのみなさんのご無事を祈ります。
さて、「キーウ」は「キエフ」。
この地名+バレエで、
なにか引っかかってきます。
手繰り寄せると、思いだした、「アラベスク」!
バレエマンガの金字塔です。
山岸涼子・作 メディアファクトリー 刊

そう、主人公のノンナ・ペトロワは、
キエフ出身だったんです!
キエフのバレエ学校にいたノンナは、
その後、レニングラード(現・サンクトペテルブルク)の
バレエ学校に移り、
世界的なダンサーへと成長していきます。
「アラベスク」連載開始は1971年のこと。
舞台は1970年代のソ連で、
第二部では西側に亡命か?という場面もあり、
当時の世界情勢が垣間見えます。
コミックは全巻、大切に持っています。
一度処分しましたが、
数年後にやっぱり読み返したくなり、
全巻オトナ買いしちゃったの。
それも、30年ほど昔のこと。
もう紙も色あせてしまいました。
が、今読み返してもおもしろい!
そうか、ノンナはキーウ出身だったのかあ。
かの地がほんのちょっと、身近なものになりました。
ロシアが撤退して平和が戻ることを、
ノンナ・ペトロワと共に祈っています。
山岸涼子氏のバレエマンガには、
「テレプシコーラ」もあり、
こちらは日本が舞台の名作。

日本のバレエ事情が進歩したおかげで
日本でのバレエを描けた、と
山岸氏は語っています。
「キーウクラシックバレエ
チャイコフスキー 夢の三大バレエ」。
キモチ的にウクライナ支援を兼ねています。
チャイコフスキーの三大バレエとは、
「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」のこと。
それぞれの名場面を見せてくれました。

このバレエ団の母体は、
「キーウ市立アカデミー・オペラ・バレエ青少年劇場」。
「青少年」というだけあって、
若いダンサーが多いようです。
出演者のお名前を見ると、
長澤美絵さんと北口雅人さんという、
二人の日本人ソリストも出演していました。
客演ではなく団員のようです。
せっかくこのバレエ団でソリストになったのに、
ロシアの侵攻を受けてしまった。
キーウにとどまっていたか帰国していたのかは
わかりませんが、母国に舞台に立ててよかったね。
キーウのダンサーのみなさんは、
ミサイル攻撃におびえながら
レッスンを積んでいたことでしょう。
もしや、被害にあったお仲間もいたかもしれません。
ようやく出国して日本にやってきた、
若いダンサーのみなさんの胸中を思うと、
ますますプーチン憎し!
ウクライナのみなさんのご無事を祈ります。
さて、「キーウ」は「キエフ」。
この地名+バレエで、
なにか引っかかってきます。
手繰り寄せると、思いだした、「アラベスク」!
バレエマンガの金字塔です。
山岸涼子・作 メディアファクトリー 刊

そう、主人公のノンナ・ペトロワは、
キエフ出身だったんです!
キエフのバレエ学校にいたノンナは、
その後、レニングラード(現・サンクトペテルブルク)の
バレエ学校に移り、
世界的なダンサーへと成長していきます。
「アラベスク」連載開始は1971年のこと。
舞台は1970年代のソ連で、
第二部では西側に亡命か?という場面もあり、
当時の世界情勢が垣間見えます。
コミックは全巻、大切に持っています。
一度処分しましたが、
数年後にやっぱり読み返したくなり、
全巻オトナ買いしちゃったの。
それも、30年ほど昔のこと。
もう紙も色あせてしまいました。
が、今読み返してもおもしろい!
そうか、ノンナはキーウ出身だったのかあ。
かの地がほんのちょっと、身近なものになりました。
ロシアが撤退して平和が戻ることを、
ノンナ・ペトロワと共に祈っています。
山岸涼子氏のバレエマンガには、
「テレプシコーラ」もあり、
こちらは日本が舞台の名作。

日本のバレエ事情が進歩したおかげで
日本でのバレエを描けた、と
山岸氏は語っています。